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さて、前回Java8のStreamの使い方をざっと見てみたのですけど、はてなブックマークのコメントで「Javaが使われている領域でこんな言語拡張は必要か」「可読性が損なわれていて単なる自己満足ではないか」のようなコメントがついていました。 実際どうなのか考えてみます。 Java8のStreamの目的 では、いまJavaが使われている領域を考えてみましょう。 Javaがいまよく使われているのは、クライアントサイドではなくサーバーサイドです。とくに、直接アクセスをうけつけるサーバーではなく、分散データ処理のためのHadoopやHBase、全文検索エンジンのLuceneなど、バックエンド処理を行う製品のシェアが大きいように見えます。 TwitterやGoogleでも、Javaで書かれたバックエンドが動いているようです。Facebookも分析系ではJavaを使っているようです。 大手サービスでバッ
さて、Java8で関数型っぽいことをやって遊んでみたわけですが、実際はそんな書き方しませんよね。 Java8で実際に使うのは、Streamです。 ということで、Streamの使い方をひととおり見てみます。 ※5/17 仕様変更があったので、修正しました 基本 まずは、Iterableインタフェースに用意されたforEachメソッドを見てみましょう。 List<String> names = Arrays.asList("hoge hoge", "foo bar", "naoki", "kishida"); names.forEach(s -> System.out.println(s)); これで次のように表示されます。 hoge hoge foo bar naoki kishida いままでの拡張forだと次のように書いてました List<String> names = Arrays.a
PERSON antlabo(あんとらぼ) 蟻の実験工房本館 / twitter 業務系のSEをやっていますが、仕事ではPMだったりPLだったりPGだったり アプリ開発してたりインフラ構築してたり運用保守してたり 何でも屋さんなマルチな日常を過ごしています。 PROJECT minecraftで地球を再現できるかな? GISデータを用いてminecraftで地球を再現するプロジェクト。minecraftの公式フォーラムでマップデータを公開しています GIS小さな地球minecraft PROJECT 24Hの出来事 on Google Earth - 2011.03.11 Japan 2011.03.11 あの日に日本で起きた24時間の出来事をGoogleEarth上に可視化しています。地震発生から各地域で発生している事象をマップ上で時系列で確認することが出来ます。 可視化タイムラインGo
Javaでもメソッド名とか*1に日本語が使えます。使えない文字*2もありますけど、とりあえず置いておきます。 public void あいうえお() { // なんか書く } 流石にプロダクトコード*3で日本語メソッド名などを使う事はまずありませんが、テストコードで書くと言う話は結構聞く所ですし、それなりの効果もあります。 @Test public void あの条件であれやったらああなると良いな() { // なんかテスト } 日本語メソッド名は、いちいち日本語入力に切り替えないといけないとか、呼ぶときは面倒だったりしますが、テストメソッドのように呼び出しを書かないものなら特に問題無いと思います。 日本人なので日本語で何かを書くと、それなりの意味が自然に入ると思います。少なくとも日本語で書けば、テストメソッド名が「hoge」とか「test」とかになる事はありませんし、「テスト」なんてもの
Java8 から追加されるインターフェイスの default 実装ですが、C# の拡張メソッドに似てますよね。 実際、このどちらも「シンインターフェイス」を定義するだけで「リッチインターフェイス」が手に入ります。 しかし、C# の拡張メソッドと Java のインターフェイスの default 実装には、それぞれの利点と欠点があります。 拡張メソッドの利点 拡張メソッドの利点は、インターフェイスの実装者だけでなく、 インターフェイスの使用者に対してもインターフェイスの拡張が開かれている点です。 既存の型ですら、後付けでメソッドを追加することができるということです。 using System; public static class StringExtension { // インターフェイスでなくても、どんな型に対しても拡張可能 public static int ToInt(this str
前回は初めてのJavaプログラムとして、画面に「Hello World!」と表示させました。今回はこのプログラムをベースに、前回とは別のことをさせてみましょう。 今回の学習テーマは変数です。一見地味で面白くないテーマのようですが、変数の本質がわからないと、実はJavaの本質もわかりません。そして学習効率も極端に落ちてしまいます。オブジェクト指向言語であるJava特有の型である「クラス型」「参照型」を理解するために、変数の本質に迫りましょう。 さて、以下のリストを見てください。 「Hello World!」を表示するプログラム public class HelloWorld { public static void main( String args[] ) { System.out.println("Hello World!"); } } 初めてのプログラム言語としてJavaを学習している
Java8にlambda構文が入りましたが、これはクロージャーではない、とされています。 では、どのように「クロージャーではない」のか、ちょっと見てみます。 まず、lambdaを返すメソッドを定義します。 public static Supplier<String> createMessenger(String name, String address){ return () -> { return String.format("私は%s、%sに住んでる", name, address); }; } 呼び出すと、こんな感じでSupplierを受け取ります。 Supplier<String> messenger = createMessenger("きしだ", "ふくおか"); このSupplierを実行すると、次のようになります。 System.out.println(messenger.
プログラミング言語Javaに対して、Project Coinで提案されていた エルビス演算子(Elvis operator)?:についてメモ*1。Groovy 1.5では同演算子が採用されており、GroovyからJavaへのフィードバック提案となっている。 二項演算子の一種。左オペランドが非nullならば左オペランドの値を、左オペランドがnullならば右オペランドを評価して返す(短絡評価)。機能的にはC#のnull合体演算子(null-coalescing operator)??や、gccでのGNU C拡張 “条件演算子 ?: で第2項を省略” と等価。 2025-12-10追記:プログラミング言語Cの次期仕様C2yに対して、GNU C拡張を標準化する提案が行われている。 FEATURE SUMMARY: The ?: binary "Elvis" operator results in
やあ、3月に延期になったとはいえ、Java 8リリースが具体化してきましたね。 もうこれで、Lambdaがはずれるとかいうことはなさそうです。 ところで、Java 8で関数型っぽいことができるようになってうれしいのですが、ちょっと記述が冗長です。ということで、短く書けるおまじない考えてみました。 Function型 さて、まずはJava 8で標準で入ったFunction型をみてみましょう。パッケージ名まで含めるとjava.util.funciton.Functionです。 こんな感じで使います。 Function<String, String> enclose = s -> "[" + s + "]"; Genericsでの型指定の最初が引数、あとが戻り値の型です。ここではStringをとってStringを返す関数としてencloseを定義しています。 これを呼び出そうとすると、こんな感じ
The Eclipse Ceylon™ project encompasses development of the language itself (the language specification), the compiler frontend (typechecker), the compiler backends for Java and JavaScript, the module system, the command-line tooling, the SDK, and the Eclipse-based IDE. A future direction is tooling for Eclipse Che. The project also maintains the website and documentation for the language. Eclipse
何度か書いているけど、整理的な意味で。今後は「このエントリ参照」にするつもりで書いてみる。 文字列連結から見るシステム内で扱う型について - 日々常々 Javaプログラマであるかを見分ける10の質問 に答えてみる - 日々常々 String の連結ネタの続き - 日々常々 前書き Stringなんてboxed primitive*1でもないただのクラスのくせに、中途半端に贔屓されて*2てムカつく*3し、その中途半端ぶり*4がなお腹立たしい……。そして +演算子 で連結して問題が起こるような状況、つまりそんな長々と文字列連結したいような場合は、きっと他の適した型がある。StringBuilderじゃなく、もっと別の何か。業務要件で文字列を組み立てる目的を考えれば、たぶんテンプレート的なものに落ち着くんじゃ無かろうか。ライブラリ的な所でなら逐次書き出し等になるような。どちらにせよ文字列の組み立
Webサービス系の会社の隆盛があって、人材流出が騒がれたのが1−3年ぐらい前だろうか。 SIの産業の人材動向が、今どうなってるかって? 大方の予想より凄惨ですよ。 それが分かる方法がある。JavaWeb技術者に技術力を問う8つの質問によってだ。 SI業界のエンジニアの平均レベルを知りたくって、いろんな会社さんのJavaWeb開発者(経験者)向けに以下のような8つの質問を継続的にしている。 対象者としては、Java経験3から10年ぐらいの現役バリバリのはずのJavaエンジニアだ。 その8つの質問というのはこんな問題だ。 JavaWeb技術者に技術力を問う8の質問 インターフェイスのメリットを一言で表して下さい。(筆記解答) HttpRequestオブジェクトからPostされたデータを取得するServletのメソッドは何ですか?(筆記解答) Sessionのスコープを端的に説明してください。(
みなさま、ご無沙汰しております。1ヶ月以上ぶりのブログ更新となりました。Python界の情弱こと山口です。 この度、拙訳の「Java開発者のための関数プログラミング」という書籍がオライリー・ジャパンより電子書籍(ePub)で出版される運びとなりました。原著者はProgramming Scala(日本語版「プログラミングScala」)のDean Wampler氏。 Java開発者のための関数プログラミングDean Wampler 著、山口能迪、株式会社トップスタジオ 訳 フォーマット ePub O'Reilly で詳細を見る Java開発者のための関数プログラミング - Google+ 本書は、無理をしてJavaで関数プログラミングで実装してがんばろう、という本ではありません。一部そういうところもあるかもしれませんが、そういう方向は目指していません。あくまで関数型と呼ばれるものにはどういう概
By plushoff under CC BY-NC 山口さんから、「Java開発者のための関数プログラミング」の電子献本をいただきました。ありがとうございます。電子書籍便利ですね。アメリカにいても日本語の本が手に入る!しかも、すごいこなれた日本語になっているし、注釈もばっちりついて読みやすいです。仕事のできる男の風格を感じます。 本人のブログ: http://ymotongpoo.hatenablog.com/entry/20120621/1340233739 オライリーの書籍ページ: http://www.oreilly.co.jp/books/9784873115405/ この本を楽しく読んでいたところ、山口さんから別の面白いリンクを教えてもらいました。 Why OO Sucks (なぜオブジェクト指向はクソなのか) Erlangの開発者のJoe Armstrongの記事です。本当は
遅延評価については以前も書いてるんですが、そのときは結論なしでした。 が、ちょっと考えるところがあって、言語を Java に絞って自分の考えを明確にしておきます。 結論から書きましょう。 「Java(とC#) で遅延評価って書いてあるものは遅延評価ではない」です。 Java における「評価」とは まず一番最初に、Java で「評価」って言うと、どういうことを指すのかを確認しておきます。 言語仕様の該当部分を要約すると、こんな感じでしょうか。 プログラム中の式を評価すると、結果は 変数 値 無し のうちのどれかとなる。 評価した結果が値になる、というのはいいでしょう。それ以外の 2 つを軽く説明します。 評価の結果が「変数」とは? コメント欄で指摘が入っています。 代入の結果は変数ではありません(15.26)。 結果が変数となるのは、ローカル変数、現在のオブジェクトやクラスの変数、フィールド
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