【“寒さ”対策という新たな問題】 今日で4日間の休戦期間が終わります。この3日間で、人道支援物資がラファから入ってきていますが、その支援物資が配布されるのは今のところガザ地区南部だけです。だからガザ北部には戻れません。イスラエルはガザ地区北部から住民を避難させたいからです。だから支援物資の配布は、ラファ市やハンユニス市、デイルバラ町が中心です。 人びとは新たな危機に直面しています。着る衣服の問題です。冬になり、寒くなりました。避難してきた人たちはジャケットのような冬用の衣服もありません。毛布もないんです。 冬になり風も強くなりました。昨夜は雨が降りました。とりわけテント暮らしをしている人たちはどうやってこの状況の中で生き残っているのかわかりません。この寒さの中で冬服もなく暖房もありません。私には家があるけど、テントで暮らしている人はもっともっと苦しんでいます。 毎日100台以上のトラックが
![「ガザからの報告」④「食料のない支援物資」(2023年11月27日)(土井敏邦) - エキスパート - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8c50f910264e22215de1a23bf5e56410768adb35/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Fiwiz-yn%2Frpr%2Fdoitoshikuni%2F00376728%2Ftitle-1701300745754.jpeg%3Fexp%3D10800)