2023年10月7日からガザの武装組織ハマスの先制奇襲攻撃で始まった戦争は、イスラエル側へのハマス戦闘兵の越境地上侵入を許し民間人1400人以上が殺害され、イスラエル軍は報復反撃作戦「鉄の剣(英語名ソーズ・オブ・アイアン、ヘブライ語名ハラヴォート・バルゼル)」を発動、過去のガザ紛争では前例の無い猛烈な空爆を開始しました。 反撃作戦開始から5日後の10月12日にイスラエル軍はその爆撃の投弾量を発表しています。空軍の爆撃だけで6000発の爆弾を投下し、その合計重量はなんと4000トンにも達しています。1発あたり平均666kgというこの数字から大型の航空爆弾の比率が高く、一般的な500ポンド爆弾(227kg)はむしろ少なく、1000ポンド爆弾(454kg)以上が主体で、大重量の2000ポンド爆弾(907kg)が大量に投下されていることが分かります。 イスラエル軍は作戦開始5日で爆弾6000発投下