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ブックマーク / note.com/yomu_ikiru (3)

  • 【726】朱牟田夏雄『英文をいかに読むか』(文建書房、1959年)|墓場

    初学者向けではない語学教育(というよりは、外国語でテクストを読むための訓練)について知るどころかガチャガチャやる必要が出たので、過去に電子化しておきながらまだ読んでいなかったものをいろいろ読んでいます。 ちょうど午前中には朱牟田夏雄『英文をいかに読むか』(文建書房、1959年)を読んでいました。私が持っているのは昔の版ですが、2019年に新装復刊されているようです。 往年の東大教員が書いた英文解釈のための参考書という体の書物ですが、これはなかなかよいものです。第一編にあたる「総論」だけでもおおいに勉強になりますが、なにせ第二編「演習」が実に豊富です。 自分は英語を読める(そしてこれ以上能力を向上させる必要はない)と思い込んでいる大人や、少し発展的なことをやりたい受験生には向いていると言えるかもしれません。 英語に限らず外国語を「できる」ということには様々な外延があります。が、その言語で書

    【726】朱牟田夏雄『英文をいかに読むか』(文建書房、1959年)|墓場
  • 【324】学習や勉強の原則を幾つか書いてみる|墓場

    もともと筋力トレーニング以外の運動などやっていなかったというのに体が割と柔軟なこともあって、アシュタンガヨガのプライマリーシリーズで(表面的に)ポーズをとるのにあまり苦労はしてきませんでしたが——過去の記事でそう書いてはいたのですが、問題となるマリーチアーサナは数回のトライの後できるようになりました——、シルシャーサナ(いわゆるヘッドスタンド)には苦戦しました。 シルシャーサナがどのようなポーズかということは、言葉で説明するよりも動画で観たほうがよさそうなものですので、リンクをぺたりと貼っておきます。 https://www.youtube.com/watch?v=Wly-EgU76ZY&t=325s その苦戦も終わりつつあり、ここ数日は足を上げて数分単位でバランスをとることに成功しています。今となっては、(もとからできた)三点倒立よりも安定を感じられるくらいです。 できるようになるまでは

    【324】学習や勉強の原則を幾つか書いてみる|墓場
  • 【329】「絶対に赦さない」リストを作ろう|墓場

    人に見せられない文章というものがあります。 例えばそれは、恋文になりきらなかった恋文であったり、10年以上前の若々しさに任せて書き切った小説であったり、理知的であろうとしてみっともない衒学に陥ってしまった論文モドキであったりします。あるいは未来へのもう少し肯定的なマニフェストをここに含めてもよいでしょう。 そうした他人に見せることのできない文章の中には、私がもうひとつ隠し持っているのは、「絶対に赦さない」リストです。 「絶対に赦さない」リストとは、私が「こいつだけは絶対に赦さない」と思った人間の名前と、赦さない理由を書き記したノートです。 このリストについて。 ※この記事は、フランス在住、西洋思想史専攻の大学院生が毎日書く、地味で堅実な、それゆえ波及効果の高い、あらゆる知的分野の実践に活かせる内容をまとめたもののうちのひとつです。流読されるも熟読されるも、お好きにご利用ください。 ※記事の

    【329】「絶対に赦さない」リストを作ろう|墓場
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