エクイティによる資金調達のニュース記事ではあまり出てくる数字ではありませんが、資金調達のラウンドに際して重要な数字として、そのラウンドの合計調達金額のほかに、その会社の評価額であるバリュエーションがあります。 例えば5,000万円を調達するとき、資金調達後のバリュエーションが5億円であれば10%の株式を投資家などに引き受けてもらうということになります。これが同じ5,000万円の調達額であってもバリュエーションが3億円であれば、16%の放出となり、全く意味が異なります。仮に創業者が100%の株式を所有してスタートを切っているとすると、それぞれ持ち分が90%に減るか、84%に減るかという話になります。 バリュエーションは「会社の値段」とも言えますから、高く値付けして、それから投資してもらうのが創業メンバーにとっては有利です。実態にそぐわず高すぎるバリュエーションで調達することにはリスクもあると
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