INTERVIEW 【森川亮】LINEとC CHANNEL。ゼロから事業を立ち上げる難しさ Vol.1 2017.09.11 NHNの社長としてゲーム事業の成長とLINEの立ち上げに経営手腕を奮ってこられた森川亮さん。2015年にはC Channelを立ち上げられ、新たにゼロからの事業に取り組んでらっしゃいます。 異なるステージの会社で豊富な実績を積んでらっしゃる森川さんに経営の考え方を伺いました。 (ライター:石村研二)既にある事業とゼロから立ち上げる事業の違い朝倉祐介(シニフィアン共同代表。以下、朝倉):森川さんは、日本テレビから、ソニー、ハンゲーム(後のNHN。現LINE)、そして現在のC Channelと、小さいところから大きいところまで様々な規模の会社を経験されていますよね。経営者としても、ある程度組織が整った会社の舵取りを途中から担われたり、C Channelのように完全にゼロ
第4回はチャーンレートの話です。チャーンレートの計算方法のほか、Churn Rate の適切な目標値などについて解説します。 引き続き読者対象はSeries A 以前の、CFO のいないスタートアップを想定しています。以下はこの入門講座のシリーズのリストです。 バーンレート収益 (Revenue & MRR & SaaS Quick Ratio)利益と利益率 (Profit & Margin)チャーンレート <- ここユニットエコノミクス (CAC & LTV)成長率 (MoM & CMGR)まとめこの連載は、リンク先の管理表を埋められるようになり、起業家と投資家がある程度同じ用語で話ができるようになるレベルを目標としています。 チャーンレート (Churn Rate) とはチャーンレートは顧客離脱率、解約率を意味しています。普段「チャーン」と略されて使われることがあります。 チャーンレー
この講座では Point Nine Capital が提供する SaaS KPI Dashboard のテンプレートを埋められるようになるための各種指標の解説を行っています。 以下の記事で詳しい解説をしています。 バーンレート収益 (Revenue & MRR & SaaS Quick Ratio)利益と利益率 (Profit & Margin)チャーンレートユニットエコノミクス (CAC & LTV)成長率 (MoM & CMGR)目的と対象スライドにも書きましたが、今後スタートアップにとって厳しい環境が続くことが予想されています。そのため、本記事群では「生き残るため」のお金や収益の指標を重点的に解説しました。読者の対象は Series A 前までの、CFO のいないスタートアップの創業チームを想定しています。 ただしお金に関する指標の多くは遅行指標や結果指標です。プロダクトは極力先行指
第5回はユニットエコノミクス、具体的には CAC と LTV の話です。加えて Payback Period の話も行います。 このユニットエコノミクス (unit economics) という概念は、Series A の投資を受けられるかどうかの判断基準になることが多い重要なものです。Seed 投資を受けてから Series A の投資を受けるまでの通常約 1 年半の間、スタートアップにとっては プロダクトやサービスの Product/Market Fit を達成するユニットエコノミクスを健全な域まで持っていくの二つが大きなマイルストーンになると言っても良いと思います。今回はそのうちの後者のユニットエコノミクスという概念を取り扱いますが、これまでのほぼすべての指標を使うので、理解が微妙な概念については以前の記事を参照しながら読み進めてください。なお、これまで Burn Rate, Rev
INTERVIEW 【森川亮】経営者は情に流されるな。「職人気質」が日本の会社をダメにする Vol.2 2017.09.12 森川さんの発言や著書に目を通すと、人の感情の機微に対する冷静な観察眼と、情に流されないシビアな判断力を共に大切にしていらっしゃることに気づきます。今回は、森川さんの経営スタイルや組織に対する考え方について伺います。 (ライター:石村研二)駄目になってしまう会社は、経営者が情に流されている朝倉祐介(シニフィアン共同代表。以下、朝倉):前回、森川さんは「冷たい男だというブランディングができていた」という話がありましたが、その一方で、著書などを拝読していると人に対する言及が非常に多い印象を受けます。人の感情を冷静に観察して理解した上で、なお合理的に接するという考え方をどのような経緯で身につけられたんですか? 森川亮氏(C Channel株式会社代表取締役社長。以下、森川)
あなたはどの程度、「信頼」されているだろうか? なかなか答えられない質問だが、中国では簡単だ。芝麻信用の点数を告げるだけでいいのだ。 個人の信用がスコア化される 芝麻信用(セサミ・クレジット)とは、アントフィナンシャル社旗下の第三者信用調査機関が提供する個人と企業の信用状況を示す指数だ。2015年から始まった、まだ新しいサービスである。アリペイ・アプリからサービス開始を申し込むと、自分のスコアを簡単にチェックすることができる。スコアは最低で350点、最高で950点となる。「スコア公開」機能もあり、SNSなどを通じて第三者に自分の信用力をアピールできるようにもなっているのがユニークだ。 このスコアはどのように算出されるのか? ネットショッピングや振り込み、決済などのアリババグループのエコシステムに関する取引記録と政府のオープンデータベースの2種類がある。後者については学歴や公共料金支払い記録
英仏両政府に続き、中国政府がガソリン車の生産・販売禁止の検討を始めたことで、日系メーカーにとっては電気自動車(EV)の開発・販売強化が急務となる。英仏中3カ国合算の新車販売は世界の4割弱に達しており、EV対応に出遅れればシェアを失いかねない状況にあるからだ。(今井裕治) ◇ ◆ノルマ未達で罰金 国際自動車工業会調べによると、2016年の国別新車販売台数は英国が約312万台、フランスは約248万台にのぼる。ここに世界首位の中国が加わると、3カ国の新車販売台数は約3363万台と、世界市場(約9386万台)の3分の1超を占める。 中長期だけでなく短期的にも、日本勢はEV対応の強化を迫られる。中国で新たな規制が18年にも導入される見通しだからだ。自動車メーカーに一定比率でEVなどの環境対応車の生産を義務づけ、“ノルマ”を果たせない企業には罰金を科す仕組みで、各社は対応を余儀なくされている。 ホンダ
gBizINFOへ移動します 法人インフォはgBizINFOとしてリニューアルしました。このページは10秒後にgBizINFOに自動で遷移します。自動で遷移しない場合は、以下のURLをクリックしてください。 https://info.gbiz.go.jp/
渡米から3年、米国で会社を始めて2年が過ぎました。ひとつの区切りとして、米国で会社をはじめた経緯から、Uberの初期投資家でありLAUNCHの創業者であるJason Calacanis(ジェイソン・カラカニス)氏から投資を受けるまでをまとめました。 自分の失敗や経験が、少しでもこれから米国で挑戦する人の参考になれば嬉しいです。少し長いですが、お付き合いください。 サンフランシスコへシリコンバレー、サンフランシスコと言えば、スタートアップの業界で働いている人であれば、誰もが関心のある土地だと思います。 僕もそのうちの1人でした。学生時代から、Facebook、Twitter、Airbnbなど、世界中で愛されるプロダクトが生まれるこの土地に、そしてそれを作る起業家に、心から憧れていました。 Blogger、Twitter、Mediumの3社の創業者であるEv Williams。Twitterと
Type your search terms above and press return to see the search results. 俺の時間・スキルを切り売りするサービス、『OREPON』始めました。 OREPON http://orepon.net/ OREPONとは? OREPON(オレポン)とは、俺の俺による俺のためのクーポンサイトです。つまり俺(のスキルや時間)を切り売りして販売していきます。 昨日(12/19)サービスをスタートして、開始5分で瞬殺…。さらに追加で枚数を足して、それもまたすぐに売れてしまいました。 今やクーポンサービスはたくさんありますが、メインストリームはまだまだ「企業のクーポンを買う」ですよね。でも、「一般の人たちが自分のスキルを武器に、今できることを売る」っていうのもアリじゃないかと思ったんです。 このサービスの根本にあるのは、パーソナルメディ
リファラル営業プラットフォーム「Saleshub」は9月12日、引受先をインキュベイトファンドとした総額8000万円の第三者割当増資を実施したことを発表した。株式比率および払込日は非公開。調達目的は登録企業やユーザー獲得のための人材採用とプラットフォームの機能開発に充当する。 2017年6月にリリースした同サービスはお客さんを紹介して欲しい企業と紹介先を持つ個人を繋ぐプラットフォーム。企業が投稿した紹介依頼に対して、個人がサポーターとして応募し、紹介していく仕組みだ。 企業は初期費用がかからず、案件登録を無料で実施することが可能で依頼の成約時に設定した報酬を個人へ支払う。成約金はアポ成立と案件の成約の2種類で支払われる。なお案件の成約時に企業が35%を同社に支払うマネタイズモデルをとっている。 リリースより2カ月を経過した9月時点で340社、1000ユーザーの登録を獲得。企業に対してのサポ
“MVP” is a selfish process, abusing customers so you can “learn.” SLC is an alternate philosophy that results in fast, validated learning, that customers love. Product teams have been repeating the MVP (Minimum Viable Product) mantra for a decade now, without re-evaluating whether it’s the right way to maximize learning while pleasing the customer. Well, it’s not the best system. It’s selfish and
そん・たいぞう/1972年、福岡県生まれ。連続起業家(シリアルアントレプレナー)。世界の大きな課題を解決するスタートアップを育てるため、投資や人材育成、コミュニティー創造などを行うMistletoe(ミスルトウ)を創業。Collective Impact Community(コレクティブ・インパクト・コミュニティー)という新業態を掲げている。ソフトバンクグループ社長の孫正義氏は実兄。監修した書籍に、『ブロックチェーン、AIで先を行くエストニアで見つけた つまらなくない未来』がある。 孫家の教え 「週刊ダイヤモンド」の人気連載、孫泰蔵氏の「孫家の教え」。人工知能(AI)やロボットの進化、そして長寿命化の進展によって、今の常識が全く通じなくなる時代に突入しています。将来も「食べるのに困らない」、そんな未来を切り開く人材を育てるにはどうすればいいのか。ソフトバンクの孫正義さんの実弟であり、自らも
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く