東京の水源地「檜原村」を産廃焼却場から守るには 「顔の見えすぎる民主主義」と「日本人に欠けている価値観」2022/6/28 イベントレポート東京都の西端にある檜原村。一帯に広がる豊かな自然での登山やハイキング、ロードバイク、川遊び、バーベキューなどの体験を求めて、年間20万人が観光に訪れる。村の8割が秩父多摩甲斐国立公園に指定されており、東京都が誇る自然観光資源だ。 しかし、その檜原村に降って湧いた「産業廃棄物焼却処理施設」建設計画は、これまでの村のあり方を変えてしまうほどの衝撃を与えている。村民どうしのネットワーク、村議会のあり方、そして民主主義とは何なのか。村民不在で進められ、2022年秋には東京都知事の判断が下されようとしている中で、自分たちの未来は自分たちで決めたいと、反対運動が村の内外で広がり始めている。 去る6月28日、LOFT9Shibuyaで「SAVE HINOHARA 東