水槽で飼っていた金魚を「広い世界で自由に」と思って川や湖に放したことはありませんか? しかしその善意が実は深刻な環境問題を引き起こすかもしれません。 これまでの研究で、野生に放たれた金魚は高度な適応能力で爆発的に増殖し、生態系に深刻な影響を与えることがわかっているのです。 さらに金魚は無尽蔵の食欲を持っており、水槽のように住まいに制限がないことから、とんでもないデカさへと変貌します。 もはやそうなると、かわいい金魚ではなく、生態系を破壊するモンスターと化すのです。

水槽で飼っていた金魚を「広い世界で自由に」と思って川や湖に放したことはありませんか? しかしその善意が実は深刻な環境問題を引き起こすかもしれません。 これまでの研究で、野生に放たれた金魚は高度な適応能力で爆発的に増殖し、生態系に深刻な影響を与えることがわかっているのです。 さらに金魚は無尽蔵の食欲を持っており、水槽のように住まいに制限がないことから、とんでもないデカさへと変貌します。 もはやそうなると、かわいい金魚ではなく、生態系を破壊するモンスターと化すのです。
人類史に散見される「カニバリズム」の証拠人が人を食べる食人行為は一般に「カニバリズム(cannibalism)」と呼ばれています。 この呼び名の起源は、15世紀末の探検家クリストファー・コロンブスにまで遡るものです。 ご存じのようにコロンブスは1492年に、現在のアメリカ大陸にたどり着きました。 コロンブスはその大陸に住んでいた先住民族を「カリブ族(Caribs)」と呼んだのですが、彼らの近隣にいた別の部族から「カリブ族は人間を食べている」との噂を耳にします。 当然ながら西洋文化において食人行為はタブー視されており、コロンブスが持ち帰った噂はまたたく間にヨーロッパ中に広まって、「カリブ族=人食い人種」との認識が定着しました。 このカリブ族から派生して、「食人行為」のことを「カニバル」とか「カニバリズム」と呼ぶようになったのです。 しかし実際にはカリブ族は人食いをしておらず、この噂は真っ赤な
王子「おい、俺様の代わりに罰を受けろ」 世界史のどの時代を見ても、人々による王族への崇拝には並々ならぬものを感じます。 たいていの王族は、”神の生まれ変わり”とされたり、”平民が触れてはいけない存在”として特別視されてきました。 その中で生まれた奇妙な風習の一つが「鞭打ち少年(whipping boy)」です。 これは中・近世ヨーロッパの王宮に広く見られた慣習で、当時の歪んだ倫理観を知る上でも貴重な史実となります。 現代で同じことをすると一発退場ですが、一体どんな習わしだったのでしょうか? Whipping Boys Were Kids Spanked in Place of an ‘Untouchable’ Young Prince https://www.ancient-origins.net/weird-facts/whipping-boy-0016963 Fact or Ficti
黄金の国ジパングの未来は温泉にあるのかもしれません。 海洋研究開発機構等の研究グループは、海底熱水鉱床において、原始的な藻の一種であるラン藻を利用した金の回収試験を行ったところ、1トン当たり約7グラムの金の回収に成功しました。 また、これと並行して、同グループは、秋田の玉川温泉でこの方法を用いた金の回収試験を行い、1トン当たり約30グラムの金の回収に成功しています。 世界の主要な金鉱山での採掘量が、1トンあたり3グラムから5グラム程度であることを考えると、驚異的な数値です。 この採集法は、温泉地で金を回収することを可能にするものであり、まさに藻を使った現代の錬金術と言えるかも知れません。 しかし、なぜラン藻には金を回収する力があったのでしょうか? 今回は前半で海底熱水鉱床からの回収試験、後半において温泉からの回収試験の結果を紹介したいと思います。 研究内容の詳細は『Nature』に掲載され
ボクサーやアメフト選手は、絶えず頭部に衝撃が加わるため、脳損傷のリスクを抱えながら戦っています。 実際、脳損傷が原因で亡くなったり、引退後に麻痺や認知障害を患ったりする人もいるようです。 では、頭突きで戦う動物たちは、同じようなリスクを抱えながら戦っているのでしょうか? この疑問に答えるため、アメリカ・マウントサイナイ医科大学(Icahn School of Medicine at Mount Sinai)に所属する神経科学者ニコール・アッカーマンズ氏ら研究チームは、ジャコウウシ(学名:Ovibos moschatus)とビックホーン(学名:Ovis canadensis)の脳を直接検証しました。 研究の詳細は、2022年5月17日付の学術誌『Acta Neuropathologica』に掲載されています。 Scientists See Signs of Traumatic Brain I
研究は続いていたようです。 中国の北京工科大学で行われた研究によって、センザンコウから得られたコロナウイルス株「GX P2V」をマウスに感染させたところ、非常に強い毒性を発揮し、感染後8日の段階で致死率100%に達したと報告されました。 研究に使われたマウスたちは死ぬ2日前(6日目)に脳への感染が劇的に増化し、死ぬ1日前(7日目)には目が白くなるという奇妙な共通点がみられました。 コロナ関連ウイルスを使ったマウス実験において、致死率が100%に達したのは今回の研究がはじめてです。 ただ実験に使われたマウスはウイルス感染が起こる部位「ACE2」を「ヒト化」させており、人間に対する潜在的な影響が懸念されています。 研究内容の詳細は2024年1月4日にプレプリントサーバーである『bioRxiv』にて公開されました。
若き天才少年が皮膚がんを治療する「石鹸」を発明し、大きな話題を呼んでいます。 この画期的な石鹸を発明したのは、アメリカ東部バージニア州にあるW・T・ウッドソン高校に通うヒーマン・ベケレ(Heman Bekele)さん、14歳。 ベケレさんは、アメリカ最大手の化学・電気素材メーカー「3M」が主催する2023年度の3Mヤング・サイエンティスト・チャレンジにて見事グランプリに輝き、賞金2万5000ドル(約375万円)を手にしました。 ベケレさんはどうしてこの石鹸を作ろうと思ったのでしょう? また石鹸はどのように皮膚がんを治療してくれるのでしょうか? 14-year-old prodigy who invented soap for skin cancer named ‘America’s Top Young Scientist’ https://www.zmescience.com/scienc
2023年現在、世界の人口は80億人を上回り、地球の環境や社会に対するプレッシャーが日増しに高まっています。 しかし、今でこそ増え続ける人類ですが、ニューヨーク市マウントサイナイ医科大学(Icahn School of Medicine at Mount Sinai:ISMMS)のワンジー・フー氏らの国際研究チームは、「約100万年前、人類は絶滅の危機に瀕し、10万年以上もの間、世界の人口はわずか約1300人程度で推移していた可能性がある」と指摘しています。 また、この絶滅危機は、私たち現生人類だけでなく、絶滅したネアンデルタール人やデニソワ人の進化にも影響を与えた可能性があるようです。 一体当時の人類に何があったのでしょうか。 今回の研究の詳細は、2023年8月31日付で科学誌『Science』に公開されています。
血圧の高さが気になって「運動しよう!」と思い立っても、いきなりランニングやウエイトトレーニングを始めるのはハードルが高いものです。 そんな中、英カンタベリー・キリスト・チャーチ大学(CCCU)の研究が、老若男女を問わず、誰でも簡単にできる「アイソメトリック運動」が血圧の低下に効果的であることを発見しました。 またアイソメトリック運動は、難易度別に種類が豊富なため、自分の体力と相談しながら柔軟にメニューを変えられます。 さらに研究者によると、この運動は血圧低下の他にも様々な健康効果が期待できるとのことです。 では、アイソメトリック運動とはどんなものなのでしょうか? 研究の詳細は、2023年7月25日付で医学雑誌『British Journal of Sports Medicine』に掲載されています。
家を出るたび、「鍵はちゃんと掛かってる?」という疑問が頭から離れず、何度も確認に戻る…。これは強迫性障害の一例です。強迫性障害は、強迫観念と強迫行為が続き、日常生活が支配されてしまう病的な状態を引き起こします。 強迫観念や強迫行為の原因については、これまで「脳の機能異常」が指摘されてきましたが、具体的なメカニズムは明らかにされていませんでした。 しかし、最近発表された英国ケンブリッジ大学の研究により、強迫性障害患者の脳の特定の領域で神経伝達物質「グルタミン酸」と「ガンマアミノ酪酸(GABA)」のバランスが崩れていることがわかりました。 この不均衡は、強迫性障害の症状の強さにも、強迫行為の発生にも関連していました。研究者たちはこの発見について「より効果的な治療法の開発につながる可能性があるものだ」とコメントしています。 研究の詳細は、2023年6月27日付の『Nature Communica
私たちにとって「空を見上げる」のはごく普通のことで、特に驚きもなければ感動もしないでしょう。 しかし生まれたときから研究用に飼われてきた実験動物は違います。 28歳のメスのチンパンジーである「バニラ(Vanilla)」は一生を研究所の中で過ごしてきたため、今まで空を見たことが一度もありませんでした。 ところが今回、所属していた研究所が閉鎖し、新たな保護施設に引き取られたことで、ついに人生で初めて空を見ることができたのです。 その感動の瞬間が映像として収められ、大きな話題となっています。 バニラは初めて見る空にどんなリアクションを取ったのでしょうか。 See the moment a 28-year-old lab chimp glimpses the open sky for the 1st time https://www.livescience.com/animals/land-mam
ある豪華客船が航海の途中に沈没し始めました。 船長は乗客たちを速やかに海に飛び込ませて、船から脱出させなければなりません。 そこで船長はそれぞれの外国人客にこう言いました。 アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ」 イギリス人には「紳士はこういうとき海に飛び込むものです」 ドイツ人には「船の規則なので飛び込んでください」 イタリア人には「さきほど美女が海に飛び込みましたよ」 フランス人には「決して飛び込まないでください」 そして日本人には「もうみんな海に飛び込みましたよ」 これは国民性の違いをネタにした有名なエスニックジョークです。しかし、これはジョークといえ、けっこう的を射ているなと感じた人は多いでしょう。 千葉大学は今回、このジョークに基づいた日本人の心理研究を発表しました。 それによると、日本人は自然災害時の避難指示に「もうみんな避難していますよ!」という情報を含めることで、避
AI弁護士が人間弁護士から「無資格で働いた」と訴えられる事案発生!DoNotPayの目的と理念そして大きな成果DoNotPayの目的と理念そして大きな成果 / Credit:Canva . ナゾロジー編集部DoNotPayはもともと、駐車違反の罰金を払いたくないというある英国人、ジョシュア・ブラウダー氏の欲求からうまれました。 法律に違反したのなら罰金を払うのが当然です。 しかしブラウダー氏は英国において罰金を払っている人々の多くは、移民など社会で最も弱い立場にあると考えていました。 罰金は地方自治体の有力な財源となっており、彼らにとっては追加の人頭税のように機能していたのです。 そこでブラウダ―氏は独学でプログラムを学び、罰金に抗議して取り下げさせさせるための、文章作成に役立つAI「DoNotPay」を開発しました。 罰金の取り下げに必要なプロセスは比較的簡単で定型文を記入し、サインをす
未来では同性間の子供が普通になるかもしれません。 九州大学で行われた研究により、iPS細胞技術を用いてオスマウスの皮膚から卵子を作り、これを受精させて7匹の赤ちゃんマウスを誕生させることに成功しました。 新たに生まれた赤ちゃんマウスは代理母の子宮を借りて生まれてきましたが、遺伝的な意味での母親は存在せず、卵子の元となる皮膚を提供した父マウスと精子を提供した父マウスの2匹だけが存在します。 しかし、オスの細胞から卵子を作るにはY染色体を取り除く必要があり、これが非常に困難だと考えられていました。 一体今回の研究はどうやってオスマウスの細胞から、卵子を作ったのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年3月8日にロンドンで開催された『第 3 回ヒトゲノム編集に関する国際サミット』にて発表され、論文は現在『Nature』に提出中となっています。
NASAが小学生から教わりました。 カナダのセント・ブラザー・アンドレ小学校に通うギフテッド(高い知能を持つ子ども)が行った研究によって、宇宙飛行士たちが急なアナフィラキシーショックに対して備えている治療薬が、宇宙空間では毒性のある化合物に変化することが示されました。 小学生たちの発見は、治療薬に対して宇宙環境がどのように作用するかを理解するのに役立つだけでなく、宇宙飛行士たちや宇宙旅行者たちの安全と健康に直接的な恩恵をもたらすものになりました。 小学生の実験を手伝ったオタワ大学の研究者たちは「子供は自然な科学者です。大人は子供たちが科学に参加するのを容易にするだけでいい」と述べています。 研究はNASAとiEDUが推進する『Cubes in Space』プロジェクトの一環として行われました。 しかしなぜ地球で生産された医薬品が、宇宙環境で毒になってしてしまったのでしょうか? Useles
子供の顔が大事なら、お酒はやめましょう。 オランダのエラスムス大学医療センター(EMC)で行われた研究によって、妊娠直前や妊娠中に週に1杯のワイン(12gのアルコール)を飲むだけで、子供の顔の形に特徴的な変化が起きていたことが明らかになりました。 子宮内部でアルコールの影響を受けた子供の顔は、鼻が短くなって、上向きになり、目の下の領域が落ち込んで、顎は上向きになるなど、特徴的な変化を起こします。 研究者たちは、顔は子供の全体的な健康状態を反映する「健康の鏡」としての側面があり、アルコールによる顔の変形は、子供たちの健康と発達に重大な影響が及んでいることを反映していると結論しています。 研究内容の詳細は2023年2月16日に『Human Reproduction』にて公開されています。 Mothers’ alcohol consumption before and during pregna
便座に座ったままトイレの水を流したとき、かなりの水飛沫がお尻に当たるのを感じたことがあるでしょう。 これはトイレの水を流したときに、もし人やフタが乗っていなければトイレの水はかなり空中に飛散していることを意味しています。 あまり考えたくない問題ですが、アメリカ・コロラド大学ボルダー校(CU-Boulder)に所属するジョン・クリマルディ氏ら研究チームは、レーザーを用いてトイレの水を流したときにどれだけのエアロゾル粒子が空気中を舞うか可視化する実験を行いました。 映像を見たら、きっとあなたは「フタを閉じてから」トイレの水を流したくなるでしょう。 研究の詳細は、2022年12月8日付の科学誌『Scientific Reports』に掲載されました。
加工食品には、病気からの回復力を阻害する働きがあるかもしれません。 豪シドニー大学(University of Sydney)の研究チームはこのほど、高度に加工された餌を与えられたマウスは、無加工の穀物を与えられたマウスに比べ、インフルエンザ感染後の死亡率が著しく高くなることを発見しました。 穀物を与えられたマウスは10日以内に回復したのに対し、加工食のマウスは病状がどんどん悪化し、実験個体のすべてが死亡したのです。 従来から実験動物には、加工された餌が「穀物ベースの餌と栄養面で同等である」との前提で与えられているため、この結果は動物研究において重要かつ広範な意味を持つでしょう。 研究の詳細は、2022年11月15日付で科学雑誌『Cell Reports』に掲載されています。 Lab mice fed processed food found to fare worse against f
森で死んだものの遺体を、自然はどのように処理しているのでしょうか? 東京農工大学大学院、米イリノイ大学(University of Illinois)の共同研究チームは、森林内にニホンジカの死体を設置し、どのスカベンジャー(死肉食動物)が、どれくらいの時間で発見できるか、また、死体が消失するまでにどの程度かかるかを調査。 その結果、最初に死体を発見するのは哺乳類で、特に、タヌキが最も早くシカを見つけることが明らかになりました。 嗅覚に優れた哺乳類は、死体をすばやく発見、分解することで、有害な病原菌の発生から日本の森林生態系を守っているようです。 研究の詳細は、2022年9月30日付で科学雑誌『Scientific Reports』に掲載されました。
昨年3月、ロシアの酪農家がウシにVRゴーグルを装着するという奇抜な実験を行いました。 目的は、VRを通して太陽の光が降り注ぐ雄大な牧草地を見せることでウシをリラックスさせ、質の高いミルクをより多く生産させることです。 そしてこのほど、この試みに関心を抱いたトルコの酪農家が同じ実験を開始しました。 さて、結果はどうなったでしょうか。 A Turkish Farmer Tests Out VR Goggles on Cows To Get More Milk https://interestingengineering.com/a-turkish-farmer-tests-out-vr-goggles-on-cows-to-get-more-milk İneklere sanal gerçeklikle yeşil çayırları izleterek süt üretimini artır
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