はじめに今回はプロジェクトファシリテーション(PF)でもお馴染みのタスクボード(ボード)です。広く認知されているプラクティスではありますが、今回はタスクボードについての筆者の気づきをメインに書いてみます。 (注:タスクボードは具体的なプラクティスとして、広く使われているものの一つだ。執筆当時は「タスクかんばん」と記載していたが、2016年現在では「カンバン」という訳語は制約理論に基づくワークフロー管理の方法論であるKanbanの訳語として使われている。本記事は、カンバンとの違いを明示し誤解を与えないため「タスクボード」と表記しなおした。) タスクの管理を壁の上でタスクボードは、壁(またはホワイトボード)に3つの区画を作って、それぞれの区画にToDo(未着手)、Doing(着手)、Done(完了)の状態を割りあてて、タスクを管理するというプラクティスです。 オブジェクト倶楽部の面々のプロジェ