誰かが「不要」と見なしたモノは、他の誰かにとって「必要」なモノかもしれない。それを必要とする誰かに最適な形でモノを提供できれば、ゴミはゴミでなくなるはずだ——そんなシンプルな原理で廃棄物の価値を引き出し、環境負荷の低減や廃棄物処理コストの削減にもつなげているのが株式会社ナカダイだ。 オークションによるリユース(再使用)市場の活性化、廃棄物をマテリアル(素材)として再利用するリサイクル(再資源化)、さらに雑貨店のようにマテリアルを陳列販売して需要を掘り起こす「モノ:ファクトリー」の設立、廃棄物を解体するワークショップや自社処理工場の見学ツアーの企画など、廃棄物処理のノウハウを活かしたユニークなビジネスを展開している。 ナカダイには1日約50トンの廃棄物が運び込まれます。誰かが不要と判断したこれら大量のモノについて、使い方を創造し、捨て方をデザインしていきたい。それが我々の展開しているリマーケ