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Frances Woolley “Why do beginner econometricians get worked up about the wrong things?” (Worthwhile Canadian Initiative, March 23, 2014) (訳者補足:本エントリは計量経済学を学んだことがある方向けですので、あらかじめご承知おきください。) 初めて回帰分析にかけてみるとき、初歩的な間違いをする人が多い。配偶者の労働時間のような、サンプルの半分以上に欠けている変数を含めることで、うかつにも大量のオブザベーションを弾いてしまったりする。また、そうすることに何の意味もないときでさえ、全てのオブザベーションをデータセットに入れたりする。例えば、運転中に携帯電話で通話する人を予測するための回帰分析に、運転可能年齢未満の個人を含めてしまったりといった具合だ。また、子供の
2012年のノーベル経済学賞は、アルビン・ロス米ハーバード大学教授とロイド・シャプレー米カリフォルニア大学ロサンゼルス校名誉教授に決まった。様々な国家の「制度疲労」が目立つ世界情勢の中、既存の市場や制度を分析する従来型の経済学と一線を画し、制度をどのように設計するかを究める「マーケットデザイン」の研究が脚光を浴びることになった。ロス教授のまな弟子、小島武仁・米スタンフォード大学助教授が本誌に緊急寄稿した。 今回ノーベル経済学賞を受賞することになったアルビン・ロス教授の業績はゲーム理論、実験経済学など多岐にわたるが、今回の受賞理由となった「マッチング理論」およびその応用である「マーケットデザイン」は、まさに経済学の考え方を変える革命だと言っても過言ではない。 マッチング理論は、様々な好みを持つ人々同士をどのようにマッチさせ、限られた資源をどのように人々に配分するかということを研究する理論であ
研究者個々人の好みや分野によって異なるところもあるが、標準的・テキストブック的には、以下のようになるだろう。 イントロダクション 先行研究の紹介と問い・仮説の設定 分析 結論/討議/インプリケーション この「分析」のパートについては、社会学界隈では下記のように教えることが多いような気がする。 データと変数の説明 使用する変数の基本統計量 丁寧な記述的分析(クロス表やグラフ) モデルを使った推定 確かに社会学の論文では、モデルの推定をする前にたくさんのクロス表を掲載していることがある。そうしておいて、最後に「クロス表から得られた以上の結果を重回帰分析で検証してみる」のである。かつては私もそのようにしていたのだが、自分としてはこの方針で論文を書くことはなくなった。 はたして以上のような分析の手順は、意味のある手順であるといえるだろうか? モデル推定で擬似相関であることが分かるような変数の効果に
著者名 時永祥三 編著 価格 定価 4,620円(税率10%時の消費税相当額を含む) ISBN 978-4-7985-0067-6 仕様 A5判 上製 368頁 C3033 発行年 2012年1月 ご注文 内容紹介 複雑系の理論については,その応用範囲の広さから,様々な分野で研究がなされているが,具体的な応用や新しい理論を見出すものは少ない。中でもカオス力学系の推定と制御の理論はシステムリスクの解析と制御を解明するうえで有力な方法論を与えると考えられるが,これまで明確なアプローチは極めて少ないのが現状である。本書は,現在注目される複雑系理論の中でも,特に非線形経済動学における遺伝的手法,カオス理論の基礎と経済社会システム分野におけるリスク分析への応用を取り上げるものである。具体的には,非線形モデルに基づく状態推定手法である粒子フィルタと遺伝的手法を結合して効率的な状態推定を提示し,また,時
人口動態で需要が減少、民間が工夫するしかない――藻谷浩介・日本政策投資銀行参事役《デフレ完全解明・インタビュー第5回(全12回)》(1) - 11/03/04 | 08:13 要点 ・生産年齢人口の減少による消費減退が日本経済停滞の理由 ・「デフレ」の実態は供給過剰による値崩れというミクロ現象 ・処方箋は女性の雇用拡大、若者の賃上げ、外国人観光客誘致 ――著書『デフレの正体』で、日本経済の長期停滞の原因は「人口動態」にあるとして、注目されました。 北海道から沖縄まであらゆる地域で、大企業から零細企業まで回って話を聞き、データを全部見ていくと、構造がきれいに見えてくる。どういう構造かというと、日本では10年にわたって、特定の業界で供給過剰による値崩れというミクロ的な現象が続いているということ。その結果、企業は人件費を削り、さらに内需が縮小していく。マクロ経済学に言う物価が一律に下がる貨幣現
著者名 エルハナン・ヘルプマン/大住圭介・池下研一郎・野田英雄・伊ヶ崎大理 訳 価格 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む) ISBN 978-4-87378-989-7 仕様 A5判 並製 180頁 C3033 発行年 2009年6月 ご注文 内容紹介 アダム・スミスの時代から経済学の重要な関心事である経済成長の問題について,最新の研究成果を踏まえ,さまざまな側面から論じる。経済成長に関する理論研究および実証研究の成果を,数式を用いることなく平易な文章と首尾一貫した論理構成で提示して,経済学についての専門的知識を持たない読者でも,経済成長理論に関する最新の研究動向を知ることができる。 目次 序 文 第1章 バックグラウンド 第2章 蓄積 資本蓄積/収束性/1人当たり所得の違い 第3章 生産性 成長会計/因果関係/生産性の違い/所得の違いの要因 第4章 イノベーション 第1
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