ネット犯罪者は逃げ切れない! 世界最速を誇ったスパコンを捜査に徹底導入する方針が決定2010.12.09 12:00 もはや逃げ切れまい... インターネット上で児童ポルノなどの違法コンテンツを見分けるスクリーニング作業には、いまだに大量のマンパワーを投入する人海戦術が採用されていたりもするようですが、このほど超強力な助っ人として、あの一時は世界最速スーパーコンピューターとしてランキングトップを飾ったオークリッジ国立研究所の「Jaguar」が投入されることが決定しましたよ! Crayが製造を手がけた1.8ペタフロップの最強性能を誇るJaguarは、National Association to Protect Childrenからの協力要請を受けて、来年より児童ポルノのオンライン犯罪捜査に本格導入。すでにP2Pトラフィックを評価する特殊な一連のアルゴリズム開発が完了しており、児童ポルノに関
試作・製造を前にNECが不参加を表明し、行く末が懸念されていた「次世代スーパーコンピュータ」の開発プロジェクトで、文部科学省はスカラー部とベクトル部からなる“双頭型”を断念した。スカラー型単独で続行することが決まった。10ペタFLOPS(毎秒1000兆回の浮動小数点演算)を目標に2012年に完成を目指す点は、06年に策定した当初の計画通りである。完成時期を優先した、無難なシステム構成といえる。 文科省の発表資料を見ると、スーパーコンピュータの性能ランキング「TOP500」で「世界一を奪取する」という文言が消えている。日米の「国策スパコン開発競争」では、使い勝手などの実用面で世界トップクラスを目指すという現実的な解に舵を切り替えた、と見ても過ちとは言い切れないだろう。 米国では今後、20ペタFLOPSのIBMスパコン「Sequoia」が、11年末に出荷される見通しだ。日本のスパコン開発が計画
はじめに 「PCとスーパーコンピュータ(以下、スパコン)ってどのくらい性能が違うのだろう」と思ったことはないでしょうか。 TOP500という名で知られているスパコンの世界ランキングが、1年に2回、6月に開かれる国際会議International Supercomputer Conference(通称ISC)と、11月に開かれる国際会議International Conference for High Performance Computing, Networking, Storage and Analysis(通称Supercomputing Conference, SC)で発表されています(結果はTOP500 Supercomputing Sitesで閲覧できます)。 スパコンのTOP500を決めるのに使われるベンチマーク・プログラムは、Linpack Benchmarkと呼ばれるもので
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去る11月、NVIDIAの汎用演算プロセッサー「Tesla」を大量導入した、世界初のスーパーコンピューター(以下スパコン)が東京工業大学(以下東工大)に採用されたという発表がなされた。GPUを汎用演算に使うGPGPU技術が、大規模システムに導入された世界初の事例である。東工大は2日、大岡山キャンパスに設置されたスパコン「TSUBAME」を報道陣に公開。開発の経緯やその性能についてを発表した。 既存システムにTeslaサーバーを合体 TSUBAMEは2006年に稼働した東工大のスパコンで、デュアルコアOpteron搭載サーバー655台や、ペタバイト級のストレージシステムなどで構成されている。稼働当時の2006年7月にはピーク性能が約85TFLOPSで日本最速。世界のスパコン性能ランキングである「Top500」でも7位という高性能を発揮していた(関連記事)。 東工大では「みんなのスパコン」をキ
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