グリー<3632>の長崎二郎氏は、8月24日より開催されている「CEDEC 2016」で、「UI Discussionのススメ―UIデザインの品質を効率的に向上させるには―」と題するセッションを行い、同社内で行われているUIデザインの品質を向上させるための取り組みを紹介した。 長崎氏は自己紹介を終えた後、UIデザイナーの抱える問題として、急な仕様変更や追加でレギュレーションやレイアウトが変わるだけでなく、目的が多岐にわたり曖昧ということもあり、やみくもに仕事をして消耗してしまうことをあげた。そして重要ポイントに絞ることで品質と生産性を向上することが大切と述べた。 では、どうやって注力ポイントを洗い出すか。そこでユーザー視点から最も目立つところ=優先度の高い改善ポイントと定め、2015年6月より「UI Discussion」を始めたという。既存のゲームをプレイして、UIのレビューを行っていく