2015年4月の創業から14ヶ月後に東京のオフィスを解約し、全員がフルリモートの勤務体制となったノアドット社。同社は、法人・個人のメディア向けに無料のコンテンツ共有プラットフォームを提供している。 メンバーはニューヨーク、クアラルンプール、東京、静岡、岐阜など国内外各地に散らばっており、現在までに3年以上も同様のスタイルで経営を続けているという。 一部の社員のみ、あるいは一部の勤務日数のみでフルリモート勤務を容認する企業は増えているものの、社員全員がフルリモートでオフィスを持たない経営スタイルは希少だろう。 同社はどのようなルールで、どのような努力をして、フルリモート経営での事業成長を実現しているのだろうか。 今回は、静岡県在住のCEO・中瀨 竜太郎氏、千葉県在住のエンジニア・吉村 直行氏、クアラルンプール在住のオペレーション担当・高橋 理恵氏の3名、そしてデンマーク在住の筆者でビデオ通話