日本を含む19カ国で年間約500万個を売り上げる、大阪発のバッグブランド「anello」。企画・製造・販売を手がけるキャロットカンパニー社長の吉田剛に、趣味の釣りや調理の魅力を聞いた。 1988年、雑貨卸として創業したのち、メーカーへと舵を切り、ペンケースやポーチ、バッグを取り扱うように。2004年には自社ブランドを立ち上げ、そのうちのひとつ「anello」が14年に発売した上部ががま口のようにガバッと開く「口金リュック」は、子育て中の若いお母さんから多大な支持を得ることができました。同時期、香港の人気ブロガーの方がSNSで発信したことでアジアにも火がつき、おかげさまで現在は世界19カ国で販売しております。 17年秋にはブランドの世界観をよりよく打ち出すため大阪・心斎橋に直営1号店をオープンし、同年、売り上げ100億円を突破いたしました。「100億円」は、まだ従業員が数人だったころから目指