2009年5月26日のブックマーク (7件)

  • インタゲのすすめ+α 2009-05-25 - Irregular Economist 〜hicksianの経済学学習帳〜

    ●koiti_yano, “Targeting rather than discretion”(ハリ・セルダンになりたくて, 2008年3月18日) ●Robert G. King(2006), “Discretionary Policy and Multiple Equilibria(pdf)”(Federal Reserve Bank of Richmond Economic Quarterly, Vol.92(1), Winter 2006) ●Michael Dotsey(2008), “Commitment Versus Discretion in Monetary Policy(pdf)”(Business Review, Federal Reserve Bank of Philadelphia, Fourth Quarter 2008) ssuguruさんから頂いたコメントに

    インタゲのすすめ+α 2009-05-25 - Irregular Economist 〜hicksianの経済学学習帳〜
    saka-san
    saka-san 2009/05/26
    日本銀行による量的緩和政策が日本経済の景気回復を達成する上で有効に機能しなかった理由の一つは、具体的なインフレ率の達成にコミットを欠いていたからである、ということがアカデミックな研究の中で示されてきた
  • ミシュキン「インフレターゲットのススメ」 - ハリ・セルダンになりたくて

    Hicksianさんのエントリー経由*1 [追記]hicksianさんが後半を訳してくれました。皆様ぜひそちらもご覧ください*2。 [金融危機]インタゲのすすめ+α http://d.hatena.ne.jp/Hicksian/20090525#p1 今年1月にフレデリック・ミシュキン教授がFinancial Timesに書いた記事"In praise of an explicit number for inflation"の抄訳をしたことをすっかり忘れていました。 フレデリック・ミシュキンといえばコロンビアビジネススクールの教授であり、アメリカ中央銀行FRBの理事を勤めたこともある人物で、金融政策について理論と実務両面から精通した金融論の世界的な大家です。 抄訳をしたのはかかなり前の話なのですが、何かのご参考までどうぞ。 フレデリック・ミシュキン「インフレターゲットのススメ」 世界の多く

    ミシュキン「インフレターゲットのススメ」 - ハリ・セルダンになりたくて
    saka-san
    saka-san 2009/05/26
    数値を明示したインフレ目標を採用するやり方は多くの国でインフレ率が高くなりすぎるのを防いできたが、インフレターゲットはインフレ率が低くなりすぎるのを防ぐのにも役立つ
  • オバマを揺さぶるクルーグマンの正体

    アメリカ経済の先行きを憂い、経営不安のある大手銀行の国有化を拒むオバマ政権をこき下ろし続けるクルーグマン。自らを「生来の反抗者」と呼ぶ彼の毀誉褒貶(きよほうへん)相半ばする言動を、誌独占インタビューを交えて読み解く。 権力の批判という仕事には、とかくいかがわしさが付きまとう。批判するには情報が必要で、情報を得るには権力の内側に入り込み、時にすり寄る必要もある。 当然、許されざる一線を踏み越えてしまうこともある。高名な政治評論家のウォルター・リップマンはかつて、大統領の演説原稿作りを手伝い、その演説を自分のコラムで絶賛したものだ。 ポール・クルーグマン(56)はどうか。その経歴を見る限り、文句なしにリベラル派の重鎮と言っていい。ニューヨーク・タイムズ紙にコラムを持ち、プリンストン大学で経済学を教え、ノーベル経済学賞も受賞した。こんな男なら、いつでも政界のカクテルパーティーで自信たっぷりに自

    saka-san
    saka-san 2009/05/26
    経済学者部分以外のクルグマン
  • ザ・ポリシー・ミックス - 梶ピエールの備忘録。

    『日経済新聞』5月22日付記事より。 【北京=高橋哲史】中国の国家発展改革委員会は21日、昨年11月に打ち出した総投資額4兆元(約55兆円)の景気刺激策について、4月末までの実施状況を発表した。低価格住宅を21万4000戸建設したほか、445キロの高速道路が完成した。中国政府が短期間に、大規模な公共投資を集中的に実施したことを裏付ける内容になっている。 4兆元のうち、中央政府が負担するのは1兆1800億元で、すでに2300億元を支出している。発展改革委は中央政府がこの資金で実施している事業の進ちょく状況を公表した。 それによると、4月末までに完成したのは農村道路2万キロ、農村部の送電網4万キロ強、空港の旅客ターミナル10万平方メートルなど。重点項目の1つである鉄道整備については「黒竜江省ハルビン―遼寧省大連」「湖北省武漢―広東省広州」「広西チワン族自治区南寧―広州」間などで建設が加速して

    ザ・ポリシー・ミックス - 梶ピエールの備忘録。
    saka-san
    saka-san 2009/05/26
    本当に経済状況の回復が見られるかどうかは異論もあるが、経済財政政策のポリシーミックスが行われていることは間違いない
  • オリヴィエ・ブランシャール「持続可能な欧州社会経済モデルは存在するか?」(2) - 備忘録

    ※追記を追加しました。(09/05/26) (前回のエントリー) オリヴィエ・ブランシャール「持続可能な欧州社会経済モデルは存在するか?」(1) 下記の論文(講演録)翻訳の続きです。*1 オリヴィエ・ブランシャール「持続可能な欧州社会経済モデルは存在するか?」(MIT Department of Economics Working Paper Series) (追記) 通常であれば、この論文の解題および日経済への含意について整理したいところですが、せっかくですので、読者の方それぞれに考えていただけたら幸いです。あり得べき議論について、自分なりに補助線を引くと、次のようなものになります。 欧州モデルが備えるべき「3つの支柱」とその意味、また、それぞれの視点からみた欧州経済の現状と課題。 日の雇用政策の現状と課題(特に、基金の側面から)。 ハローワークの民営化に関する現在の議論と、ブランシ

    オリヴィエ・ブランシャール「持続可能な欧州社会経済モデルは存在するか?」(2) - 備忘録
    saka-san
    saka-san 2009/05/26
    持続可能な欧州経済モデルの課題と懸念、特に、ユーロによって制約される欧州諸国のマクロ経済政策の問題点を検討
  • オリヴィエ・ブランシャール「持続可能な欧州社会経済モデルは存在するか?」(1) - 備忘録

    英語練習のため、以下の論文(講演録)の翻訳を行いました。*1 オリヴィエ・ブランシャール「持続可能な欧州社会経済モデルは存在するか?」(MIT Department of Economics Working Paper Series) この論文は、田中秀臣「不謹慎な経済学」の中でも端的に整理されているもので、競争を促す制度や、雇用関係における「信頼」の重要性が指摘されています。 不謹慎な経済学 (講談社BIZ) 作者: 田中秀臣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/02/21メディア: 単行購入: 9人 クリック: 303回この商品を含むブログ (59件) を見る この論文では、まず、持続可能な欧州モデルが備えなければならない「3つの支柱」:財市場における競争、労働市場における保険、マクロ経済政策の積極的利用、が説明され、それぞれの具体的な課題が論じられています。そして後半(未訳

    オリヴィエ・ブランシャール「持続可能な欧州社会経済モデルは存在するか?」(1) - 備忘録
    saka-san
    saka-san 2009/05/26
    持続可能な欧州モデルが備えなければならない「3つの支柱」:財市場における競争、労働市場における保険、マクロ経済政策の積極的利用、が説明され、それぞれの具体的な課題が論じられる
  • 新報道2001 与謝野大臣とクルーグマン教授の対談 Kittens flewby me

    フジテレビの新報道2001で与謝野大臣のクルーグマン教授の対談が行われていた。クルーグマン教授がどんな人物かはオバマを揺さぶるクルーグマンの正体 | ニューズウィーク日版がおもしろい。とにかく誰でもどんなものでもバッサリ辛らつにこきおろす人で、 少年時代はアイザック・アシモフのSF小説、とくに「ファウンデーション」シリーズの登場人物に共感していたと、クルーグマンは言う。「オタクが文明を救う物語だ。社会理論を説く専門家や黒板で方程式を解いているような人々が『この法則に従わなければ帝国は崩壊し、千年に及ぶ暗黒の時代がやって来る』と声を上げる」というのが原キャラで愉快である。 ノーベル経済学賞を業績のピークだとして現在は活動を一般向けにシフトし、世界を回っているそうである。与謝野大臣もクルーグマンの著書は翻訳が出るまえに原文で読むほど好きだという。もちろん、今回の巨金経済対策でも参考にしたそう

    saka-san
    saka-san 2009/05/26
    5月24日に放映されたらしい与謝野大臣とクルグマンのやりとり