econとbooksに関するsaka-sanのブックマーク (75)

  • Conscienceは良心ではない - 書評 - 格差はつくられた : 404 Blog Not Found

    2008年10月13日22:30 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 Conscienceは良心ではない - 書評 - 格差はつくられた 原著を注文しそびれていたら、訳書が献されてきた。早川書房の小都様、いつもありがとうございます。 格差はつくられた Paul Krugman / 三上義一訳 [原著:The Conscience of a Liberal 初掲載2008.06.22; 著者のノーベル経済学賞受賞を受けて2008.10.13更新 すでに原著は、ちかちゃんが On Off and Beyond: 書評:クルーグマンのThe Conscience of a Liberal 「アメリカの貧富の格差が広がったのは、経済の国際化や技術の進歩による『自然な経済現象』ではなく、政策によるもの。一方、アメリカが最も栄えたのは政策的にミドルクラスを生み出した時代だった。国民のためにも

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  • マルクス主義疎外論の本質とジェノサイドの可能性 - Economics Lovers Live 2008-06-19

    松尾さんからの引用:「疎外」とは何かということについては、ご引用いただけていない、拙著のこの説明が一番わかりやすいと思います。「「考え方」「理念」「思い込み」「決まりごと」等々といった頭の中の観念が人間から勝手に離れてひとり立ちし、生身の人間を縛りつけて個々人の血の通ったくらしの都合を犠牲にしてしまうこと」です。 第6章では、ゲーム論を使って説明しなおしていますので、経済学のわかる人向けに言い換えると、もっとみながよくなれるやり方があるのにナッシュ均衡に陥ってそうなれない状態、あるいは、状況の変化によってはそういう状態に陥りかねないシステムのことです。:(引用終り) わかりやすいというよりもこれだと、観念のジョジョ立ちしている人間そのものを変えるか(人間性レジーム転換=人間性の可塑性の導入)、人間はそもそも観念もたないほうが最適という選択肢は排除できないよね。 例えば個々の家庭や個々の友人

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  • 山形浩生さんの『「はだかの王様」の経済学』評の件

    松尾匡のページ 08年6月18日 山形浩生さんの『「はだかの王様」の経済学』評の件 (続編『「はだかの王様」の経済学』ウェブ議論小括 を書きました。あわせてお読み下さい。) というわけで、山形さんが拙著の批評をして下さいました。 http://cruel.org/other/matsuo/matsuo.html いやいや、見事にこきおろされちゃった。まだの人はとりあえず読んで下さい。できれば(いや是非是非)拙著をお買いいただき、以下の文章とも読み比べて、山形さんの評が適切かご判断いただきたいと思っています。 【設備投資の話の件】 いや山形さんは大事なこともおっしゃってるんですけどね、ただ少なくともこの最初のほうの設備投資についての議論だけは駄目ですよ。山形さんって経済学わかっていらっしゃる人だと思っていたけど、それにしてこういう理解なら、自分の書き方に、なおも独りよがりさがあったということ

  • [経済]戦慄すべき本だった件について - Economics Lovers Live

    http://cruel.org/other/matsuo/matsuo.html 実はまだ読んでないんだよなあ。笑。まあ、疎外論ぽい枠組みは、新古典派経済学を少し応用すればできる(もちろんそれはマルクス経済学の疎外論とは違う)し、また同様に新古典派経済学を利用してマルクス的ひがみ論とは違う次元でひがみ論を語ることができる。だから疎外やひがみ自体は経済学的にみても重要なテーマだと思う。 ということを山形さんが一言でいうと次のようになるんだろうね。 :疎外論とやらを勉強しても何の御利益もなさそうどころか、それでまたもやポル・ポトと同じ論理に陥るのでは何の甲斐もないじゃないか。それに、そこで言われていたようなことは、ゲーム理論のナッシュ均衡でおおむね説明できてしまうんなら――何の意味がある?: まあ、実際にはナッシュ交渉解なんだけども、このような新古典派経済学の枠組みを少し拡張して、疎外やひが

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  • 『はだかの王様の経済学』は戦慄すべき本である

    研修資料の余白に:『はだかの王様の経済学』は戦慄すべきである (2008/06/16, 17 日に 注 等細かい加筆, 22日にコメントなど加筆。) 山形浩生 要約:松尾『はだかの王様の経済学』は、解説されている疎外論がひがみ屋の責任転嫁論でしかないうえ、それを根拠づける「来の姿」だの「実感」だのがあまりに恣意的で確認しようがなく、まったく使えない。そして「みんなで決め」ればすべてうまく行くというお花畑な発想は悪質なニュースピークによる詐欺であるばかりか、最後にはポル・ポトまがいの抑圧思想に直結していて戦慄させられる。 目次 序 「設備投資」は「コントロールできない」か? 疎外とはひがみ屋の天国である。 「来の姿」ってだれが決めるの? 市場を超える「話し合い」って? 「みんな」で決めればだれも不満はない? おわりに 稿への反応など 蛇足コメント 1. 序 松尾筺『はだかの王様の経済

  • 仕事速っ - 書評 - イスラム金融入門 : 404 Blog Not Found

    2008年05月30日22:20 カテゴリ書評/画評/品評Money 仕事速っ - 書評 - イスラム金融入門 幻冬舎小木田様より献御礼。 イスラム金融入門 門倉貴史 仕事の速さには定評のある著者だが、今回はその中でも最速ではないか。 書「イスラム金融入門」は、グラミン銀行やオイルマネーの再興で俄然注目度が上がった、イスラム金融について解説した一冊。そう。実はグラミン銀行もイスラム法をクリアーしているのだ。「グラミンフォンという奇跡」にもきちんと載っている。 目次 - 5月30日の朝日新聞朝刊に「イスラム金融入門」(幻冬舎新書)の広告が掲載されました!|門倉貴史のBRICs経済研究所 にも 幻冬舎 イスラム金融入門 世界マネーの新潮流 ? 門倉貴史 著にもないので手入力:( プロローグ 金融市場の新たな勢力 第一章 イスラム金融、これだけ知れば大丈夫 第二章 有力グループ、MEDUSA

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  • おすすめのテキスト - 梶ピエールのブログ

    経済開発論 研究と実践のフロンティア (勁草テキスト・セレクション) 作者: 高橋基樹,福井清一出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2008/04/23メディア: 単行購入: 1人 クリック: 25回この商品を含むブログ (6件) を見る 神戸大学国際協力研究科のスタッフが中心になりまとめた開発経済学のテキスト。普通こういった多数の執筆者による共著は内容が散漫になりがちだが、同じような体裁のジェトロ・アジア経済研究所編の『テキストブック開発経済学 (有斐閣ブックス)』に比べても、書は全体の構成が統一感をもつようにかなり工夫されており、授業でも使いやすい印象を受ける。 こういったマクロの成長論から開発のミクロ経済学、さらには開発援助の個別のテーマまで幅広くカバーし、しかも理論的な背景もしっかり押さえたテキスト(特にハロッド・ドーマーとソローモデルに続いてルーカスの内生的成長モデルまでが

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  • アダム・スミスと「公共性」について - 梶ピエールのブログ

    アダム・スミス―『道徳感情論』と『国富論』の世界 (中公新書) 作者: 堂目卓生出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/03/01メディア: 新書購入: 8人 クリック: 169回この商品を含むブログ (114件) を見る 『国富論』や『道徳感情論』を翻訳ですらまともに読んだことない無教養な人間にとってはとてもためになるだった。内容については、 ここで描かれたスミスは、個人の利益追求絶対者でもなく、急進的規制緩和論者でもなく、市場原理主義者でもなく、経済成長論者でもなく、富国論者でもない。人類の存続と繁栄を希求し,時々の政策課題に真摯に対応し、現状にたいして熱狂も絶望もしない等身大の人間に幸福の境地を見たスミスといってもいい。 という赤間道夫氏の評が簡にして要を得ていよう。 特に印象だったのは、「富」を目指す「弱い人(小人・俗物)」と「徳」を目指す「賢人(君子)」との二元論に

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  • J・M・ケインズ「雇用、利子および貨幣の一般理論 上」(1) - 備忘録

    雇用、利子および貨幣の一般理論〈上〉 (岩波文庫) 作者: ケインズ,間宮陽介出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/01/16メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 296回この商品を含むブログ (54件) を見る 第1章 一般理論 古典派の理論が妥当するのは特殊な事例のみで、その想定する状態は、およそ考え得る均衡状態の中の極限状態。現実の生活を営む経済社会の実相を表すものではない。 第2章 古典派経済学の公準 古典派の雇用理論の公準は、[I]賃金は労働の限界生産物に等しい、[II]労働雇用量が与えられたとき、その賃金の効用は、その雇用量の限界不効用に等しい。しかし、([II]について)現行の実質賃金がそれ以下では現在の雇用量を超える労働供給が起こらない最低水準というのは馬鹿げており、賃金財価格が上昇し実質賃金が下落しているとしても、現行貨幣賃金下の労働供給はプラスとなるのが普

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  • 上野泰也『デフレは終わらない』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    詳細な感想はecon-economeさんのと大して変わらないので、ここ(特に追記の部分)を参照されたし。 ただ最初の「デフレは終わらない」の章は名前や名称もでてこないけれども、クルーグマンの流動性の罠論文や『恐慌の罠』におさめられたデフレ観そのものを、今日(08年)ヴァージョンで読み直したもので面白い。上野さんが「構造的」なデフレといっているのはそういう趣旨でしょう。他にも同じ章にこれまた名称はでてこないが、景気上昇→賃金上昇の困難性というのも、その批判する先は例の「日銀行のダム論」のロジックそのもの。これまた08年ヴァージョンとして興味深く読める。 デフレは終わらない―騙されないための裏読み経済学 作者: 上野泰也出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2008/04メディア: 単行 クリック: 16回この商品を含むブログ (11件) を見る これ最近ある編集者の人とも話したけれ

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  • 新訳・ミルトン・フリードマン『資本主義と自由』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    高橋洋一教授の、善悪二元論ぽい価値観とプラグマティスト的な発想(いま使えるフリードマンの主張を簡潔に紹介)に満ち満ちた解説つき。それはそれで面白い。訳は最初だけ読んだ感じではこなれている感じかな。 資主義と自由 (日経BPクラシックス) 作者: ミルトン・フリードマン,村井章子出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2008/04/17メディア: 単行購入: 19人 クリック: 311回この商品を含むブログ (104件) を見る

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  • 経済はだれのために - 書評 - ディープエコノミー : 404 Blog Not Found

    2008年04月21日00:15 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 経済はだれのために - 書評 - ディープエコノミー 英治出版の松および竹井両氏より、「未来をつくる資主義」とともに献頂いたもの。 ディープエコノミー Bill McKibben / 大槻敦子 [原著:DEEP ECONOMY] 初出2008.04.20; 販売開始まで更新 これで、「未来をつくる資主義」、「ワールドインク」とあわせて、「三部作」が完結することになる。 書「ディープエコノミー」は、「未来をつくる資主義」が提示した問題を、ボトムアップで解決する例を集めたもの。トップダウンの例が「ワールドインク」。原著ではそれぞれ独立した書かれたものを、こうしてDIPシリーズの三部作にまとめるというのは英治出版のアイディアだと思われるが、なかなか秀逸である。 目次 - Amazonより はじめに 第一章

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  • 堂目卓生『アダム・スミス 『道徳感情論』と『国富論』の世界』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    堂目さんのスミス論を新書で読めるとは。組み合わせでも新鮮、内容も期待超大。どんな内容かまだ拝見してないのですが(メールで来た新書ファンでチェックしたばかり)、たぶん近所の屋で売り切れてたみたい。この言葉最近使いすぎの感じですが、今年度屈指の注目作かも アダム・スミス―『道徳感情論』と『国富論』の世界 (中公新書) 作者: 堂目卓生出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/03/01メディア: 新書購入: 8人 クリック: 169回この商品を含むブログ (114件) を見る

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  • エスワラン&コトワル『なぜ貧困はなくならないのか - 2008-04-06 - Economics Lovers Live

    半分読了。これは名著でしょうね。経済学の初歩を習得しながら工業化や国際化が貧困を加速化させる条件は何なのか(当然、加速化させない条件も書かれている)を丁寧に解説していて応用もいろいろできそうです。訳者も指摘していますが、インドの経済発展だけではなく、応用すれば日中国などのアジア諸国にも拡張できそうですね。特に経済格差問題について、いわゆるワーキングプア層が地方から都市部への流入にかなり依存しているならば、今日の日経済の問題(例えばグローバル化が当にワーキングプア層に影響を与えるとしたらどんな条件なのか)を考えるときの、ひとつの代替的な見方にもなるでしょうね*1。 なぜ貧困はなくならないのか―開発経済学入門 作者: ムケシュエスワラン,アショクコトワル,Mukesh Eswaran,Ashok Kotwal,永谷敬三出版社/メーカー: 日評論社発売日: 2000/07メディア: 単

    エスワラン&コトワル『なぜ貧困はなくならないのか - 2008-04-06 - Economics Lovers Live
    saka-san
    saka-san 2008/04/06
    買ったけれどまだ読めていない本。インドの経済発展による著者たちの「宿題」もチェックしなければ。
  • 2008-03-31 - Economics Lovers Live

    明日から新年度。社会人は今日からでしょうか? アクセス数が昨日の夜から激減しているので新年度開始でさすがにネットでブログ遊覧というわけではないのでしょう。僕も明日から大学ですので、皆さんの新しい船出(船出しない人も)の無事を祈ります。 ところで新学期そうそうからネットで経済問題を中心に「だまされない」ための基書を以下のご案内。 まず原論はこの6冊でしょう。 1 飯田泰之『ダメな議論』 いま話題の毒餃子問題から財政赤字、年金問題など、ネットで流布する謬説にだまされない基的なリテラシー(この言葉僕は嫌いw でも学生の皆さんは馴れてるので使用)を提供する快著 ダメな議論―論理思考で見抜く (ちくま新書) 作者: 飯田泰之出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/11/01メディア: 新書購入: 23人 クリック: 1,054回この商品を含むブログ (177件) を見る 2 ロバート・グ

  • 書評:さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白(高橋 洋一 著) - Baatarismの溜息通信

    さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白 作者: 高橋洋一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/03/19メディア: 単行購入: 18人 クリック: 545回この商品を含むブログ (146件) を見るこのの著者の高橋洋一氏は、小泉政権から安倍政権にかけて行われた様々な改革の設計者であり、同時に日銀の金融政策を鋭く批判するリフレ派としても知られています。*1 彼がそれらの改革の詳細について書いた「財投改革の経済学」は、週刊東洋経済の昨年の経済・経営書ベスト100の第一位にも選ばれるなど、経済論壇においても注目される人物の一人と言えるでしょう。 このについては、先にid:finalventさんが「極東ブログ」で取り上げているのですが、そこでfinalventさんから次のように言われました。 書名にはありがちなブログのエントリみたいな煽りが入っているが、「さらば財務省! 官僚す

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  • [書評]さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白(高橋洋一): 極東ブログ

    書名にはありがちなブログのエントリみたいな煽りが入っているが、「さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白(高橋洋一)」(参照)は、後代の歴史家が現代の日を振り返ったとき真っ先に参照される一級の史料となるだろう。そのくらいに貴重な証言資料でもある。 およそ読書人なら必読と思われるのだが、知識人にはいわゆる反小泉の人も多く、まさに小泉政治の懐中にあった高橋洋一の独白には関心をもたないかもしれない。私はいちブロガーとして思うのだが、書を一番読み込んでおそらく溜息に沈むであろうなと心中を察するのは、Baatarismさん(参照)だ。彼はきっとこのに対して私より優れた書評を書いてくれるに違いなと念願を込めて、プッシュプッシュプッシュ。 書は一般書としてよく編集されているせいか軽くも読める。それでいて、要所要所に「財投改革の経済学」(参照)の裏打ちがある。別の言い方をすれば書はそうした重

  • 中央銀行の独立性について―スティグリッツ先生に聞いてみよう - 梶ピエールのブログ

    スティグリッツ教授の経済教室―グローバル経済のトピックスを読み解く 作者: ジョセフ・E・スティグリッツ,藪下史郎,藤井清美出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2007/10/19メディア: 単行購入: 9人 クリック: 97回この商品を含むブログ (36件) を見る 同書71-73ページより。 中央銀行は政府からの独立性を保ち、物価の安定だけに傾注するべきだという主張は、「経済改革」というスローガンの中核になっている。政策についての他の多くの金言と同じく、この主張も何度も繰り返されるうちに、いつの間にか広く信じられるようになっている。しかし、根拠のない断定は、それが中央銀行によるものでも、調査や分析の代わりにはなりえない。 調査が示唆しているのは、中央銀行は物価の安定に専念したほうがインフレをうまく抑制できるということだ。しかし、インフレの抑制はそれ自体が目的ではない。それは、

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  • Irregular Economist: hicksianの経済学学習帳~田中秀臣著『不謹慎な経済学』

    不謹慎な経済学 (講談社BIZ) 作者: 田中秀臣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/02/21メディア: 単行購入: 9人 クリック: 303回この商品を含むブログ (60件) を見る アマゾンより日到着。 毎度のごとく大変興味深く拝読させていただきました。詳しい感想は後日改めてエントリーできればなと考えておりますが、「おわりに」において述べられている田中先生の問題意識、 「経済的な問題に「弱肉強お金がすべて的経済学」の考え方で対処するのではなく、人間の行動の源泉たるコミットメントを緩和する方向で解決策を見つけたい―というのが僕のスタンスだ。」(pp.230) という点は、私の解釈が間違っていないのであればコーエン(Tyler Cowen)のそれとかなり共通しているのではないだろうか、という印象を受けました。コーエンの問題意識って何? と尋ねられるといささか困ってしまう

    Irregular Economist: hicksianの経済学学習帳~田中秀臣著『不謹慎な経済学』
  • 2008-02-11 - ハリ・セルダンになりたくて  まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか

    [要約] ナシーム・ニコラス・タレブ「まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか」はランダム性を学ぶのに最適。啓蒙書を読むことはほとんどない人生。読むべきはおっさんどもではなくて高校生など若い人たち。規則の逸脱。20年前の田舎の高校生。偶然であるがゆえに連続す。モンテカルロ法な話。乱数と低い違い列。そして、推薦の言葉 [規則の逸脱] 僕は、普段は、啓蒙書を書評したりは(あまり)しない。時折、知り合いに啓蒙書を書いて、僕に献してくれる人がいるのだが、それらのほとんどをblogで取り上げたことがない。 それは意地悪をしようとかそういう意図はなく、僕が「ほとんど啓蒙書を読まない」からだ。僕が啓蒙書を読むのはよっぽど何かあった時だけだ。雷に打たれて神の啓示を得たとか、他人の名前を書くとその人が死んでしまうノートを拾ったとか、ライトセーバーを持った黒いヘルメットに黒マントの大男に「私がお前の

    2008-02-11 - ハリ・セルダンになりたくて  まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか