昨今のイス業界は椅子に欄干を付属させることが流行っているようで、だいたい椅子には腕の休息場、通称アームレストなるものが存在する。これはたしかにあると便利なのである。 しかしこのアームレスト、使用するさいに問題が2点ある。 1点目は私はそんなに問題視してないからさらっと書くけれども、アームレストに腕をおいて会話をするとじゃっかん偉そうにしているように見える、威風が漂う、ということである。 アームレストに乗せる人体の部位は基本的に手首から肘までの部分である。これをアームレストに乗せる、ということはつまり胸を広げるという状況であり、さらには手の甲がだらりと下がり、リラックスふう、畢竟、視点を変えるとだらしなく見える。この体位で上司などと会話をすると、「こいつ俺をなめた態度で会話している」と思われる。ということである。 これは実際に私が言われたわけではない。ただ私が新米社員と話していて思った。まぁ