新研究によれば、中国西南部・雲南省で見つかった石器は、この地域にネアンデルタール人が住んでいた可能性を示唆しているという/Qi-Jun Ruan/Hao Li (CNN) 中国西南部・雲南省で発掘された5万~6万年前の石器が、東アジアには定着していなかった古代人類、ネアンデルタール人の技法で作られたことが、新たな研究で明らかになった。これは、ネアンデルタール人が実は中国まで流入していたことを示すのか。それとも、別種の古代人類が偶然同じ技法を発明したのだろうか。 2019年と20年、チベット高原の南西端に位置する雲南省ロンタンの発掘現場で、赤土の地面に掘った二つの穴から数百点の石器が見つかった。 研究チームが分析したところ、その多くにネアンデルタール人の特徴とされる「キナ型」の製作方式が使われていたことが判明。調査結果はこのほど、米科学アカデミー紀要(PNAS)に報告された。 キナ技法は、ネ
