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2020年6月18日のブックマーク (6件)

  • 文学の哲学にはどのようなトピックがあるのか - Lichtung

    文学の哲学は、存在論、認識論、倫理学、心の哲学、そして美学から、哲学的に文学を考察する研究ジャンルである。 物語とは何か、物語は人生の何を教えてくれるのか、作者とは誰か、詩的想像力とは何か、フィクションとは何か、詩の深遠さとは何か、キャラクタになぜ惹かれるのか、文学作品はどんな存在なのか、そして、文学とは何か。 稿は、The Routledge Companion to Philosophy of Literature*1 を参照しながら、主に英米圏における文学の哲学の主要な32のトピックを紹介する。文学の哲学について関心のあるひとがさらに学びを深めるために、あるいは、美学や文学の研究者の方が研究の手がかりとするために役立てばと思う。計三万字強あるので、頭から読んでいただくのもうれしいが、気になるところからすきな順番で読んでもらえればと思う*2。 定義とジャンル 1. 文学の概念 2.

    文学の哲学にはどのようなトピックがあるのか - Lichtung
  • 【今週はこれを読め! SF編】機械論的な時間ループではなく、記憶と歴史の物語 - 牧眞司|WEB本の雑誌

    『ライフ・アフター・ライフ (海外文学セレクション)』 ケイト・アトキンソン,青木 純子 東京創元社 3,960円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto これは、ひとりの女性の人生、第二次大戦を挟んだ激動の歴史、そして、なにより「記憶の物語」だ。外形的には時間ループSFとも言えるが、そう称されるおおよその小説が依拠している機械論的時間観とは一線を画す。 冒頭の一章が印象的だ。1930年11月、ドイツのカフェに入ってきた女が、ひとりの男を銃撃する。いささかの躊躇もなしに。撃つときに「フューラー」と呼びかけて。 女の名前はアーシュラ。 次の章は一転して、1910年2月11日。女の赤ん坊の誕生シーンだ。悲しいことに、この子は臍の緒が首に巻きついて死ぬ。 つづく章で、ふたたび1910年2月11日の、同じ場面が繰り返される。しかし、今度は、無事に生

    【今週はこれを読め! SF編】機械論的な時間ループではなく、記憶と歴史の物語 - 牧眞司|WEB本の雑誌
    sakstyle
    sakstyle 2020/06/18
    『ライフ・アフター・ライフ (海外文学セレクション)』ケイト・アトキンソン
  • 文学史・書評・文学業界 - 感情レヴュー

    1、矢野利裕氏が『文学+』の感想をツイートしてくれました。とてもありがたいです。私の文学史論「純文学再設定+」にもコメントをもらいました。 文学史は、文学の一般規則のようなものを前提し、そこに各作品・作家をマッピングする作業ではなく(そういう国語便覧的な文学史があるのも事実ですが)、各作品・作家が規則の網の目の中でどのように規則を生成・改変・更新しているのかをウォッチする作業です。むろん、当の文学史記述もその規則の網の目の一部であり、おのずと論争的―場合によっては共同的―な性格を持ちます。その意味で、私の文学史が起点とする横光利一の「純粋小説論」(1935)は優れた文学史でもありました。 そんな文学史もいまや現在進行形で記述するプレイヤーは絶滅危惧種なのですが、その数少ない貴重な作業を矢野氏は試みています。その一部を「純文学再設定+」(『文学+』2020・3)では紹介しました。矢野氏の文学

    文学史・書評・文学業界 - 感情レヴュー
    sakstyle
    sakstyle 2020/06/18
    ちなみに、というところで、認知物語論と純文学批評の相性がよいのでは、という話がされてる
  • 南極で発見の謎の化石、6800万年前の巨大な卵 最新分析で判明(AFP=時事) - Yahoo!ニュース

    海生爬虫類モササウルスの卵のものとみられる化石。チリ国立自然史博物館提供(撮影日不明、2020年6月16日提供)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】2011年に南極で見つかり、チリの博物館に展示されていたフットボール大の謎の化石について、これまで発見された中で最大の軟殻卵であることを明らかにしたとする最新の分析結果が17日、発表された。 【特集】古代生物図鑑~太古に生きた奇妙な動物たち 約6800万年前に産み落とされたこの卵は、海に生息するヘビやトカゲの仲間で、絶滅した爬虫(はちゅう)類の一種のものである可能性があるという。 化石の正体をめぐっては、10年近くにわたり推測が飛び交っていた。英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された、今回の分析成果について詳述した論文の筆頭執筆者のルーカス・ルジャンドル(Lucas Legendre)氏は、推測に終止符を打つこの新事

    南極で発見の謎の化石、6800万年前の巨大な卵 最新分析で判明(AFP=時事) - Yahoo!ニュース
    sakstyle
    sakstyle 2020/06/18
    モササウルス類ないし海棲爬虫類の卵ではないかと。軟殻卵
  • 古生物学:柔らかい殻の卵の進化を示す「硬い」証拠 | Nature | Nature Portfolio

    羊膜類の卵の進化に関する新たな手掛かりをもたらした2つの研究について報告する論文が、今週、Nature に掲載される。Mark Norellたちの論文では、最初の恐竜が柔らかい殻の卵を産んだという見方が示されており、この見解は、恐竜類が硬い殻の卵を産んだとする一般的な見解と相いれない。一方Julia Clarkeたちの論文では、南極大陸で初めて発見された化石卵である柔らかい殻の大型の卵について記述されている。 羊膜類は、鳥類、哺乳類、爬虫類を含む分類群で、胚の乾燥を防ぐ働きをする内膜(羊膜)を持つ卵を産む。羊膜類の中には、トカゲ類やカメ類のように殻の柔らかい卵を産むものもあれば、鳥類のように強く石灰化した硬い殻の卵を産むものもある。こうした多様性は、さまざまな進化の軌跡を示している。石灰化卵は繁殖の成功に寄与し、その結果として羊膜類の生息地の拡大と多様化に寄与した可能性が高いため、環境スト

    古生物学:柔らかい殻の卵の進化を示す「硬い」証拠 | Nature | Nature Portfolio
    sakstyle
    sakstyle 2020/06/18
    Norell論文はプロトケラトプスとムスサウルスの卵殻が軟らかいことを示し、Clarke論文は白亜紀の南極でエピオルニスに次ぐ巨大な卵化石を発見、卵胎生が示唆される軟らかい殻
  • 宇宙エレベーター実現に向け、宇宙でカーボンナノチューブ実験 - 大林組ら

    建設大手の大林組は2020年6月11日、宇宙エレベーターのケーブルに使うことを目指した、カーボンナノチューブ(CNT)の2回目の宇宙実験について発表した。 国際宇宙ステーション(ISS)を利用して行うもので、2015年から行った実験に続く2回目。改良を加えた試験体を用いて、宇宙での損傷度合いなどを確かめる。同社は2012年、2050年に宇宙エレベーターを完成させることを目指した構想を発表しており、この実験はその実現に向けた大きな一歩となる。 大林組が構想する、宇宙エレベーターの想像図 (C) 大林組 宇宙エレベーター 宇宙エレベーター(Space Elevator)とは、惑星と宇宙をつなぐエレベーターのこと。惑星の赤道と静止軌道をケーブルで結び、そこに「クライマー」と呼ばれる昇降機(リニアモーターカーなど)を走らせることで、ロケットよりも安全かつ安価に、宇宙へ人や物資を輸送できる手段として

    宇宙エレベーター実現に向け、宇宙でカーボンナノチューブ実験 - 大林組ら
    sakstyle
    sakstyle 2020/06/18
    “国際宇宙ステーション(ISS)を利用して行うもので、2015年から行った実験に続く2回目” 大林組は2050年に宇宙エレベーターを完成させる構想があり、それに向けての実験