【読売新聞】県立大恐竜学研究所の河部壮一郎准教授(古生物学)が、CT(コンピューター断層撮影法)などを用いた恐竜研究を紹介した著書「デジタル時代の恐竜学」(集英社インターナショナル)を出版した。デジタル技術で岩石に埋もれた恐竜や鳥類
【読売新聞】県立大恐竜学研究所の河部壮一郎准教授(古生物学)が、CT(コンピューター断層撮影法)などを用いた恐竜研究を紹介した著書「デジタル時代の恐竜学」(集英社インターナショナル)を出版した。デジタル技術で岩石に埋もれた恐竜や鳥類
【読売新聞】 思考など高度な認知機能に関わる脳の部位で、絶滅した旧人「ネアンデルタール人」は現代人より神経細胞の数が少なかったとする研究成果を、ドイツのマックス・プランク研究所などの国際チームが発表した。ネアンデルタール人が絶滅した
2016年9月に生まれた結浜は来園者に大人気だ(昨年12月、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで)=津田知子撮影 東京・上野動物園が赤ちゃんパンダ「シャンシャン(香香)」の公開に沸く中、和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で生まれ育ったジャイアントパンダの一族が、本場・中国で「浜系」と呼ばれる大きな家系を構成しており、自然繁殖の未来を支える存在として注目を集めている。 「アドベンチャーワールド」を昨年12月上旬に訪れた。飼育されているパンダたちは、木にぶら下がるなど元気に動き回り、食欲も旺盛でもりもり竹を食べていた。 オスの「永明(エイメイ)」とメスの「梅梅(メイメイ)」「良浜(ラウヒン)」との間に生まれた子供たちだ。この施設で2000年から16年9月までに、生後まもなく死んでしまった1頭を除き15頭が誕生した。一つの飼育施設としては中国を除けば世界一の実績だ。15頭
【ヨハネスブルク=木村達矢】南アフリカのウィットウォータースランド大などの研究チームは9日、ヨハネスブルク郊外の洞窟で2013年に発見された新種の人類化石が、約25万年前のものであるとする分析結果を発表した。 「ホモ・ナレディ」と名付けられた新種の人類は、現生人類(ホモ・サピエンス)と同時代を生きていた可能性もあるという。 AFP通信によると、ホモ・ナレディの脳は現生人類の3分の1程度しかなく、身長は約1メートル50、体重は約45キロ・グラム。猿人と原人の特徴を併せ持っていることから、発見当初、250万~280万年前の化石である可能性も指摘されていた。 研究チームが複数の分析法で化石の年代を測定した結果、23万6000~33万5000年前のものと推定できた。現生人類がアフリカで出現したのは約20万年前とされる。ホモ・ナレディの絶滅時期は不明だが、現生人類とは別の進化をたどっていたとみられる
沖縄本島沖の熱水噴出孔。硫化物が煙突のような形を作り、中から熱水が噴き出している(海洋研究開発機構提供) 海底から熱水が噴き出している「熱水 噴出孔 ( ふんしゅつこう ) 」の周囲は、ごく弱い電気が流れる天然の電池になっていることがわかったと、海洋研究開発機構や理化学研究所のチームが発表した。 この電流が、地球最初の生命誕生に大きな役割を果たした可能性があるという。論文がドイツの科学誌(電子版)に掲載された。 チームは、沖縄本島から150キロ・メートル北西の東シナ海の海底にある熱水噴出孔(水深約1キロ・メートル)を調査した。その結果、ごく弱い電気が流れる現象が、噴出孔や周りの海底のほか、噴出孔から約100メートル離れた海底でも確認できた。チームによると、海底下の熱水に含まれる硫化水素から電子が放出され、海底内を伝わり、海水内の酸素が受け取る反応が起きて、電気が流れるとみられるという。
【ワシントン=三井誠】太陽系から最も近い恒星「ケンタウルス座アルファ星」を目指して探査機を打ち上げる構想を、英ケンブリッジ大の理論物理学者スティーブン・ホーキング博士やロシアの富豪ユーリ・ミルナー氏が12日、発表した。 ノーベル物理学賞を受賞した米国の天文学者らも参加し、太陽系外の生命探しという壮大な夢に挑む。当面の研究はミルナー氏が1億ドル(110億円)を投じて支える。 地球からケンタウルス座アルファ星までの距離は約4光年。現在の最速の探査機でも、3万年かかるという。新たに検討する探査機は約1メートル四方の極薄の帆を広げる「宇宙ヨット」で、ヨットが帆に風を受けて進むように、地上から帆に当てる強力なレーザービームの力で進む。数分間で光速の2割の速度まで加速し、3日で冥王星を通過する。 20年後にアルファ星にたどりつき、周辺の惑星などを撮影し地球に約4年かけてデータを送ることを目指す。生命が
一流の芸術はどのようにして生まれるのか? 東京芸術大学(宮田亮平学長)と理化学研究所(野依良治理事長)は、第一線で活躍する芸術家の脳の活動を詳しく調べる共同研究に乗り出す。芸術と脳科学という全く違う分野の専門機関が連携して研究するのは珍しく、教育手法などへの応用が期待されている。 テーマは「独創的なアイデアがひらめく瞬間に脳はどんな活動をするか」「進化の過程で芸術や音楽は、どのようにして生まれたのか」「作品を鑑賞する脳の活動は、専門家と一般の人でどこが違うか」など。 年度内の協力協定締結へ向けて最終調整中で、東京芸大の研究者有志が作る研究会「芸術する脳を考える会」(代表=米林雄一教授)を中心に、理研の脳科学総合研究センターと多角的に研究を進める。 脳波のほか、磁場をかけて脳を外部から透かし見る磁気共鳴画像(MRI)やコンピューター断層撮影法(CT)、光トポグラフィーを使い、脳が実際に活動す
裁判員制度の候補者名簿に登録された人が、通知が届いたことをインターネットのブログで公開するケースが相次ぎ、中には候補者の氏名を特定できるブログもあることが分かった。 裁判員法は候補者の個人情報を公にすることを禁じており、匿名のブログなら大きな問題はないが、個人が特定できるものは罰則はないものの、同法違反と見なされることになる。 通知書が各家庭に届き始めた29日以降、ネット上では通知書を受け取った感想や、封筒の写真を載せたブログが次々に現れた。ブログで氏名や顔写真を公開したうえで「通知が来た」と書いた男性もいた。
法務省は28日、無期懲役判決を受けて服役している受刑者(無期懲役囚)に関する仮釈放申請の許否などの調査結果を公表した。 1998年から2007年の10年間にあった114件の申請中、仮釈放が許可されたのは74人で、許可までの入所期間は20〜25年が半数以上を占めた。 同期間に刑事施設で死亡した無期懲役囚の数は120人だった。また、刑法では無期懲役の場合、10年以上の服役で仮釈放が可能になると定めているが、実際には半数以上が仮釈放までの最短期間の倍以上を要していることになる。調査結果は、「死刑と無期懲役の差が大き過ぎる」などとして仮釈放のない「終身刑」の導入を求めている一部の国会議員の動きに影響を与える可能性もある。 調査では、仮釈放の許可は74人、不許可は35人、決定が出るまでに死亡するなどした無期懲役囚は5人だった。許可を受けた無期懲役囚の入所期間は20〜25年が42人(57%)と最多だっ
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