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ブックマーク / xtech.nikkei.com (121)

  • 真夏の夜のオカルト談義、HDDとSSDで音質に違いはあるのか

    理論半分、オカルト半分──。 オーディオの世界でしばしば使われる表現だ。「なぜ音質が向上するのか、理屈はわからないが、聴覚上で良くなったから結果オーライ」というわけだ。オーディオマニアの偏執的な行動を皮肉る表現として「オカルト」は好んで使われる。今回は、PCオーディオにまつわるオカルトな話題に迫ってみたい。 2015年、ソニーが「ハイレゾ対応ウォークマンに最適」と銘打ち高音質をうたったmicroSDカード「SR-64HXA」を発売したときのプチ騒動は忘れもしない。オーディオに興味のない人は、音源ファイルといってもデジタルデータなのだからSDカードで音質が変化するなどあり得ない、と考えたのだろう。 Amazon.co.jpの商品ページのレビュー欄には、この製品のことを小馬鹿にしつつも、オカルト領域の想像力を膨らませた投稿が多数寄せられ、大喜利状態となってしまった。「音質が向上した」という真面

    真夏の夜のオカルト談義、HDDとSSDで音質に違いはあるのか
  • Perfumeファン1万2000人のスマホ、Wi-Fi同時接続できたか?

    横浜アリーナに集結した約1万2000人の熱狂的な「Perfume(パフューム)」ファンが、スマートフォンで会場内のWi-Fiに同時接続──。 そんなことをしてうまくいくのか?そもそもライブ会場にスマホを持ち込んでいいの?録音・録画は禁止が一般的なのに。 平成最後の大みそかとなった2018年12月31日、人気歌手グループであるPerfumeのカウントダウンライブが横浜アリーナで開かれた。実はこの日、今や世界中にいるファンとPerfumeが、2018年から2019年に年が変わる瞬間を共有するというプロジェクト「docomo×Perfume/その瞬間を共有せよ。」がライブ中に開催された。これは、NTTドコモが新しいエンターテインメント体験を探る「FUTURE-EXPERIMENT」の一環で、その第4弾(VOL.04)に当たる。 2018年の大みそかにNTTドコモとPerfumeが実施したプロジェ

    Perfumeファン1万2000人のスマホ、Wi-Fi同時接続できたか?
  • ワイモバイルのWebサイトで管理画面が表示されるトラブル | 日経 xTECH(クロステック)

    「Y!mobile」関連だとみられるURLにアクセスすると、仮想化ソフトの管理画面が表示されるトラブルが2018年12月23日午後に確認された。Y!mobileを運営するソフトバンクは「このトラブルによる顧客情報の漏洩やWebサイトの改ざんは確認されていない」としている。

    ワイモバイルのWebサイトで管理画面が表示されるトラブル | 日経 xTECH(クロステック)
  • 東証システム障害の深層、証券会社の明暗分けた縮退運用 | 日経 xTECH(クロステック)

    東京証券取引所の売買システムで10月に6年ぶりのシステム障害が発生し、40社近くの証券会社が一部の注文を送れなくなった。引き金はメリルリンチ日証券のIPアドレス設定ミス。東証と証券各社の運用の不手際も重なり、影響が広がってしまった。4重化構成をフル活用できず、運用面での課題が浮き彫りになった。 「ログインができない。どうなっているのか」。3連休明けの2018年10月9日火曜日、午前7時30分過ぎ。あるネット専業証券会社のシステム運用担当者は朝からトラブル対応に追われた。 この証券会社は東京証券取引所の株式売買システム「arrowhead」と接続して直接に売買注文を出せる「取引参加者」の1社だ。4系統ある東証との外部接続ポイントのうち1系統で、通信を確立できない接続不良が発生した。 原因は自社システムの不具合か、それともarrowheadの問題か、この時点では判然としなかった。幸い他の3系

    東証システム障害の深層、証券会社の明暗分けた縮退運用 | 日経 xTECH(クロステック)
  • 東証がシステム障害の原因公表、メリルリンチがIPアドレスを重複使用 | 日経 xTECH(クロステック)

    取引所グループ傘下の東京証券取引所は2018年10月23日、9日に株式売買システム「arrowhead」で起こったシステム障害のより詳しい原因や再発防止策などを公表した。合わせて東証の宮原幸一郎社長に月額報酬の10%を1カ月間減額するなどの経営幹部の処分も発表した。

    東証がシステム障害の原因公表、メリルリンチがIPアドレスを重複使用 | 日経 xTECH(クロステック)
  • 多摩モノレールのランサムウエア被害、データ復旧のめど立たず

    多摩都市モノレールは2018年7月13日、社内向け業務システムがサイバー攻撃を受け、ファイルにアクセスできない状態に陥ったと公表した。ランサムウエアに感染したとみられる。7月17日時点で復旧には至っていない。

    多摩モノレールのランサムウエア被害、データ復旧のめど立たず
  • 料理は家電に作らせた方がぜったいおいしい、勝間和代さんが語るスマートクッキングの極意

    経済評論家で中央大学ビジネススクール客員教授を務める勝間和代さんにお会いしてきた。勝間さんは以前から「スマートクッキング」を提唱し、この連載で取りあげたさまざまな新世代調理家電を徹底的に使いこなしていると聞いたからだ。公式ブログ「勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ」でも、時産調理家電の代表格であるシャープの電気調理鍋「ヘルシオ ホットクック」などを活用した話題がしばしば登場する。5月中旬、勝間さんが経営するレンタルキッチンスペース「クスクス」(東京・五反田)を訪ねた。

    料理は家電に作らせた方がぜったいおいしい、勝間和代さんが語るスマートクッキングの極意
  • 1億円のルーターを200万円のPCで実現、NTTコム製ソフト「Kamuee」の正体

    数千万円から1億円程度のコアルーターは、専用ハードウエアを搭載して性能を高めている。一方、ソフトウエアとしてルーター機能を実装するソフトウエアルーターは、Linuxを搭載したパソコンで動作するため安価にルーターを実現できるが、性能は高価なコアルーターよりも1桁から2桁低い。 この常識を打ち破るソフトウエアルーターが現れた。NTTコミュニケーションズが開発し、2018年6月に発表した「Kamuee」だ。200万円程度のパソコンと1枚10万円程度のネットワークカードを複数組み合わせて使えば、高価なコアルーターと同等の性能を実現できるという。 Kamueeの速さの秘密は、NTTコミュニケーションズと東京大学が共同開発した画期的なアルゴリズムと、米インテル(Intel)が開発した新技術にある。 キャッシュ内で処理が完結 従来のソフトウエアルーターの性能が低かったのは、大きく二つの課題を抱えていたか

    1億円のルーターを200万円のPCで実現、NTTコム製ソフト「Kamuee」の正体
  • 「NTTを訴えていいかと相談あった」、NTT鵜浦社長が語るブロッキング決断の理由

    NTT持ち株会社が2018年5月11日に都内で開催した2017年度決算説明会で、海賊版サイトへのサイトブロッキング実施を公表した経緯について鵜浦博夫社長が記者の質問に答えた。

    「NTTを訴えていいかと相談あった」、NTT鵜浦社長が語るブロッキング決断の理由
  • 訴訟や刑事告発に発展も、サイトブロッキングの判断や運用をNTTに聞く

    NTTグループが海賊版サイトへのアクセスを遮断する「サイトブロッキング」の実施を2018年4月23日に発表したことに対し、反発が広がっている。ユーザーの同意がないブロッキングは、通信の中身を見て特定の通信を遮断する点で、通信の秘密の侵害につながる可能性があるためだ。

    訴訟や刑事告発に発展も、サイトブロッキングの判断や運用をNTTに聞く
  • 世界4位のスパコン「暁光」、撤去へ

    PEZY Computingグループでスーパーコンピュータ開発を手掛けるExaScalerは2018年4月13日、海洋研究開発機構に設置していたスパコン「Gyoukou(暁光)」の運用を停止し、撤去することを明らかにした。同スパコンはTOP500ランキングで国内1位、世界4位を達成している。

    世界4位のスパコン「暁光」、撤去へ
  • AWSを捨てて復活、ドロップボックスが上場へ

    オンラインストレージサービスの米ドロップボックス(Dropbox)が新規株式公開(IPO)を申請できたのは、「Amazon Web Services(AWS)」をやめて自社環境へ移行したからだった。同社はITストラクチャーの見直しで売上原価率を34ポイントも改善していた。 ドロップボックスは長らく「行き詰まったユニコーン(未上場ながら推定評価額が10億ドルを超えるスタートアップ)」の代表格だった。同社が最後に資金調達したのは2014年1月。当時の推定評価額は100億ドル(約1兆円)にも達したが、その後は失速。2015年10月には米大手投資会社のフィデリティ・インベストメンツ(Fidelity Investments)が推定評価額を20%引き下げるなど、投資家から厳しい目を向けられ、IPOも新規の資金調達もできずにいた。 そんなドロップボックスが鮮やかな復活を成し遂げた。同社は2018年2月

    AWSを捨てて復活、ドロップボックスが上場へ
  • 電子入札が使えなくなる恐れ、波紋呼ぶJavaサポート打ち切り

    米オラクルは2018年1月30日(米国時間)、Javaの開発・実行環境「Java Platform, Standard Edition(Java SE)」の商用向け更新版を公式ダウンロードサイトで提供するのは2019年1月までだと公式ブログで発表した。無償サポートは打ち切りになり、商用で更新版を使い続けるには有償サポートを受けるしかなくなる。 この決定に対し、自治体関係者らの間に不安が広がっている。Java実行環境(JRE)を使う自治体の電子入札システムなどが情報セキュリティを理由に使えなくなる恐れがあるためだ。 セキュリティポリシーに抵触 特に影響が大きいとみられるのが日建設情報総合センター(JACIC)が提供する「電子入札コアシステム」だ。 自治体はJACICのコアシステムをカスタマイズして利用している。コアシステムはJREを使っており、同システムを利用する全ての自治体が影響を受ける

    電子入札が使えなくなる恐れ、波紋呼ぶJavaサポート打ち切り
  • 三菱UFJニコスのシステム障害の原因が判明、3個のHDDが同時に故障

    マスターデータから中間加工ファイルを作成するバッチ処理のシステムでHDDが故障し、障害が発生した。三菱UFJニコスによれば、HDD15個で一連の機能を果たしており、そのうち3個が同時に故障した。「2個までの同時障害は自動復旧可能な仕組みを設けていたが、3個の故障は想定外だった」(広報)。同社はシステムやHDDの開発企業を明らかにしていないものの、「発生確率は極めて低いとの報告を受けている」という。 故障したHDDは、障害が発生した2017年12月26日中に交換したが、利用会員の売上データ処理などに遅れが発生した。一部の利用会員に2重請求が発生したほか、請求が遅れるなどの事態につながった。同社はシステム機器の監視体制を強化するなどして対策を講じるという。

    三菱UFJニコスのシステム障害の原因が判明、3個のHDDが同時に故障
  • 仕事ノートの「脱フォルダー」を実現するにはコレ

    ノートやメモをすぐに保存・検索できるサービスとしては、「Evernote」「Google Keep」「OneNote」が主要なものといえるだろう。しかし他にも、ノートの管理に便利なサービスがある。 ここで取り上げるのは、「HackPad」「ScrapBox」「Simplenote」の3つ。これらはノート情報管理に必要な「タグ」機能を備えた、クラウドベースのサービスだ。同様のサービスはほかにもあるが、「タグ」に相当する機能を持たなかったり、有料だったりするので、これら3つが現実的な選択肢となりそうだ。 この3サービスの特徴をまとめると、次のようになる。

    仕事ノートの「脱フォルダー」を実現するにはコレ
  • 「遅くて使いものにならない」という光回線への声、定額制も限界か

    あまり話題になっていないが、インターネット接続事業者(プロバイダー)の提供する光回線サービスが「遅くて使いものにならない」という声が一部で出ている。「モバイル回線のほうがまだまし」とさえ言われるほどだ。規格上の通信速度で1Gビット/秒をうたったサービスが主流となっているにもかかわらず、何が起こっているのか。 同現象は、NTT東西の「フレッツ光」を使ったプロバイダーの一部サービスで起こっている。NTT東西の基幹網「NGN(次世代ネットワーク)」とプロバイダーを接続するネットワーク機器(網終端装置)が恒常的な混雑状態に陥っているのだ。顧客の新規獲得を抑えることで対処しているプロバイダーもある。 この問題はNTT東西が設けた網終端装置の増設基準に起因しており、総務省の有識者会議が年内にも一定の結論を出す見通し。筆者が気になっているのは、その先の展開である。プロバイダーはトラフィック増加に長年苦し

    「遅くて使いものにならない」という光回線への声、定額制も限界か
  • システム開発の失敗を巡り裁判に至るまで、旭川医大とNTT東の2010年

    システム開発の失敗を巡り裁判に至るまで、旭川医大とNTT東の2010年 日経コンピュータ2010年10月13日号「動かないコンピュータ」を全文公開 2017年9月29日にITproに掲載したニュース解説「失敗の全責任はユーザー側に、旭川医大とNTT東の裁判で逆転判決」が読者の大きな反響を呼んだ。旭川医科大学とNTT東日がシステム開発の失敗を巡り裁判に至るまでの詳細については、日経コンピュータが2010年に報じている。 その記事のタイトルは、「旭川医科大学 基幹系再構築の契約を打ち切り、NTT東が23億円の賠償請求」。日経コンピュータ2010年10月13日号「動かないコンピュータ」の内容を全文公開する。 旭川医科大学が2010年8月26日、基幹系システムの開発委託先であるNTT東日に訴えられた。旭川医大が新システムを導入せずに契約を解除したため、NTT東日が損害賠償を求めた。その賠償金

    システム開発の失敗を巡り裁判に至るまで、旭川医大とNTT東の2010年
  • 失敗の全責任はユーザー側に、旭川医大とNTT東の裁判で逆転判決

    電子カルテを中核とする病院情報管理システムの開発が失敗した責任を巡り、旭川医科大学とNTT東日が争っていた訴訟の控訴審判決は一審判決を覆す内容だった。 札幌高等裁判所は2017年8月31日、旭川医大に約14億1500万円を支払うように命じた。2016年3月の一審判決は旭川医大の過失割合が2割、NTT東が同8割として双方に賠償を命じていたが一転、旭川医大に100%の責任があるとした。同医大は2017年9月14日、判決を不服として最高裁に上告した。 なぜ判決が覆ったのか、裁判資料かと判決文から見ていく。旭川医大とNTT東は日経コンピュータの取材に「コメントできない」と回答した。 高裁もユーザーの義務違反を認定 旭川医大は2008年8月に病院情報管理システムの刷新を企画し、要求仕様書を基に入札を実施。NTT東が落札した。日IBMと共同開発したパッケージソフトをカスタマイズし、6年リースで提供

    失敗の全責任はユーザー側に、旭川医大とNTT東の裁判で逆転判決
  • 仏スタートアップが来日、「香りの目覚まし時計」や「スマートトイ」で日本上陸

    2014年には米グーグルが主催する「Google Science Fair」でファイナリストに選出され、2015年6月にはクラウドファンディングサイト「Kickstarter」でプロトタイプを披露。4週間で20万ドルを受注したという。2016年1月にCES Innovation Awardを受賞後、2016年9月にフランスなどで同製品を発売した。 フランス国内ではプランタンやギャラリー・ラファイエットなどの百貨店で販売しており、価格は99ユーロ。2016年に1万5000台を売り上げ、2017年9月からはディズニーなどとのコラボレーションも予定しているという。 体は目覚まし時計サイズで、上部にカートリッジのスロットを備える(写真2)。基的な形状は同じだが、目覚ましの機能を強化した第2世代モデルの開発も進めているという。

    仏スタートアップが来日、「香りの目覚まし時計」や「スマートトイ」で日本上陸
  • 「3年で破壊が起こりトップ企業の4割は淘汰される」、シスコが大胆予測

    シスコシステムズは2017年6月2日、「デジタル変革に向けたビジネスモデル」と題した説明会を開催した。同社はスイスのビジネススクールであるIMDと共同で、デジタル変革に関する研究と経営幹部向けワークショップを進めている。説明会ではその内容の要約を紹介した。 「既存のトップ10社の4社は淘汰される。破壊が起こるまでの時間は3年だ」。デジタルディスラプター(デジタル変革による破壊者)や既存企業の経営幹部に対する調査結果を、シスコデジタイゼーションオフィス ディレクター 兼 デジタルビジネストランスフォーメーション グローバルセンター客員研究員のローレン・バッカルー氏はこう話した。「既存企業の41%は実際の脅威と考えているが、積極的に対応できているのは25%に過ぎない」(バッカルー氏)。 シスコやIMDはこうしたデジタル変革を「デジタルボルテックス」と表現する。「ボルテックスは渦巻きという意味の

    「3年で破壊が起こりトップ企業の4割は淘汰される」、シスコが大胆予測