ブックマーク / mess-y.com (9)

  • 白人モデルのゲイシャ写真が炎上した本当の理由〜「文化の盗用」と「ホワイト・ウォッシュ」 - wezzy|ウェジー

    ファッション雑誌『ヴォーグ』(USA版)3月号に載ったアメリカの白人スーパーモデル、カーリー・クロスの芸者風ファッションが大炎上し、カーリーが謝罪する騒ぎとなった。この件は日でもいち早く取り上げられ、各記事に「人種差別」「日をバカにしている?」などといった見出しが踊ったが、多くはアメリカの人種と文化歴史と現状を説明し切れていなかった。そのせいか日人読者からは「何がいけないのか分からない」の声が上がっている。 問題となった写真は、日の伊勢志摩で撮影されたもので、来は金髪のカーリーが黒髪のゲイシャ風ウィッグと着物風デザインのドレスを着ているというものだ。一流雑誌だけあって写真自体の質は高い。しかし近年のアメリカ文化シーンは”cultural appropriation”(文化の盗用)に厳しく、今回の写真は多くのアメリカ人の眉をひそめさせることになった。 “文化の盗用”とは端的には、

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    samoku
    samoku 2017/02/25
  • 「わいせつ表現」規制と女性差別克服は関係ない? 憲法学者・志田陽子氏インタビュー - wezzy|ウェジー

    2016.12.27 「わいせつ表現」規制と女性差別克服は関係ない? 憲法学者・志田陽子氏インタビュー スクール水着の少女が「養って」とお願いする鹿児島県志布志市のPR動画「UNAKO」。太ももと下着のラインがスカートからすけているようにみえる東京メトロのイメージキャラ「駅乃みちか」。これらは、「性的な表現がふさわしくない」として批判をうけ、「UNAKO」は公開中止、「駅乃みちか」はデザインが一部変更されました。 このような事態を疑問視し、「過剰な規制は、表現の自由に反するのでは」といった意見を持つ人もいます。賛否両論が沸き起こる性表現。表現の自由と、表現への批判、この二つは対立する概念なのか。そして、表現規制は、女性差別に効果があるのか。憲法学者の志田陽子さんにお話を聞きました。 批判は表現規制なのか?――女性差別に関係するものに限らず、特定の表現に対して批判がおこると「表現規制ではない

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    samoku
    samoku 2016/12/28
  • エロの抑圧、萌えへの侮蔑。「駅乃みちか」への乱暴な批判は、「女性の身体はエロく卑猥なので、表現として不適切、表現すべきでない」につながる - messy|メッシー

    東京メトロの公式キャラクター「駅乃みちか」の、萌えキャラバージョンが波紋を呼んでいます。 「駅乃みちか」は、2013年秋から東京メトロ駅ポスターなどで活躍している、「東京メトロサービスマネージャーで帰国子女の23歳女子」という東京メトロ公式キャラクターです。 3~4頭身程度で、近年流行の萌えキャラゆるキャラとは違った、素朴なテイストのイラストながら、メトロポスターではあざとそうな一面もあるキャラクターとして、東京メトロの利用者にはその存在がじわじわ浸透していたのではないでしょうか。 さて、数日前から問題視する声が(主にTwitter上で)相次いでいる“萌えキャラバージョン”の「駅乃みちか」は、東京メトロ公式キャラクターとしてのデザインがリニューアルされたものではありません。萌えキャラクターコンテンツのひとつである『鉄道むすめ~鉄道制服コレクション~』(トミーテック)の企画に参加するために、

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    samoku
    samoku 2016/10/21
  • 「性欲」を支配したい性嫌悪と「生殖」に囚われた性嫌悪について - messy|メッシー

    前回の記事で、最近の社会の性嫌悪傾向と、東京オリンピックに向けた都市のジェントリフィケーションは、社会の過剰クリーン化路線と関連していると述べましたが、今回は、最近の社会の性嫌悪傾向の根源について考察していこうと思います。 まず初めに、最近の性嫌悪傾向の原因の一つとして、学校で児童たちが教わる性教育が、堅苦しく優等生的すぎることを考えから外すことはできません。学校で教える性教育は、「セックスとは、好きな異性と子供を作ることを目的とした時に行われるもの」を基準とした一元的なものであり、「人工妊娠中絶はもの凄く恐ろしいもの」「避妊……コンドームやピルをはじめいろいろなものがありますが……以下略。」「同性愛…………」というように、多くの若者が興味を持つであろう「子供を作ることを目的としないセックス」や、「異性以外に性的興味を持つこと」に関してお茶を濁してます。そのうえで「人工妊娠中絶や中絶が身体

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    samoku
    samoku 2016/01/07
  • いま改めて問う「性風俗はセーフティネットか?」ー福祉と風俗店経営それぞれの見地から - wezzy|ウェジー

    2015.11.13 いま改めて問う「性風俗はセーフティネットか?」ー福祉と風俗店経営それぞれの見地から 来、貧困に陥った人は救済の対象であるはず。なのに福祉や行政に十分につながらず、支援が届かない……。一昨年から「女性の貧困、子どもの貧困」がにわかに問題視され、メディアでも生活苦にあえぐ母子家庭や、奨学金という借金を背負う若者の現状を伝える記事を日々目にするようになりました。 が、そうした人たちは突然、登場したわけではありません。これまでも困窮状態にありながら、社会から「見えなくなっていた」だけです。貧困などを理由にセックスワークに就いた女性はますます見えなくなります。 その実情を把握し、問題解決への一手を探るべく、「セックスワークサミット2015秋 女性の貧困と性風俗~性風俗は『最後のセーフティネット』なのか?~」が開催されました。若者を中心に生活困窮者への支援活動を行う「一般社団法

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    samoku
    samoku 2015/11/29
  • 「フェミは/オタクは」全部ダメ、と決め付けない冷静さを~ジェンダー系炎上ファイル(後編) - messy|メッシー

    2015.09.25 「フェミは/オタクは」全部ダメ、と決め付けない冷静さを~ジェンダー系炎上ファイル(後編) 【前編】ジェンダー系炎上ファイル~人工知能からルミネまで 2015年5月には、コップのフチに載せられる非実在のOLキャラクターフィギア「コップのフチ子さん」のパロディーであり、非実在の女児キャラクターがオナニーをしているようにも見えるフィギア「コップのカドでグリ美ちゃん」がヴィレッジヴァンガードなどでカプセルトイとして販売されていることが話題になり、messyでも「コップのカドでグリ美ちゃん」が販売されることの是非、ゾーニングのされ方への問題への賛否の記事が上がりました。 (参考) ■「コップのカドでグリ美ちゃん」、性的に消費される女児の憂 ■コップのカドでグリ美ちゃん問題に見る“ふざけた場所”への弾圧 実在しない女児とはいえ、コップのカドを使ってオナニーしているようにも見える

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    samoku
    samoku 2015/10/01
  • ポリティカル・コレクトネスにおける「模範的なマイノリティ」という問題 - messy|メッシー

    『ユリイカ9月号 特集・男の娘—“かわいい”ボクたちの現在』(青土社)を読みました。私も「ヘルマフロディトスの身体 ーオブジェとしての男の娘は如何にして誕生し、何を求めるのか」というタイトルで寄稿しています。 同号には二次元、三次元、当事者、研究者、様々な視点からの論考やインタビューが寄せられており、もりだくさんの内容で、改めて、日はジェンダーギャップ指数においては世界104位という後進国ですが、セクシュアリティ表象においては先進国であり続けているなと思いました。 漫画やアニメの「男の娘」だけでなく、日神話でヤマタノオロチを女装して倒したスサノオノミコトや、若衆歌舞伎・陰間茶屋(女形の格好をした男性が客をとる遊郭、初期は僧侶をはじめとした男性客中心であったが、女性客も利用できた)の文化を含めた歌舞伎の女形、シスターボーイやニューハーフ、ドラァグクイーン、性同一性障害(GID)におけるM

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    samoku 2015/09/07
    エルサは娯楽を提供する模範的なレズビアンであり、ヒロは科学知識を平和のために活用する模範的な日系人である、と。
  • あらゆる性知識を排除した健全できれいな世界、というディストピア - messy|メッシー

    現在放送中の深夜アニメ『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』(『下セカ』)が大変面白いです。原作は2012年から続くライトノベル。マンガ化もされておりメディアミックス盛んな作品です。 舞台は少し未来の日、16年前に制定された「公序良俗健全育成法」という法律によって、性的な言葉(下ネタ)が失われ、人々から性知識が著しく欠如し、「赤ちゃんは男女が真面目に心から愛し合っていれば何もしなくても自然と生まれてくる」と高校生がテストで回答することが正解になっています。 人々は首と手首に着用を義務付けられた超小型情報端末「PM」によって卑猥な単語を規制され、違反者は警察内の専門組織「善導課」によって即逮捕、執行猶予なしの実刑に処されるという状況のこの世界で、「健全できれいに生きる」ことを強いられています。 この作品の主人公は、国会議事堂の前でコンドームをばらまくという下ネタテロ行為によって逮捕され

    あらゆる性知識を排除した健全できれいな世界、というディストピア - messy|メッシー
    samoku
    samoku 2015/08/31
  • 女性器は卑猥なものなのか。これからの「まんこ」の話をしよう - messy|メッシー

    テレビ番組で「まんこ」と発言したタレントが降板させられますが、「ちんこ」は、露出してもそれほど問題視されません。「ちんこ!」で騒ぐ子供は見かけても、「まんこ!」と叫ぶ子供はあまり見かけないように思います。messyで行った調査によれば、子供の頃に「まんこ」の存在を知らなかったという人もいたどころか、「まんこ」を「ちんこ」と呼んでいた人までいました。そして自身のまんこを3Dスキャンし配布した美術家のろくでなし子さんの逮捕は、「ちんこ」や「まんこ」の模型が溢れる中で、なぜ彼女の作品であるまんこの模型データがNGだったのかという問いを発しました。 社会には、「まんこ」と「ちんこ」の非対称な関係があります。なぜ「まんこ」がタブー視されるのか。語るのに躊躇しがちな「まんこ」の話を、現代美術家の柴田英里さんと文筆家の牧村朝子さんに思う存分お話いただきました。これからの「まんこ」の話をしよう! わかりや

    女性器は卑猥なものなのか。これからの「まんこ」の話をしよう - messy|メッシー
    samoku
    samoku 2015/08/27
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