イランでは、アメリカ軍に殺害された司令官の遺体が7日出身地に到着しましたが、葬儀に人々が殺到し、折り重なるようにして多くの人が死亡したため、予定されていた埋葬は延期されることになりました。一方、イランはアメリカに報復措置を警告していますが、殺害現場となった隣国イラクでアメリカ軍の撤退を求める動きも出る中、イランとしてはこうした情勢も見極めながら報復の内容を判断していくものとみられます。 葬儀に出席した革命防衛隊のサラミ総司令官は「卑劣な殺害行為は、アメリカのこの地域における存在を終えんさせるだろう」と述べてアメリカを強く非難しました。 司令官はこのあと、埋葬される予定でしたが、現地には多くの人が殺到し、イランの当局者によりますと、人々が折り重なるようにして倒れて、32人が死亡、190人がケガをしたということで、この影響で、遺体の埋葬は延期されることになりました。 葬儀の責任者は、イランのメ