ドイツの電力事情=再生可能エネルギー法の見直し 再生可能エネルギー法の見直し 7月1日から再生可能エネルギーの全量固定価格買い取り制度をスタートさせた日本に衝撃的なニュースが飛び込んできた。ドイツが太陽光発電の買取制度を大幅に修正することが決定したという。 6月27日に開催された上院と下院の両院協議会において、以下の政策変更が決まり、同29日に内容を盛り込んだ法案が成立した。 ・太陽光発電の買い取り価格の20~30%の引き下げ。 ・太陽光発電の累計設備容量が5200万kWに達した後は太陽光発電の買い取りを中止 国民負担が非常に大きくなっていること(月間消費電力量が約300kWhの一般的需要家の負担額が月1000円を超え、そのうち約半分は太陽光発電に起因したものとなっている)こと シュピーゲル誌は「太陽光はドイツ環境政策の歴史の中で最も高価な誤りになる可能性がある」と指摘している。 詳細 8