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ロシア連邦の都市で、ウラル山脈東麓にあるチェリャビンスクは重工業が盛んな州として知られている。その州の中にある人口15000人ほどの都市「カラバシ」は、膨大な銅鉱床を持つ採掘地帯。膨大な採掘事業により、年間180トンもの有毒ガスが発生し、酸性雨も降り、植物もほとんど枯れ果ててしまったという地球上で最も汚染された場所のひとつと言われている。
先日、「ニュースの深層」に出ていらした、エネルギー環境問題研究所代表の石井彰氏のお話がすこぶる納得できたので紹介しておきます。 石井先生は311以降に起こっている「原子力か、再生可能エネルギーか」という論争の幼稚さを指摘しつつ、エネルギーと地球&人類の歴史について超長期の視点から考え方の枠組みを説明されていました。 以下、自分のメモ用に「なるほど!」と思った点をまとめておきます。 その1:「電力不足」は「エネルギー不足」を意味しない。 エネルギー源とは、石油、石炭、天然ガス、太陽光線、水力、風力、原子力などの一次エネルギーを指す。電気はそれらから作られる二次エネルギーであって、エネルギーの利用形態のひとつに過ぎない。 一次エネルギー源のうち9割近くが化石燃料であり、その化石燃料は今後 2〜300年は無くならない。永久にもつわけではないが、原発があろうがなかろうが、節電しようがしまいが、10
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