Softimageにおけるフェイシャルアニメーションのためのセットアップ方法は、いくつかある。もっともシンプルなものでは、シェイプアニメーションの応用によるもの。もうひとつは、一昔前には1千万円もした別アプリであったFaceRobotである。これらには、それぞれ利点と欠点がある。シェイプアニメーションでは、結果が解りやすいという利点があるものの、多くのパターンを用意しなくてはならない。FaceRobotでは、条件に合うリアルな頭部には適するが、少し条件が異なると上手く使えない(深く追求はしていないが)傾向がある。個人的には、人間の顔をしていながら、頭部の形状が特殊であるキャラクターを制作しているので、これらとは異なる方法でセットアップをする必要があった。それが、コントロールスプラインを用いる制御方法だ。基本的には、マニュアルにも紹介されているので、特殊な方法ではないのだが、実用的に使用する