エンジニアであるかどうかに関わらず、どんな仕事であっても 作業者(ワーカー)と、それ以外を分ける基準は一つだと思います。 それは判断することです。 僕は、判断する量が多いか少ないかで、その人の仕事上の価値が大きく変わると考えています。 もしも、まったく判断をせずに仕事をしているなら、その人の価値はワーカーです。 ワーカーが悪いわけではないですが、ワーカーはいつもたやすく取って代わられます。 優秀なワーカーもいます。それはそれで価値があります。 でも、ある人が自分で判断をするたびにその人の価値は上がります。 「権限も役職もないから、判断なんてできないよ」 と言う人がいます。 たしかに判断は責任を伴います。責任者が判断するべきというのは正論のように見えます。 でも別の見方をすると「役職を与えられたら、いきなり良い判断ができる」というものではありません。 そう考えると、判断できる人に権限があたえ