いよいよ、ロンドン市長選が明日に迫った。ボリス・ジョンソンが世論調査では僅差で上回っているようだ。しかし、世論調査と実際の投票とには必ずギャップがある。まだまだ分からない。 東洋経済掲載分の最後はロンドンの無料紙の話だ。(一部カットと加筆してあります。)もてはやされる無料紙だが、「本当にこんなに出していいの?」という思いを実はしている。 毎週20トンのゴミ ロンドンを悩ます無料紙のゴミ問題は洒落にならないくらいすさまじいものだ。連日、ロンドン市民は無料紙の渦に巻き込まれる。 朝は、駅構内のスタンドに置かれるメトロ(約70万部)、金融専門無料紙のシティーAM(約9万部)、午後にはロンドンライトとロンドンペーパーの2紙(あわせて約90万部)が続く。市内の道路、電車やバスの中、新聞スタンドの脇などいたるところに、新聞が捨てられるようになった。 ロンドンの繁華街、金融街を管轄するウエストミンスター
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