大阪地検特捜部による郵便不正事件の捜査の検証を進めている最高検は、証拠チェック専門の担当検事を、捜査の主任検事とは別に東京、大阪、名古屋の各地検特捜部に置く方針を固めた。元主任検事・前田恒彦被告(43)=証拠隠滅罪で起訴=が、物的な証拠を検討せず供述偏重に陥っていた、と判断した。取り調べの一部録音・録画(可視化)と並ぶ再発防止策の柱として、24日に公表する検証結果に盛り込む見通しだ。 検証内容によると、前田元検事は、別の検事から、どんな物的証拠があるのか報告を受けていたものの、十分に目を通していなかった。供述に頼った形で捜査を進めた末に逮捕・起訴した村木厚子・厚生労働省元局長は、無罪判決を受けることになった。 検証結果を踏まえて最高検は、主任と同格か格上の検事を、証拠をチェックする担当として特捜部内に置く方向で検討。主任検事のブレーキ役となることを想定している。被告に有利な証拠も積極的
検事による供述調書の作成を巡り、元検察最高幹部の一人が99年、北島敬介検事総長(故人)あてに「一部の調書は『検事の作文』といわれても仕方がない」と懸念する私信を送っていたことが分かった。これを受け最高検は翌年、調書作成の適正化を全国に通知したが、郵便不正事件では調書の任意性が否定され、厚生労働省元局長の無罪が確定。同事件と一連の証拠改ざん・隠蔽(いんぺい)事件で最高検は近く検証結果を公表するが、10年前の警鐘は生かされなかった。 私信を書いたのは、東京地検検事正などを経て、総長、東京高検検事長に次ぐ検察ナンバー3ポストの大阪高検検事長を最後に退官し、当時は中央更生保護審査会委員長だった増井清彦氏(77)。 前年の98年、水戸地検は水戸市の建設設備工事会社と同社社長を脱税で摘発し起訴したが、公判で弁護側から「取り調べ検事が異なるのに、参考人や被告の供述調書に全く同じ文章が多数あり、あらかじめ
航空自衛隊の事務用品発注を巡る官製談合で、談合に絡む発注に使われた費用は、航空機整備費の余った予算を目的外使用して捻出していたことが関係者の話で分かった。目的外使用は05~08年度の4年間で計約60億円に上り、不正経理の疑いが強い。防衛省は14日にも談合の経緯と再発防止策を公表する。防衛省の調査で、公正取引委員会が指摘した品目以外でも談合の疑いが見つかり、同省は悪質として監督責任も含め空自幹部らを近く一斉に処分する方針。 関係者によると、航空機整備費は不具合の発生などに備え、余裕を持った予算要求が行われていた。05~08年度に余った予算から毎年度十数億円、計約60億円を財務相の承認を得ずに目的外の事務用品購入に充てていたという。 談合に参加した空自OBの天下り先企業を優遇するためのほか、「予算を使い切ろう」との意識が背景にあったとみられる。 また、公取委が摘発した談合の品目は、机や椅子など
「被ばく」から子どもを守る母たちのドキュメンタリー映画「小さき声のカノン」(鎌仲ひとみ監督最新作)の上映会が、11月29日(日)13時~、ヴェルクよこすか6階ホールにて催される。上映終了後「保養」についてのトークショーも行われる。 主催は、NPO法人WE21ジャパンよこすか。 「福島を知り福島に学ぶ」をテーマにした取り組みで、2013年にNPO法人ザ・ピープルの吉田さんに「岩城に今」の話を聞き、2014年にはふくしまオーガニックコットンプロジェクトに綿積みの援農をするバスツアーを、横須賀市の助成金を受け行なった。被災地富岡町を見学して現状を知り、こどもに目を向け保養が大事だと思ったことが、上映会につながっている。 福島のことを知ってもらいたく、ボランティアの大学生を交えて、企画を練ってきた。その一人の神奈川県立保険福祉大学生は、「保養の話は聞いたことがなかった。明るく未来に向かっている」と
菅直人首相は14日、首相秘書官として新たに防衛省の前田哲報道官を起用する方針を固めた。政府筋が同日夜、明らかにした。防衛省出身者が首相秘書官に就任するのは初めてで、首相官邸の機能強化の一環。週内に決定する予定だ。 現在首相の秘書官は政務担当1人と事務秘書官の5人。事務秘書官は厚生労働、財務、外務、経済産業の4省と警察庁から出向している。前田氏が加わることで7人体制となる。 菅政権は日米間の懸案である米軍普天間飛行場の移設問題に加え、中国の軍事力増強、北朝鮮の核開発問題などを抱えている。すでに防衛省から官邸に出向者もいるが、首相に接する機会の多い秘書官に加えることで、より機能を強めることができると判断した。 前田氏は昭和58年に防衛庁(現防衛省)に入庁した。ワシントン勤務も経験している。
あるときはMSM(メインストリーム・メディア)、そして、あるときは印刷媒体メディアと呼ばれる新聞業界は、全体的にこのデジタルの時代で苦戦している。 多くの新聞社はウェブサイトを介してデジタル版の新聞を作成しているが、オンライン広告では購読者の減少による収益のロスをカバーすることが出来ない。その結果、大勢のジャーナリストが解雇されている(注記: 昨年だけで1万5,000人が仕事を失った)。 この苦境に際して、コンテンツを有料制に変更する新聞もあれば、グーグルに責任をなすりつける新聞もある(グーグルが無料でトラフィックを送っているにも関わらず)。 そんな中、高額なアクセス料を課してユーザーを追い払うのではなく、Cleengはコンテンツの一部のみを隠し、マイクロペイメントを利用するべきだと提案している(下の動画で説明しているように)。これはブロガーにとっても興味深いアイデアと言えるだろう(規模に
イー・モバイル株式会社は、2011年3月31日にイー・アクセス株式会社と合併いたしました。 合併以降の最新プレスリリースについては「報道発表資料一覧」をご覧ください。 Android™ 2.2搭載、通話もできるPocket WiFi 「Pocket WiFi S(S31HW)」が登場 ~ 2011年1月中旬、国内最安の19,800円で発売 ~ イー・モバイル株式会社(本社:東京都港区、代表者:代表取締役社長 エリック・ガン、以下 イー・モバイル)は、Pocket WiFiシリーズ第2弾「Pocket WiFi S(S31HW)」を2011年1月中旬より発売します。 「Pocket WiFi S」は、音声通話機能とAndroid™ 2.2を搭載したWi-Fiルーターです。Android™ 2.2搭載端末としては国内最安※1となる端末価格19,800円(税込)での提供と、国内最軽量※2の重さ約
イー・モバイルは12月14日、累計60万台超を販売したというイー・モバイルのヒット機器“Pocket WiFi(D25HW)”の機能追加版、「Pocket WiFi S(S31HW)」を発表。2011年1月中旬に発売する。 イー・モバイル、Wi-FiルーターになるAndroid 2.2搭載端末「Pocket WiFi S」発表 写真で解説する「Pocket WiFi S」 Pocket WiFi Sは、従来のPocket WiFiで評価の高かった小型・軽量、シンプル操作、無線LANシェアリング機能といった特徴を継承しつつ、通話・カメラ・GPS・Webブラウズ機能など、既存ユーザーより追加要望の寄せられた機能を追加し、進化を果たした機器。OSにAndroid 2.2、3.2型ワイドのタッチパネルディスプレイ(240×320ドット/静電容量方式)を採用する──いわゆるAndroidスマートフォ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く