名古屋出入国在留管理局(名古屋市)に収容中だった昨年3月に死亡したスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)の監視カメラ映像を閲覧した立憲民主党の階猛衆院議員に話を聞いた。死亡直前は「断末魔のような声」が発せられていたと明らかにし、即座に救急車を呼ばなかった出入国在留管理庁(入管庁)側の対応などを次の通常国会で追及する意向を示した。【和田浩明、上東麻子/デジタル報道センター】 映像は名古屋入管が内規に基づいて撮影し、名古屋地裁の証拠保全の手続きの中で遺族代理人弁護士らも閲覧している。今回はこれとは別に野党側の求めに応じて昨年12月24日、衆院法務委員会の理事や委員らに対して入管庁側が編集した約6時間半分を公開した。映像には2月22日からウィシュマさんが亡くなった3月6日までの約2週間分の約295時間が記録されており、今回公開されたのは全体の約2%にあたる。 階氏は衆院法務委の
![「断末魔のような声」 映像みた階議員が明かすウィシュマさんの様子 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ee76c179148c69929616f29be3eff26756fd1e6f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2022%2F01%2F15%2F20220115k0000m040121000p%2F0c10.jpg%3F1)