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ブックマーク / takase.hatenablog.jp (40)

  • 横田めぐみさん写真展での奇怪な出来事 - 高世仁のジャーナルな日々

    8月2日(水)から14日(月)まで、拉致被害者、横田めぐみさんの写真展が、日橋の髙島屋で開かれている。 初日の2日は、11時30分から、めぐみさんの母、横田早紀江さんと有恵子さんの父、有明弘さんの座談会があって、私がファシリテーターをつとめた。拉致問題は進展のないまま、被害者の親の世代は次つぎに鬼籍に入り、残るのは87歳の早紀江さんと95歳の明弘さんだけになってしまった。その意味でこの座談会は貴重な機会だった。 写真展会場で開かれた対談 「娘にあいたい」をテーマにした座談会は30分の予定だったが、お二人の娘への思いが溢れる話がつづき、50分にも及んだ。 www3.nhk.or.jp 立ち見も多く出る盛況で、会場いっぱいの参加者、また会場に入れずにモニター前に移動した人もみなお二人の話に熱心に聴き入り、なかには目頭をおさえる姿も見られた。大きな感銘を与えた座談会だったのだが、その最中、

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    sarutoru 2023/08/04
  • 極端に権力を嫌う日本人 - 高世仁のジャーナルな日々

    きょう、私の年中行事であるホタル狩りに行ってきた。 横沢入。ヒグラシ、鳥、カエルなどの鳴き声が聞こえる夕暮れ時 場所はあきる野市の横沢入(よこさわいり)という里山で、私はもう25年くらい通っている。ただ、こんなに遅い時期にホタルを見に行くのははじめてだ。用事が立て込んだり、行こうと思ったら雨に降られたりで時期を逸してしまった。 さすがに、ホタル狩りのポイントには誰もいない。7時半、とっぷり日が暮れて、やはりホタルはもう無理かなと思ったころ、ポツ、ポツと小さな光の点が現れた。おお、まだいてくれたか。 コンビニで買っていった缶チューハイを飲みながら、もの思いにふける。あたりはさまざまなカエルの鳴き声の競演である。 ホタル狩りは私にとっては初詣よりも大きな「節目」で、今年も行けてよかった。毎回、来年もホタル狩りに来れますようにと祈りながら帰路につく。 ・・・・・・・・ 1カ月前、このブログで、万

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    sarutoru 2021/07/25
    >世界価値観調査
  • 『日本のいちばん長い日』によせて2 - 高世仁のジャーナルな日々

    バイデン氏の大統領就任演説は聞かせる。 表情にも誠実さがにじんでいる。応援したいなと思った。 「(共和党の)赤対(民主党の)青、地方対都会、保守対リベラルを対立させるこのuncivil warを、私たちは終わらせなくてはなりません」と言った。 NHKはuncivilを「野蛮な」と訳した Civil warは「内戦」のことで、この場合civilは、外政でなく国内のという意味なのだが、civilには礼節があるという意味もあって、uncivil warすなわち国内の「礼節を欠いた戦争」(朝日新聞訳)をやめようと訴えたのだ。国内の分断、憎しみあいが内戦に匹敵するような烈しさになっていることを示している。 聴衆のかわりに星条旗と州の旗が立ち並ぶ 限られた招待客だけが出席した式典 2万5千人の州兵が守る中、限られた出席者を前に行われた就任式だったが、そこに台湾代表が招かれたことが注目される。 《台湾

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    sarutoru 2021/01/24
    >報道部副部長柳澤恭雄(やなぎさわ・やすお)氏
  • 横田滋さんの逝去によせて9-蓮池さんの「北に戻らない」決断 - 高世仁のジャーナルな日々

    15日、横田滋さんの自宅マンションの住民でつくる支援団体「あさがおの会」が被害者の早期帰国を求めて国会周辺で「沈黙の行進」を行った。 oita-pressより 同会代表の田島忠さん(78)ら5人が約400メートルを無言で往復。白いトルコキキョウとめぐみさんの写真が入った長さ約6メートルのタペストリーを国会議事堂や首相官邸、議員会館の前で掲げた。 今は国会会期中で、政府や政治家に反省を迫る意味もあったのだろう。 「とにかく何かしたい」という気持ちの現れだと思う。その思いは多くの市民が共有している。 きのうのブログで、2002年10月の5人の拉致被害者の帰国に触れたが、当初は「一時帰国」とされ、2週間後には北朝鮮に戻ることになっていた。 このとき北朝鮮に5人を戻さなかったことが、2年後彼らの子どもと夫(ジェンキンズさん)を日に呼び寄せるという、その後の流れを作った。 当時、私もテレビなどのメ

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  • 横田滋さんの逝去によせて3-続「めぐみさん目撃証言」のスクープ - 高世仁のジャーナルな日々

    「目に入れても痛くない」ほど可愛い、まだ中学1年、13歳の娘、めぐみさんが突然行方不明になった。 その失踪後の経緯について、滋さんが1999年初頭に書いた文章がある。 滋さんらしい簡潔で抑制された表現ながら、周りの動きとともに滋さんと家族の心境もよくわかるので紹介したい。 《めぐみは、昭和52年11月15日、部活のバドミントンの練習を終え下校途中、自宅近くで行方不明になりました。 いつもの時刻を過ぎても帰宅しない娘を案じ、は部活の友人に電話で問い合わせたり、先生方と一緒に近くの空地や海岸などを探しましたが見つかりません。これまで学校帰りに寄り道をしたことは一度もなかったので、私は、事件に巻き込まれたと直感し、その日のうちに警察に捜索願を出しました。 警察はすぐに駆けつけ、警察犬2頭で友人と別れたところから臭いをたどりましたが途中で消えており、また、周辺から学生鞄、ラケットが入った赤いスポ

    横田滋さんの逝去によせて3-続「めぐみさん目撃証言」のスクープ - 高世仁のジャーナルな日々
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    sarutoru 2020/08/09
  • 横田滋さんの逝去によせて2-「めぐみさん目撃証言」のスクープ - 高世仁のジャーナルな日々

    横田滋さんとのさまざまな思い出がよみがえってくる。 10年前、酔いつぶれた滋さんを、札幌から川崎の自宅まで「お届け」したことがあった。 2010年9月、札幌でひらかれた「拉致問題を考える道民集会」で、滋さんと私が講演した。高橋はるみ知事や自治体幹部のほか、マルクス主義の立場から『拉致・国家・人権―北朝鮮独裁体制を国際法廷の場へ』 (大月書店)を書いた中野徹三氏など、幅広い市民が参加して盛況だった。 懇親会には滋さんの出身校、札幌南高時代の同期生が何人も顔を見せた。高校の一年先輩の作家、渡辺淳一が、自殺した同級生を書いた小説『阿寒に果つ』の話で盛り上がったのを覚えている。拉致の話は一つも出なかった。 故郷で、なつかしい仲間と思い出を語ってよほどうれしかったのだろう、お酒がすすんだ。 お開きになった後、へべれけになった滋さんと一緒にタクシーで空港に向かった。空港に着くと、滋さんには酔い覚ましに

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    sarutoru 2020/08/09
  • 横田滋さんの逝去によせて-覚悟の実名公表 - 高世仁のジャーナルな日々

    恐れていたことが起きた。 横田滋さんが亡くなった。 https://www.asahi.com/articles/ASN656DSRN65UTIL03G.html 2年前の入院から、だんだん弱っておられると聞いていたので心配していたのだが。 申し訳ないと思う。 国民の一人として、また拉致問題の報道に深く関わったものとして。 ・・・・・・・・・・・ 振り返れば、北朝鮮による日人拉致が国内だけでなく国際的にも周知され、救出への機運が高まり、被害者の5人とその家族を取り戻すことができたのは、滋さんの決断と見識によるところが大きかった。 拉致問題の転機は、1997年の2月3日の月曜日だった。衆議院予算委員会で西村真悟議員が橋龍太郎首相に質問をし、『産経新聞』と朝日新聞の週刊誌『アエラ』が、横田めぐみさんの写真入りで拉致疑惑を大きく報じたのだった。これが北朝鮮による拉致被害者が、実名で全国に報じ

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    sarutoru 2020/08/09
  • コロナ後のテレビ界はどうなるのか - 高世仁のジャーナルな日々

    山形県で豪雨のニュース。 きょう28日、《気象庁によると、最大の24時間降水量は、山形県鶴岡市で同日夕までに226・5ミリに上るなど、山形県を中心に10カ所以上の観測点で7月の観測史上最大を記録した》(朝日新聞) 夕方には川の氾濫のニュースも。 《山形県によりますと、午後5時現在で、県内では少なくとも15を超える川から水があふれているのが確認されたということです》(NHK) 大きな災害にならぬよう祈る。農作物への被害も心配だ。 きょう17:50ごろの最上川(山形県大江町左沢=「あてらざわ」と読む) ・・・・・・・・・・ 朝日新聞がスクープ。 27日朝刊第一面 東日大震災の復興事業を請け負った大手ゼネコンの支店幹部らに提供する目的などで、複数の下請け企業が不正経理による裏金作りを行っていた。ひどい話だ。 取材で明らかになった裏金は少なくとも計1億6千万円にのぼるという。裏金の原資は国費。そ

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  • 緊急院内集会 「報ステ」を問う - 高世仁のジャーナルな日々

    テレビ朝日の「報道ステーション」で大問題が起きている。 きょう13日13時から衆院第一議員会館で緊急院内集会「『報ステ』を問う」が開かれ、参加してきた。 長く番組を支えてきた手練れの社外スタッフ(派遣労働者)約10人に3月末の契約終了を通知したのだ。大量の一斉雇い止めである。 定刻に行ったのだが、会場の第一会議室が満杯で廊下まで人があふれて、関心の高さを物語っていた。東京新聞の望月記者はじめ知られた記者やジャーナリストも多く参加していた。 この問題の背景についてはlite-ra記事を引用する。 《『報ステ』では前MC・古舘伊知郎の降板以降、徐々に政権批判色が薄れているが、とりわけ、2018年7月に早河洋会長の“子飼い”と言われる桐永洋氏がチーフプロデューサーに就くと、政権批判や原発報道などを極端に減らし、スポーツなどをメインに据えた“ワイドショー路線”に舵を切る。小川彩佳アナウンサーは番組

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  • ジン・ネット業務終了のお知らせ - 高世仁のジャーナルな日々

    突然ですが、2月末をもって株式会社ジン・ネットが事業を終了したことをお知らせします。 弊社は、1998年12月の創業以来、まる21年、テレビの報道・ドキュメンタリーを中心にテレビ番組の制作を行ってきましたが、諸般の事情により、2月29日をもって廃業することになりました。 テレビ番組の制作環境が厳しさを増すなか、何とか事業を存続すべく企業努力を続けてきましたが、売り上げの減少を止めることができず、資金繰りも行き詰まり、大変残念ですが、業務を終了せざるをえない事態に立ちいたりました。 皆様のこれまでの長きにわたるご支援に心から感謝申し上げるとともに、廃業によりご迷惑をおかけすることを深くお詫び申し上げます。株式会社ジン・ネット 代表取締役 高世 仁 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町1-8 NCO神田小川町9F  http://jin-net.co.jp/ ・・・・・・・・・・・・・

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    sarutoru 2020/03/04
  • 周庭さん香港の闘いを語る3~香港の良さを守りたい - 高世仁のジャーナルな日々

    ゆうべは雲に隠れて見えなかった中秋の名月。今夜はくっきりと美しい。 ・・・・・・・・・・・・・ 5歳児の1日の唾液生産量をユニークな実験により500mlと推定した日人が「イグ・ノーベル賞」を受賞した。こういうニュースはうれしい。 《人々を笑わせ、考えさせた研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が12日(日時間13日)、米ハーバード大であった。自身の息子の協力も得て、子どもの唾液の量を推定した明海大(千葉県浦安市)の渡部(わたなべ)茂教授(68)が化学賞に選ばれた。日人の受賞は13年連続。》(朝日新聞) その一方で・・ 《日の大学の理系論文数が、政府による研究予算の抑制や競争原理拡大と軌を一にして2000年ごろから伸びが止まり、20年近く頭打ちの状態になっていることが分かった。世界では米国や中国の論文数が飛躍的に伸びており、質の高い論文数を示す国別世界ランキングで日は00年の4

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    sarutoru 2019/09/15
  • 周庭さん香港の闘いを語る2(暴力の責任は) - 高世仁のジャーナルな日々

    トランプ大統領は10日、「狂犬」と言われたボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)をクビにし、翌11日、ボルトン氏について、北朝鮮政策で大きな失策があったと批判した。(ロイター) 金正恩をやたらと持ち上げているこ最近のトランプ大統領を見ていると、北朝鮮に対して無原則な妥協を重ねないか心配になる。ボルトン氏を私はインタビューしたことがあり、すぐに武力行使を(とくにイランに)口にする強硬派ぶりには辟易したが、今の米国の戦略なき外交のストッパーになっていた。トランプ氏が暴走しないといいが。 日韓を嗤(わら)うが如く飛翔体 (兵庫県 横山閲治郎) ひたすらに祈りの中の拉致家族 (福岡県 河原公輔) 朝日川柳11日 今の朝鮮半島情勢のなかで、拉致問題は忘れ去られてしまったかのようだ。 ・・・・・・・・・・・・・・ 周庭さんは、15歳の若さで愛国教育に反対する運動に飛び込んだ。そして・・ 周庭さん

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    sarutoru 2019/09/15
  • 安田純平さんの解放に身代金は支払われたのか?(5) - 高世仁のジャーナルな日々

    17日放送の「ザ・ノンフィクション」の放送中から、ツイッターやFBには口汚い悪罵が書き込まれた。同時に好意的な評も意外に多かった。 《安田純平さんの #ザ・ノンフィクション を観た。3年4ヶ月もの拘束…彼は毎日日記を過酷な状況の中ひたすら書いたジャーナリスト魂だ!どんな事が起きていたのかがつぶさに分かる安田氏の事を前提事実がはっきりしないままコメンテーターや国際政治学者が好き勝手に言う恐ろしさ!デマが如何に怖いか》 《自業自得と言う人が居るのも理解は出来る気がする。自分や自分の直ぐ側に居る人の事で精一杯だものね。それはそれで仕方が無い。でもやっぱり安田さんのように、世界全体をいつも意識して、遠くで起きている事を知らせようとしてくれる人も大事ですよね。》 《ザ・ノンフィクションで安田純平さんの特集を見たけど、誹謗中傷する人達の気持ちが分からない…。確かに危険な渡航だけど、地獄のような現地を世

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    sarutoru 2019/03/21
  • 安田純平さんの解放に身代金は支払われたのか?(4) - 高世仁のジャーナルな日々

    先週、山手線に乗ったら、全車両が「ハイアール」の宣伝で埋め尽くされていた。この中国の家電メーカー、うちの母親などたぶん名前も知らないと思う。今や白物家電世界一。こんな時代になったのだなあ・・ ・・・・・・・・・ 安田純平さんは、カナダ人ショーン・ムーア氏について、こう書いている。 《私は他の囚人と話すことを禁じられていたが、他の囚人たちは雑談しても咎められることはなかった。そのため、近くの独房にいたムーア氏が周囲の囚人や看守と話している声は聞こえていた。帰国後、先に解放されていたムーア氏をフェイスブックで見つけることができ、当時、独房から聞こえた彼の発言内容を伝えると、「それは俺だ! あの苦しみを分かち合える人がいたなんて!」と喜んでくれた。 ムーア氏も、拘束されたことについて、インターネット上で一部の人々から非難を浴びているという。まるで別の惑星にでもいたかのような異常な体験を共有し、語

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    sarutoru 2019/03/21
  • 安田純平さんの解放に身代金は支払われたのか? - 高世仁のジャーナルな日々

    きょう放送されたザ・ノンフィクション「デマと身代金~安田純平 3年4ヶ月の獄中日記」はいかがでしたか。 関東ローカルの放送で、見られなかった人も多いので、ここで内容の一部を紹介する。 シリアで反政府武装勢力とみられる集団に拘束されていた安田純平さんは、去年10月23日に解放され25日に帰国した。実に3年4ヶ月の長きにわたる拘束生活から生還した安田さんには、ネットなどでデマや「自己責任」に象徴される中傷が浴びせられ、身代金が払われたとの噂が飛び交った。帰国から5ヶ月、安田さんはそれらにどう応えているのか。 ネットには、 「国民に迷惑をかけるジャーナリスト嫌い」 「自ら危険なシリアに行って、助けてくれってどうなんだろう」 「安田純平、血色よすぎ」 「まさか自作自演じゃないよね?」 さらには「身代金を国に払わせて、あなたはテロリストを支援しに行ってるとしか思えない」と身代金支払いを事実とみなして

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    sarutoru 2019/03/21
    >しかし、安田さんによると「シリア人権監視団」の情報には明らかな誤りがあるという
  • 再びジャーナリストに旅券返納命令(その2) - 高世仁のジャーナルな日々

    4日、ちょうど立春の東京は、最高気温が18度を超えて暖かかった。旧暦では立春は一年の始まり。八十八夜や二百十日は立春から数えた節目で、農作業の目安にされた。24節気の最初の節で、この日から春ということになる。立春以降、最初に吹く強い風を「春一番」というが、立春当日、北陸では春一番が吹いたとニュースで報じていた。 4日から初候「東風解凍」(はるかぜ、こおりをとく)、9日から次候「黄鶯睍睆」(うぐいす、なく)、末候「魚上氷」(うお、こおりをいずる)が14日から。 さて、フリージャーナリスト常岡浩介さんの旅券返納命令事件。 (朝日新聞5日夕刊 メディアも取り上げ始めた) きのうも旧知のフリーランスから電話があり、憤懣やるかたない口ぶりで「先進国でこんな国ないよ」と嘆いていた。 「ある国で社会問題の取材に突っ込んでいって、その国の政府の逆鱗に触れた結果、オレが入国禁止になるかもしれない。そういうと

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    sarutoru 2019/02/10
    >強制送還される際の飛行機に乗る時にスリランカ航空の人が『なぜ日本大使館の人がここに来ているのか』と聞いてきた
  • 再びジャーナリストに旅券返納命令 - 高世仁のジャーナルな日々

    2日(土曜)の夜、10時半、帰宅途中の電車の中で携帯が鳴った。ジャーナリストの常岡浩介さんからで、「いま羽田空港から出国しようとしたら、旅券を返納しろと言われて足留めされています」という。 常岡さん、入国拒否にあったり(https://takase.hatenablog.jp/entry/20151228)、「拘束」されたり(https://takase.hatenablog.jp/archive/2016/10/31)、国を訴えたり(https://takase.hatenablog.jp/entry/20171102)何かとお騒がせな人なのだが、旅券返納命令とは尋常ではない。どうなるのか。 知り合いの弁護士と善後策を相談していると、常岡さんから、旅券返納命令がFAXの書面で示されたと連絡が入る。 「返納すべき理由」としては、常岡さんが1月にオマーンで入国を拒否されたことがあげられ、「旅

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    sarutoru 2019/02/10
    >なぜオマーンで入国禁止になったのか
  • マスコミからもっと「#MeToo」を - 高世仁のジャーナルな日々

    下を向いて歩いていてふと目を挙げるとめくるめく色彩の塊が・・・ サツキだ。ここは、植木なども育てているうちの近所の農園。 ゴージャス!!と英語圏の人なら言うだろうな。きょうは気温が25度くらいまで上がった。30度を超えた地方もあったという。春爛漫である。 ・・・・・・・・・ 週刊新潮が火をつけた、福田淳一財務次官のセクハラ疑惑が急展開。 麻生太郎財務大臣は4月17日、被害にあったという女性が名乗り出てこなければ、事実の認定はできない、という見解を示し、福田次官を守ろうとしたが、自民党からも圧力があって18日に福田氏が辞任。19日未明には、テレ朝が緊急の記者会見をして、自社の女性記者が週刊誌に情報を提供したセクハラの被害者だと発表し、財務省に抗議した。 福田氏はまだ「訴える」などと非を認めず、麻生財務相も謝罪の言葉がない。しかし財務省以外の世界では、事件の事実関係については決着した。安倍信奉

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    sarutoru 2018/05/03
    >古賀氏は外国特派員協会での会見で報道局長(篠塚さん)が自分を追い出したと語る
  • 安倍政権を揺るがした詩織さんの勇気 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

    安倍内閣の支持率が激減! 異変の元は、首相のお友達ジャーナリスト山口敬之氏の準強姦事件。これが報道された直後に53%程度だった内閣支持率が一気に26.7%になった!これまで、普通の内閣なら倒れてもおかしくないスキャンダルをらっても下がらなかった支持率がなんと半減したのだ。そして、これを結果したのは、一人の勇気ある女性の行動だった。 鬼海さんの話を書くつもりだったが、きょうはこの事件を取り上げるしかない。 ・・・・・・・・・・・・・ 夕方、つけっぱなしにしているテレビに目をやったら、ちょうどTBS「Nスタ」で、山口氏について報じていた。思わず「おお、ついにTBSが報じた!」と声を上げテレビに見入った。 きょう衆議院会議で、性犯罪を厳罰化する刑法改正案がで審議入りしたが、野党が、山口氏の事件の検証をもとめたのだった。国会まで行ったとなれば、さすがに報じざるを得まい。 刑法改正案は、強姦罪の

    安倍政権を揺るがした詩織さんの勇気 - 高世仁の「諸悪莫作」日記
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    sarutoru 2017/06/04
    “一月二三日の最初の「I am not ABE」発言の直後、なんと番組放送中に、まず中村格官房長官秘書官(当時)から、報道局ニュースセンター編集長の中村直樹氏に電話があったという”
  • 「赤報隊」を追い続けて30年 - 高世仁のジャーナルな日々

    玄関先に小さな赤い花が咲いた。 植えた覚えがなく、自然に生えてきた。調べると「ヒメヒオウギ(アヤメ)」という植物らしい。6枚の花弁のうち下の3枚の付け根が濃い赤になっている。南アフリカが原産だそうだ。遠くからやってきたんだな。 ・・・・・・・ おととい19日(金曜)深夜25時25分からTBSで、JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス 「特命 赤報隊を追え〜朝日新聞襲撃事件30年」を観た。 《記者2人が死傷した朝日新聞阪神支局襲撃事件から30年。赤報隊を名乗る犯人は捕まらず、事件は未解決のままだ。 この30年間、事件を追い続けてきた朝日新聞の記者がいる。樋田毅(ひだつよし)さん。65歳。樋田さんは定年を過ぎた今も、朝日新聞大阪社に籍を置き、あの事件と向き合っている。事件はなぜ未解決なのか?30年経ったいま、赤報隊事件の意味とは? 「取材を止めたら赤報隊に敗北したことになる。だから取材を続け

    「赤報隊」を追い続けて30年 - 高世仁のジャーナルな日々