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2009年1月3日のブックマーク (6件)

  • 自分を救うのは自分しかいない ――十二国記 - アセティック・シルバー

    書評, 小説, 読書, ラノベ, 感想, 考察 このシリーズ、『図南の翼』辺りが最も評価が高いようだが、ぼくは『風の万里 黎明の空』を好む。 この小説を読むと、いつも、成長とは何かと考え込んでしまう。この作品の三人の主人公は、物語のなかでそれぞれに成長していくのだが、その過程があまりに都合よく思えるのである。 ひとは、それほど早急に変われるものだろうか。変わらなければならないものだろうか。『風の万里 黎明の空』はぼくにそんなことを考えさせる。 いずれにしろ、〈十二国記〉はやはり傑作である。必ずしもぼくの趣味ではないけれども、日のファンタジィを代表する名作といっても、そう過言ではないだろう。(〈十二国記〉再読。 - Something Orange) あ、これ、すごくよくわかります。 実はぼくも『風の万里 黎明の空』を読んだときに、同様のことを考えた。祥瓊や鈴の成長ぶりは素晴らしく、目を張

    sasa0451
    sasa0451 2009/01/03
    十二国記か、今度読んでみようかな
  • 2級医師資格は医療費を抑制しうるか? - NATROMのブログ

    医療コスト削減対策として、「2級医師あるいは准医師といった資格をつくり、簡単な病気は2級医師が診ればよい」という主張をときに見かける。「医師会が既得権益を守るために反対している」という主張とセットになっていることが多い。典型的には、森永卓郎による■資格医師の数を増やして医療コストを削減せよ(日経BP社)。 例えば、こうしてみたらどうだろうか。建築士と同じように、医師の資格も1級と2級に分けて仕事を分担するのである。 確かに、先端医療の場合には、高度な知識や技術が必要なことはわかる。しかし、中高年やお年寄りに多い慢性疾患の場合は、さほど高度な医療判断が必要だとは思えない。極端なことを言えば、医者は話の聞き役にまわればよく、出す答えもほぼ決まりきったもののことが多い。もし、手に負えない症状であったり、急性疾患の疑いがあれば大病院にまわせばいい。 そこで重要になってくるのは、先端医療技術よりもコ

    2級医師資格は医療費を抑制しうるか? - NATROMのブログ
  • 赤の他人が私に話しかける - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake

    旅にでる。汽車(電車にあらず)に乗る。カフェに座る。公園を歩いてみる。そういうときに、話しかけてくる人っていうのがいる。 北海道のローカル線(いまはもうない)に乗っていたら、向かいに座ったおばちゃん(当然知らない人)が「なああんた、これべなさい」といって(前置きとか一切なし)すあまをくれた。 九州の九重山系の温泉に入ってたら、温泉の中でお弁当を広げていたご家族が「なあ、あんたもこっちにきてべんしゃい」というので御呼ばれした。三段のお重に入った見事なおかずに、巻き寿司。「たくさんあるけん、遠慮せんとたんとべんしゃい」。廃線歩きして結構おなかがすいていたので――というか行けども行けども人家がなく、お昼はどうしようか真剣に困っていて、これは大層ありがたかった。 カッセルのドクメンタ会場のカフェで一日展示会場を歩き回った疲れをほぐしながらハーブティを飲んでいると、頼んでいないワインがやってき

    赤の他人が私に話しかける - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake
  • 年越し派遣村はピクニックである - NOW HERE

    年越し派遣村へ続々、300人突破 厚労省が講堂開放へ http://www.asahi.com/national/update/0102/TKY200901020056.html すげーことになってきたな、おい。 300人集まれば厚労省が動くんだね。大方、大村秀章厚生労働副大臣が後先考えないでしたことなんだろうけど。 この派遣村ってのもすごい。失職して行き場がなくなった失業者が集まってきてる。日比谷公園に50張もテント張ってるってのがすごい。あの辺って官僚と金持ちの集うあたりだろ? 記事の写真を見る限りは壮観だね。実際行ってみたら広い日比谷公園の片隅なんだろうけど。 5日の御用始には退去、って出来るわけねーじゃん。これからますます人数は増えるわけだし、退去したらしたで日比谷公園はえらいことになるんじゃないの?あの広い公園一面のテント村になるよ。 これはピクニックだと確信した。 鉄壁と思われ

    年越し派遣村はピクニックである - NOW HERE
  • 勉強のできる子には犬神が憑く - 地下生活者の手遊び

    これで学歴社会なの? 最近、電車の中で中学生がこんな会話を交わしていました。 「頑張って東大に入れたとしても、親が土地を持っている奴らにはどうせかなわない」 「そうだ。人生ってばからしいよな。」 中央公論編集部編「論争・中流崩壊」の冒頭で紹介されるエピソードですにゃ。 論争・中流崩壊 (中公新書ラクレ) 作者: 「中央公論」編集部出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2001/03メディア: 新書 クリック: 16回この商品を含むブログ (14件) を見る 日学歴社会だとか言われることも多いけれど、ビンボー人のガキが東大でて官僚になるとか大企業に入社してそこそこ出世しても、都内に一軒家を構えることができるかどうかという社会が、当に学歴社会といえるとは思えにゃー。 学歴社会ってのはさ、一発受かってしまえば、一族郎党どころか出身地まで潤ってしまうという科挙のような制度が広く採用されて

    勉強のできる子には犬神が憑く - 地下生活者の手遊び
  • 深町秋生の序二段日記

    正月の駅伝で黒人選手が走っていると、どうも違和感を覚えてしまう。 なんというか……自転車競技なのにオートバイを持ち込まれてるような感じ。最近は高校駅伝でも見られる光景だ。正直「なんかずるくねえか?」と思ってしまう。日大のダニエルって選手もすごかった。「20人抜き!」って、子供の運動会にいきなり大人が乱入してきたような……。 http://www.ygu.ac.jp/sports/gale/2009/topics/members.htm(山梨学院 エントリーメンバー) 「モグス新記録!」と言われても微妙に釈然としない。まあ外国人選手を加入することで切磋琢磨するってこともあるだろうからかまわないが。かまわないけどなんというか……。 たぶん問題は私にあって、なにせ「黒人=すごい」という刷り込みがなされているので、よけいに「黒人選手の起用=なんかずるい、そこまでするか」という思考が働いてしまうのだ

    深町秋生の序二段日記
    sasa0451
    sasa0451 2009/01/03
    「「黒人選手20人抜き!」というと、しょっちゅうツタヤのアダルトコーナーをうろついている人間にとっては別のなにかを思い浮かべてしまうのだ」www