ライター・作家。チェーンストアやテーマパークをテーマにした原稿を数多く執筆。一見平板に見える現代の都市空間について、独自の切り口で語る。「東洋経済オンライン」などで執筆中、文芸誌などにも多く寄稿をおこなう。著書に『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』(集英社)『ブックオフから考える』(青弓社)
ライター・作家。チェーンストアやテーマパークをテーマにした原稿を数多く執筆。一見平板に見える現代の都市空間について、独自の切り口で語る。「東洋経済オンライン」などで執筆中、文芸誌などにも多く寄稿をおこなう。著書に『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』(集英社)『ブックオフから考える』(青弓社)
今年7月には単月として過去最高を記録し、年々右肩上がり調子の訪日外客数の旅行者数(日本政府観光局調べ)。 特にここ数年、訪日観光客の中でも高い伸び率を見せている国の一つがイスラム圏から来る観光客だ。ブランド総合研究所の調べによると、我が国のハラール(ムスリムの中で合法的なもの)市場は9.2億円(ブランド総合研究所調べ)。決して無視できる数値ではないことは明らかだろう。 今年2月にはアラブ首長国連邦によるイスラム教の戒律に沿ったハラール製品を認証する施設が、東京にオープン。本格的に拡大する豚肉やアルコールを口にしないムスリム市場を、様々な企業が見据え始めている。 そして、それはラーメン界も例外ではない。 チャーシューやとんこつ、煮卵、鶏ガラなど豚肉以外にも動物性素材で溢れかえっているイメージが根強いラーメンだが、近年では最も厳格なベジタリアン“ビーガン”の人も食べられるラーメンが登場している
毎年のように過酷な夏を迎えている日本。今夏も全国的に厳しい暑さとなるという気象庁の発表もあるが、例年にも増して食品メーカーや飲食店各社は自社最強の激辛メニューを、次々と投入している。 東ハトは「暴君ハバネロ 暴チップス ウマ辛ゴマラー油味」を4月17日に発売。江崎グリコはレトルトカレー「LEE 辛さ×30倍」(通常は×20倍)を5月16日に、日清食品は「日清焼きそばUFO わさマヨ地獄」を5月29日に発売している。いずれも既存商品に、辛さを追求した新レパートリーを増やした形だ。 加えて飲食店でも、ロッテリアの「激辛タンドリーチキンサンド(アチャールソース)」(6月8日~7月下旬)、ヒルトン名古屋の人気カレーブッフェ「Curry in Style」の「超激辛!脂肪燃焼カレー」(6月1日~8月31日)などが提供されており、鶏セセリ焼と赤から鍋でおなじみの「赤から」では、7月1日からこれまで最高
ニューヨーク、東南アジア、ロンドン、パリなど世界各地で日本のラーメンブームが加速中なのは周知の事実。寿司や天ぷらのような海外での日本食定番メニューとなる日も遠くないだろう。そんな中、ドイツ各地でもラーメン屋が次々とオープンしている。そこで、ドイツのとある街のラーメン屋で働く鈴木氏(32歳・男性・仮名)に現地のラーメン事情を聞くと、日本のラーメン屋にはいない変わった客のエピソードを教えてくれた。 「ラーメンのスープだけ飲みほして、麺をひと口も食べずに残しちゃうお客さんがいるんだよね。ドイツ人はラーメンをスープ料理だと思ってる人が多くて、ラーメンを麺抜きで注文したり、スープだけ飲んで麺を全部残しちゃったり」 鈴木氏は、「料金も変わらないし、もったいないな」と思いながら伸びきった麺が残る器を下げているとのこと。また、ラーメンをスープ料理だと捉えているドイツ人は、日本人からすると不思議な食べ方をす
お笑い芸人を使ったバラエティ番組が多い今日、売れてる芸人とはすなわち、テレビでの露出が多い芸人と捉えられがちだ。 だが、テレビでの露出はそこまで多くはないものの、引っ切り無しに仕事が入り、多忙な日々を過ごしているお笑い芸人がいる。それが1998年に結成したお笑いコンビ「テツandトモ」だ。 彼らのブレイクは2003年。青いジャージを着てギターを引きながら歌うトモと、音楽に合せて踊るテツの2人が織りなす芸「なんでだろう」は2003年の新語・流行語大賞にも選ばれた。 一般に、流行語大賞に選ばれた芸人は一発屋で終わると言われがちだ。だが、あれから13年。彼らはその定説を見事に覆し、全国各地を駆けまわり、CDデビューまで果たしている。今年4月にリリースされた両A面の3rdシングル「泥の中の蛍/おんなじ空の下」は本格的な歌謡曲に仕上がったナンバーだ。 いったい、テツandトモはなぜ全国各地で呼ばれる
最近ますます隆盛の食マンガ。ドラマ化されて話題の『孤独のグルメ』(作/久住昌之・画/谷口ジロー)や『たべるダケ』(高田サンコ)をはじめとして、多種多様な作品が次から次へと登場している。 そんな広がり続ける食マンガの世界を一望できるガイド本が刊行された。タイトルは『マンガの食卓』(NTT出版)、著者はマンガ解説者・南信長氏。いわゆるグルメマンガの歴史やジャンルの広がり、注目すべき作品の解説はもちろん、心に残る“トラウマ料理”やマンガにおける食事シーンの果たす役割など、「食」をキーワードにマンガを斬る“おいしいマンガガイド”である。 「『ギャートルズ』のマンモスの肉とか、『オバケのQ太郎』の小池さんのラーメンとか、マンガの中の食べ物がやたらうまそうに見えることってありますよね。個人的には『男おいどん』に出てきた<タテだかヨコだかわからんビフテキ>がすごく印象に残っています。そういうマンガの中の
料理屋の矜持は、一品入魂。「これがまずければ俺は腹を切る!」と大見えを切るのが正解だ。しかし、そんな店主の気負いをよそに、副業気分で出したサイドメニューが人気を博すケースは多々ある。メインに劣らぬサイドの美味を探ってみた! 【スパゲティ屋のドレッシング】作り続けて20年!秘伝のドレッシング 行列ができるスパゲティの店として有名なハシヤ幡ヶ谷分店。そんなハシヤの隠れた人気メニューがサラダだ。ニンニクの風味がピリリとパンチの効く濃厚なドレッシングには熱烈なファンがいる。秘伝のレシピを店主に伺った。 「すりおろした人参、玉ねぎ、しょうが、ニンニクに2種類のマスタードとタバスコを加えて混ぜ合わせ、2~3日寝かせます。このレシピは40年前に本店でできたものを、20年前に幡ヶ谷に店を出したときにアレンジしたものです」 野菜にクリームコーンを乗せて、このドレッシングをかけるとハシヤのサラダが出来上がる。
週刊SPA!連載のコミック『孤独のグルメ』に登場する店のモデルになった店や、同コミックのドラマ版で紹介された店を探訪する人は後を絶たないが、やはりグルメは旅のテーマとして打ってつけである。そんな中、基本的に食材はセントラルキッチンで調理され、全国の店舗に送られるため全国どこでも同じ味を楽しめる「チェーン店」を巡る旅を続けてきた人物がいる。テクノミュージシャンでDJとしても活動するBUBBLE-B氏だ。 全国に店舗があるどころか、どこで食べても概ね同じ味なはずのチェーン店だが、彼が訪れるのはそんなチェーン店の中でも「たった1軒しかない店舗」。そう、「第一号店」もしくは「本店」である。 「数あるチェーン店でも、本店や1号店は別格であり、聖地なんです」と持論を語るBUBBLE-B氏。そんな BUBBLE-B氏に、「この夏、ここだけは行っておきたい本店」トップ5を挙げてもらった。 ◆第5位 フレッ
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