プログラミング言語 C は 1990 年に ISO で規格化された言語です。その後、何度かの誤りの訂正や wchar_t 型の追加といった追補がなされた後、さらに使いやすくするための新しい機能が検討されてきました。そして、1999 年、ついに新しいプログラミング言語 C の仕様「ISO/IEC 9899:1999 - Programming Language C」(略称 C99) が 1999/12/01 付けで規格として出版されました。ここでは、その新機能を説明します。
解説 改行コードが二文字から構成されている理由 改行が CR LF (CRLF) や LF CR (LFCR) のような二文字から構成されている形式の理解にはシリアルプリンタの制御を考えるとよい。シリアルプリンタとは、一文字印字できるヘッドを主に行の左から右に動かして印字していく方式であり、一行を印字するごとに用紙を次の行に進める(行送り)することでページ全体を印字していく。個人向けに発売されているインクジェットプリンタや熱転写方式 / ドットインパクト方式のプリンタなどがこれに該当することが多い。 このヘッドを行の左端 (行頭) に戻すためのコードとして利用されるのが CR であり、また行を送るために使用されるのが LF である。つまり、CR LF と連続して送信することで、一行を印字して右端に行ってしまったヘッドを左端に戻して、さらに次の行を印字するための用紙送りをするのである。 しか
プログラミング言語 C は 1990 年に ISO で規格化された言語です。その後、何度かの誤りの訂正や wchar_t 型の追加といった追補がなされた後、さらに使いやすくするための新しい機能が検討されてきました。そして、1999 年、ついに新しいプログラミング言語 C の仕様「ISO/IEC 9899:1999 - Programming Language C」(略称 C99) が 1999/12/01 付けで規格として出版されました。ここでは、その新機能を説明します。
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