C言語でオブジェクト指向っぽいことに挑戦してみます。 はじめからオブジェクト指向言語を使えといわないでください(笑)。 これはTECHI Vol.15「リアルタイム/マルチタスクシステムの徹底研究」に 「Cによる抽象化プログラミング-抽象データ型の理由-」という章を読んで、 なるほどと思ったことのまとめです。この章の初出は1996年です。 といっても複雑なことをするのではなく、 「データ+手続き」をひとまとめにして取り扱いやすくするということを行います。 ところで、上記の本に、 僕が、以前からおぼろげながら持っていた「オブジェクト指向」に近いものを感じました。 章のはじめにイラストが描いてあり、そこには「自分のことは自分でやろうそれがおとなだ」と いうプラカードをもったAbstractDataTypeくんがいます。プログラムの中で役にたってくれるのは、 まさに「自分のことは自分で面倒みれる