クラウドを活用してロボットの開発や運用、管理を行うクラウドロボティクス。本連載ではクラウドロボティクスに関心を寄せる人を対象に、AWSのシニアアーキテクトがクラウドロボティクスの現状や、AWS RoboMakerを使った開発手順を概説する。
Kinect以外のDepthセンサーを使った3Dスキャン:Kinectで3Dスキャンして3Dプリントを楽しもう(4)(1/2 ページ) モーションコントローラーデバイス「Kinect for Windows」で対象物を3Dスキャンして、3Dプリントするまでの手順を詳しく解説する連載。最終回では「Intel RealSense」と「Structure Sensor」を使った3Dスキャンについて紹介する。 最終回となる今回は、「Kinect for Windows(以下、Kinect)」以外のDepthセンサーを使った3Dスキャンの方法について紹介します。 現在、Kinectの他にも幾つかのDepthセンサーが発売されており、Kinectと同じように3Dスキャン機能を備えています。ここでは、それらセンサーを使った3Dスキャンの方法を紹介するとともに、Kinectによる3Dスキャンとの違いについ
ボルトの向きを一発でそろえるには? ボルトを定数量取り出せるからくりは、数社から出展されていたが、中でも面白かったのはトヨタ自動車の生産技術部門が出展した「縦に倣え!」だった。ボルトを上部に投げ込むと上下方向を整えてレールに充填(じゅうてん)されていき、1回分の使用量をワンアクションで取り出せるようにしたものである。 しかもレールから取り出された1回分のボルトをパイプ製のマガジンに落とし込み、1本ずつ抜き取りながら使えるようにもしている。トランスミッションケースやエンジンカバーなど同じサイズのボルトを何本も使って締め付ける箇所では、ボルトの本数や向きをそろえるのに手間取る無駄を無くして、二度手間や組み付け忘れを防ぐ方法にもなりそうだ。 バリ取り君 アイシン・エィ・ダブリュのピニオンギアのバリを取り去るからくりもユニークで素晴らしいものだった。その名の通り「バリ取り君」は、これまで何代かに渡
EDGEMATRIXは2020年10月7日、映像エッジAI(人工知能)デバイス「Edge AI Box」シリーズの最新機種として、NVIDIAの組み込みAIボード「Jetson Xavier NX」を搭載した、屋外用「Edge AI Box - NX Outdoor」と屋内用「Edge AI Box - NX Indoor」を発売した。価格はオープン。 Edge AI Box - NX Outdoorは、屋外での稼働を想定し、防水防塵(じん)性能と落雷対策を備え、商業施設やロジスティクス、スマートハウスでの利用を見込む。Jetson Xavier NXを搭載する初の屋外型エッジAIデバイスになるという。Edge AI Box - NX Indoorは軽量小型の筐体ながら高性能なデバイスで、スマートハウスやスマートサイネージの利用を見込む。 両製品とも、Jetson Xavier NXの他に
福島県会津若松市を拠点とするFaBoは、深層学習を学ぶのに最適なAIロボットカー教材として、「Donkey Car」や「JetBot」、「JetRacer」などを展開している。さらなる次の展開として、NVIDIAの総合ロボット開発プラットフォーム「NVIDIA Isaac SDK」を用いた本格的なAIロボット開発キットの投入も計画している。 製造業の技術者にとって、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)といったデジタル技術を取り入れていくことは極めて重要だ。企業にDX(デジタルトランスフォーメーション)が求められる中で、これらのデジタル技術は大きな原動力になると期待されているからだ。 これらのIoTやAIについて、技術者が学ぶのに最適な教材を手掛けているのが、福島県会津若松市を拠点とするFaBoだ。同社 代表の佐々木陽氏は、2000年ごろから市場が急拡大した携帯電話向けJavaア
アクエストは、日本語音声合成ミドルウェア「AquesTalk」をベースとした、省メモリで動作する日本語テキスト音声合成ミドルウェア「AquesTalk-KM(仮称)」を開発した。日本語解析処理のデータ構造や使用メモリの管理方法を改良している。 アクエストは2018年8月27日、省メモリで動作する日本語テキスト音声合成ミドルウェア「AquesTalk-KM(仮称)」を開発し、組み込み機器の開発メーカーを対象にライセンス提供を開始した。同製品により、クラウド型の音声合成が使用できないLPWA通信のIoT(モノのインターネット)機器なども、低コストで音声合成機能を実装できる。 同社の日本語音声合成ミドルウェア「AquesTalk」をベースとし、日本語解析処理のデータ構造や使用メモリの管理方法を改良。SDメモリカードやSPIフラッシュメモリなど、比較的低速な外部メモリに辞書データを配置可能にし、処
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