【北斗】水産加工品製造卸販売の「トナミ食品工業」(北斗市追分4、利波英樹社長)は刺身用に加工したニシンなど、ニシンを使った新たな加工品の製造、販売に本格的に乗り出す。同社が製造する加工品のうち、主力魚種のスルメイカで近年不漁が続いていることから、取り扱う魚種を増やしイカの原材料不足や価格高騰を乗り切る。 イカが不漁な一方、道東でニシンが豊漁であることに着目し、昨年11月ごろから新商品の開発に着手。ニシンの加工品といえば干物にした「身欠きニシン」が広く知られているが、同社では下処理加工や切り身加工などのノウハウを生かし、刺身用に加え薫製とかば焼きの本格製造に乗り出す。 ニシンは刺身用と薫製に道東産、かば焼きにはロシア産の餌を探して回遊する索餌系を使用する。同社ではサンマの取り扱いもあったが、ニシンを加工するための機械を持っていなかったため、約1000万円かけて新たに導入した。 ニシンはサンマ
![イカ不漁、ニシンで乗り切れ トナミ食品が加工品製造へ | 2018/4/18 函館新聞社/函館地域ニュース - e-HAKODATE](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5e8666fbb592ce48011a05da4ccbc4a82e093b1e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.ehako.com%2Fimg3%2Fnews_og_logo3.png)