2024.12.11 エンジニア組織のリアルな失敗経験から学ぶ! 生産性向上&チーム強化Tips
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2024.12.11 エンジニア組織のリアルな失敗経験から学ぶ! 生産性向上&チーム強化Tips
TOPICS 発行年月日 2025年01月 PRINT LENGTH 468 ISBN 978-4-8144-0101-7 原書 Building Multi-Tenant SaaS Architectures FORMAT Print PDF SaaS(Software as a Service)とは、ソフトウェアをクラウド環境などでホストし、ユーザーにサービスとして提供する形態のビジネスモデルです。マルチテナントとは、複数のユーザーが同一のリソースを共有するモデルや、それらを統一された体験を通じて管理する仕組みを指します。セキュリティや可用性、運用面などで独自の考慮事項が必要となりますが、インフラストラクチャコストの削減や運用効率の向上が見込めるため、近年その採用件数は右肩上がりに増加しています。本書は、エンジニア向けの本格的なSaaS解説本として、マルチテナントSaaSの概念、実践的
SaaSのNRRは役に立たない?見るべきは契約後12ヶ月の月次推移。グローバル、日本、自社の数値で解説。 一般に定義されている「NRR (売上継続率)」の算式は、SaaS企業の稼ぐ力を総合判断するには役立ちますが、そのまま数字を見ても直近のカスタマーサクセス戦術評価には役立たないよ、という分析を自社データを交えて解説します。 なお、平均顧客単価とNRRは正比例の関係にあり、例えば月額5,000円のSaaSのNRRは低く、月額15万円のNRRは高くなります。ビジネスモデルの違いから来るもので両者を比較する意味はありません。本記事では高単価SaaSを念頭において書いています。 貴山敬 (@tkiyama) 「NRR (Net Revenue Retention)」とは日本語では「売上継続率」。既存顧客が伸びているのか/減っているのか、という指標で、SaaS企業の力をあらわす重要指標の一つです。
この記事は、LayerX Tech Advent Calendar 2024 の10日目の記事です。 tech.layerx.co.jp こんにちは、すべての経済活動をデジタル化したい @makoga です。 去年エンジニアリングマネージャ(以下、EM)をテーマにした記事は、チームのCapabilityを題材とした「開発チームのマネージャーとして意識しているチームのCapability」や、EMののびしろを紹介した「バクラク事業部のEMは難しくて面白い!魅力と伸びしろのご紹介 #LayerXテックアドカレ #のびしろウィーク」がありました。 どちらも素晴らしい内容なのでぜひお読みください。 また、今年は開発生産性についての「【開発生産性Conference 2024】バクラクビジネスカード開発チームのコードレビューガイドラインを公開します #ベッテク月間」がありました。 こちらも示唆に富ん
はじめに こんにちは、「カミナシ 従業員」サービスチームの a2 (@A2hiro_tim) です。ラスベガスで開催されているAWS re:Invent 2024 に昨年に引き続き参加しています。今回は ChalkTalk として開催された「Deep dive into Claude 3.5: Unlocking AI potential on AWS」の参加レポートをお届けします。 ChalkTalk は speaker によって形式に差がありますが、今回のセッションは Claude 3.5 の仕組みをスピーカーがひたすら話す形式で、最後に Amazon Bedrock を利用したデモがある形でした。本記事では、Claude 3.5 の仕組みについて簡単に紹介します。 Claude とは Claude は、Anthropic 社が開発した生成 AI モデルのシリーズで、幅広い言語タスク・
STEP2. アウトプットを実現するために必要なデータソースを書き出す アウトプットの整理ができたら、今度はインプットとなるデータソースの整理を行いましょう。 必要なデータソースは要件から読み解くことができます。 今回は「10代のユーザーの月間視聴数(性別 / 動画カテゴリごと)の推移をグラフで見たい」という要件です。 ここから、この分析に必要なエンティティ(実体)とその属性、集計値を抽出しましょう。 エンティティと属性 ユーザー 性別 年代 動画 カテゴリ 集計値 視聴数 これらのデータを管理するテーブルを、調査やヒアリングを実施して探します。 今回は以下のテーブルを使用することとします。 user:ユーザー登録に必須な入力項目を管理するテーブル user_profile:ユーザーが登録後に設定できる任意の入力項目を管理するテーブル video:ユーザーが投稿した動画を管理するテーブル
はじめに カミナシでソフトウェアエンジニアとしてサービスの開発をしている Taku (X アカウント) です。 ラスベガスで開催されている AWS re:Invent に2年振り2回目の参加をしています。 その中で役立ちそうなワークショップに参加することが出来たので、今回はそのご紹介をさせていただきたいと思います。 公開されているワークショップのリンクも載せているため、最後までご覧いただけると幸いです。 参加したワークショップ 今回参加したのは「Automating technical support and workflows with Amazon Bedrock Agents」というワークショップです。 セッションの詳細 Applying generative AI and agentic solutions to event-driven workflows gives enter
Tebiki株式会社でデザインマネージャーをしている鮫島です。 私たちが提供しているデスクレスワーカーのための現場向けSaaS「tebiki現場教育」と「tebiki現場分析」は、作成、分析、共有といった異なるプロセスを一元化するために多機能化していきました。しかし、提供する高度な機能がユーザーにとって使いこなしにくいものでは意味がありません。ユーザーに求められるのは、これらの複雑な機能を直感的で「かんたん」に操作できることです。 「かんたん」であることは多くのデジタルプロダクトにとって重要な価値ですが、その感覚は主観的であり、プロダクトを提供する側が無策でユーザーにとっての「かんたん」を定義することは困難です。 この記事では、「かんたん」の本質を探り、ユーザーが直感的に操作できるプロダクトをどのように実現するかを弊社の事例と合わせてご紹介します。 「かんたん」の源泉「かんたん」と感じる(
カミナシのエンジニアリング組織では、チームメンバーの AWS アカウント環境への定常的なアクセス権限として「センシティブな情報を除いた全リソースへの ReadOnly Access」を付与しており、一方で書き込み権限については必要に応じてメンバーが一時的に権限を獲得できる仕組みとシステムを開発し、運用を行っています。 本記事では、そういった仕組みを開発するに至った経緯や仕様、そしてこれを数ヶ月ほど運用した結果と今後の展望について紹介します。 このシステムは『ハマヤン』という名前で呼ばれていますが、あまねくユーザーに愛される素敵な名称であり、Sec Eng チーム内でも大人気です。開発者が濱野さんだからハマヤンにしたのでは?と社内で言われることがありますが、真相は不明です。 ハマヤンを開発した理由 ハマヤン開発前の2022年頃、カミナシではソフトウェアエンジニア全員が Administrat
結論 関係者全員が、その技術を媒介に楽しみながら双方向に情報交換できる設計とする カンファレンスブース運用の知識が溜まってきた はじめまして!株式会社ビットキーでEM / 技術広報 / スクラムマスターをしているパウリが ビットキー Developer Advent Calendar 2024の2日目を担当します! 早いもので(兼務ではあるものの)私がビットキーで技術広報活動を始めて1年半が経ちました✨️ その活動の一環として、これまでビットキーに関わる技術領域の発展を祈り微力ながらスポンサーとして支援させていただいておりました 実際2024年度はビットキーが取り扱う技術領域の広さから、年間20件以上のカンファレンススポンサーをし、またその内10件程度がブース出展ありのスポンサープランでした この活動の中で、組織及び私に技術広報の知見がなかったところからチョットワカル状態になったので、「カ
この記事は 株式会社ログラス Productチーム Advent Calendar 2024 シリーズ1、1日目の記事です。 今年もアドベントカレンダー始まりました!今年はシリーズ1,2と2ライン走らせております!シリーズ1のトップバッターは11月からVPoEに就任した飯田が担当させていただきます! はじめにこの記事では、私のこれまでの振り返りも兼ねて、マネジメントに関わる者としてのスタンスの変化をお伝えできればと思います。 少しだけ自己紹介過去の記事をみていただければ詳細に書いてありますが、 前職ではエンジニアから執行役員まで経験 2020年にエンジニアとしてログラス入社 2021年からエンジニアリングマネージャー ということでログラスに入社してからは1年ほど現場で開発を行い、その後はマネジメントとして組織の拡大をメインのミッションとして活動してきました。 2024年11月からVPoEに
仕事終わりどころか朝起きた瞬間からなんだか疲れてしまっていることがある。 そういう時は体力的には元気でもポンコツになる。RPGゲームで言うとMPがじわじわ削られているような感覚で、注意力や集中力も落ちて生産性ががくんと下がってくる。自分はこれを "毒状態" と呼んでいる。毒効果はたいていHPを削るものだが、そこはあまり気にしないでほしい。 自身が毒状態にあることを認識したら、原因を明確にするところから始めなければならない。 たとえば、他チームの◯◯さんとのやりとりに苦労してるとか、ミーティングで人と話す時間が増えて気疲れしてるとか。何か期限があるタスクを誰にも相談できずに抱え込んじゃってるとかもよくある。あるいはプライベートの心配事なども関係しているかもしれない。 経験上、毒状態には2つの傾向がある。ひとつは「単一ではなく複数が積み重なっていること」、もうひとつは「人の顔がチラついてしまっ
オフィスの同じ空間で顔を合わせて仕事をするのと比べて、リモートワーク環境ではコミュニケーションが希薄になりがちだ。 オフィスに集まって働くチームのコミュニケーションには2種類ある。双方の意思によって行われるものと、特に意図せず醸し出された情報を特に意図せず感じ取るものだ。私は前者をアクティブ、後者をパッシブなコミュニケーションと呼んでいる。アクティブなコミュニケーションはイメージしやすく、口頭での会話やチャットのやり取りがそれにあたる。ではパッシブなコミュニケーションとは何なのか。 パッシブなコミュニケーションそれは、例えば以下のようなものである。 ある同僚の顔色や声色から、なんとなくその日の体調がわかるある同僚が考え事をしている時間が多くて、壁打ち相手になったほうがよさそうに感じるある同僚が息抜きにコーヒーを飲んでいて、今なら話しかけても大丈夫そうと思える一言で抽象化するなら「その人の挙
先日初対面のエンジニアと話す機会があった。EMをしていることを伝えると、その詳細に興味をもってくれて色々と質問してくれた(とても嬉しかった)。 そういえばマネジメントを始める以前の自分もマネジメント業務の実態についてほとんど知らず雲を掴むような曖昧さを感じてたし、今でも隣の部署のマネージャーがどのような実務をしているか深く知らない。 それを踏まえて、先日の会話を書き起こしながら私のマネジメント業務の一部を紹介してみようと思う。 プレイングをしないマネージャーは日頃なにをしているのか?主にチームやメンバーやその周辺のステークホルダーとコミュニケーションをとって情報収集している。 自分のマネジメントの影響の及ぶ範囲の情報を集め、メンバー・チーム・組織・プロジェクト・その周辺に対して影響を与えながら、大きな成功に繋がる種まきや水やりをしている感じ。 1つ1つは小さな行動でありそれ単体を切り取ると
初めまして!10 月にカミナシへ入社した いちび(@itiB_S144) です。セキュリティエンジニアリングユニットに所属しつつ、8 月にリリースしたばかりの カミナシ従業員 の開発に携わっています。 先日社内エンジニア向けのセキュリティ競技会「第 2 回ごーとんカップ」を開催しました。ごーとんカップとは、社内のエンジニアが集まって CTF(Capture The Flag) 形式でセキュリティに関する問題、カミナシの開発に関わる問題を一人ひとりが解いて得点を競う大会です。CTFとは、セキュリティなどに関する問題を解いて隠されたキーワード(フラグ)を取得する競技です。 今回は、その運営を担当したので、その様子を紹介します。 ごーとんカップの目的と概要 ごーとんカップはカミナシのエンジニアリング組織におけるセキュリティ文化の醸成を目的としています。カミナシのエンジニア全員参加で、まとまった時
拙著「頭のいい人が話す前に考えていること」の影響で、以前より「コミュニケーション能力」について話したり、書いたりすることが多くなった。 頭のいい人が話す前に考えていること 「考えていること」というタイトルにもかかわらず、「コミュニケーション」がメインのコンテンツになることを不思議に思う方もいるかもしれない。 が、コミュニケーション能力は、「人間の知性の本質」である。 IQや論理的能力などの「測れる知能」はその副産物に過ぎない。 太古から、人間は他者の考えることを正確に類推し、仲間を多く集められる人間が、富を得て社会的な成功を収めた。 以前にも書いたように、要は他者を動かす能力こそ、人間がサルから進化する時に得た、猿と人類を分かつ強力な能力であり、だからこそ、企業は採用試験で「コミュニケーション能力」に非常に高い価値を置く。 つまり、コミュニケーション能力の高い人=賢い人、なのである。 であ
強みを2つ以上持つことを意識しておくほうがいいと思っていて、雑に書きなぐっておきたい。 1つの領域で圧倒的な強みを作るのは大変。「チョットデキル」、「完全に理解した」を何度繰り返しても、やればやるほど上が見えてくる。 2つ以上の強みを持つというのもそれはそれで大変なのだけれど、パレートの法則に照らせば80点くらいまでは高めやすい。ある程度自分の強みを作ったらそれをより極めていくのもよいが、他の領域も30%くらいやってみるというのがいいかもしれない。 プロダクトマネジメントが強みだとすると、他領域をやっている中で "プロダクトマネジメント的" な発想を転用できることが多いことに気づくと思う。営業が強みだとすると、相手の求めることを突き詰めて考えるといったエッセンスが採用など人事領域にも活かせるかもしれない。 デザイナーがモバイルアプリやWebフロントエンドの実装をやってみるのもとてもいいと思
振り返るのは、とある3連休直前の金曜日ーーー。 その日、最後のMTGは当社の取締役メンバー間での役員MTGだった。 詳細はさておき、アジェンダは決して軽いものではなく、議論の末に一定の解決が見えたので、私は安堵のため息を心の中でついた。 《ふぅ…これで安心してこの連休を迎えられる》 と。 MTGの最後、1人の取締役から私宛に「フィードバック」があった。 端的に言うと、私の管掌範囲におけるキャッチアップ不足を指摘するフィードバックだった。大変的を得たフィードバックだったので、私はその場で素直に感謝し、以後気をつける旨を話したと思う。 MTGを終え、その日の仕事もいつも通り切り上げ、家族との時間を迎えた。 するとどうだろう。子供を風呂に入れ、食卓を囲んでいても、気がついたらその日最後のMTGで受けた「フィードバック」のこと考えている。 実際、取締役間に限らず、当社のメンバー含めて「フィードバッ
Q: 私は中小企業で事務職をしている会社員(30代女性)です。 新卒入社したAさん(男性・20代半ば)が原因で部署が混乱状態に陥っており、対処法をお伺いしたくメールさせていただきました。 Aさんは一見すると非常に物腰柔らかで礼儀正しい人物なのですが、指示を理解できない、ミスを繰り返す、被害者意識が強い、他人に責任を擦り付ける等の行動が原因でフォローする社員の仕事量や精神的な負担が増大し、入社して半年で関わった社員2名ともを休職に追い込んでしまいました。 休職者はAさんの直属の上司Bさん(40代男性)、AさんのOJT担当(On the Job Training = 指導役)のCさん(20代男性)です。 どちらも元々仕事が多忙だったためすべてがAさんが原因とは言い切れませんが、何度マニュアルを見せながら丁寧に仕事を教えても覚えず、フォローしても感謝も反省もなく、むしろBさんやCさんの教え方が悪
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