シリア国境付近のトルコの町スルチの人々(2014年9月25日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/BULENT KILIC 【8月12日 AFP】大量絶滅期には地球上のどの優占種も、ある特定の場所に生息する弱小生物と同様に多大な影響を受け、脆弱であるとした研究論文が11日、発表された。 英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された研究論文によると、過去5億年の間に地球では絶滅期が5回起きているとされる。そして現在、6回目の大量絶滅期を迎えているとされており、これは人類にとってはありがたくない可能性がある。 前回の絶滅期は6600万年前に起きた。巨大な小惑星が、1億5000万年続いた恐竜時代に終止符を打ったと考えられており、絶滅のプロセス自体は比較的短期間だったとされる。 研究論文の主著者で、英リーズ大学(University o