6月8日、東京・港区の六本木交差点で当て逃げ事故が発生した。車を運転していたのは、自民党・武井俊輔衆院議員(46・当選3回)の60代男性秘書だ。 車は交差点を左折する際、青信号の横断歩道を自転車で渡っていた自営業の50代男性と接触。しかしそのまま走り去ったため、男性が200メートルほど追跡して声をかけた。後部座席には武井議員も同乗していた。 武井議員は事件発覚後、「被害に遭われた方に対し深くお詫び申し上げますとともに、誠意をもって対応させていただく所存です」とコメントした。 しかし被害者の男性は「誠意とはほど遠い対応でした」と明かす。 「事故の瞬間、プリウスを運転していた秘書と目が合い、私は『危ないだろう!』と大声で怒鳴りました。車はその時、スピードを緩めた。秘書は実況見分で『接触に気がつかなかった』ととぼけましたが、車のフェンダーには30センチほどの傷もあった。実況見分した警察官は『気が