退社間際のトラブルコール。アフター5を楽しみたいけど、困っているユーザーを放ってもおけない。悩ましいところである。 ユーザーを信用してはいけない――これは私が、いつも心でつぶやく「不謹慎な」ひと言である。私なりに色々な意味を持つ言葉だけど、要は「ユーザーの状況説明は、うのみにできない」ということだ。 ここで一句。「帰りたい 時にはいつも トラブルコール」 「さぁ、今日の仕事が終わった!(誰かにつかまらないうちに)帰ろう!」という時ほど、どこからか、電話がかかってくるものだ。そしてマーフィーの法則じゃないけれど、そういうタイミングの電話ほど不吉なものはない。私は冬物バーゲンに参戦したり、年末年始に出たゴミを片付けたりで早く帰りたいのに……。誰かが私の生活をのぞいているのか? それとも嫌がらせ? と感じることさえある。ちょっと被害妄想気味。 いずれにしても退社間際の電話なんて出るものじゃない。