インドネシア軍が21日に公開した潜水艦「KRIナンガラ402」の画像。撮影日時は不明/Reuters/Indonesian Navy Handout ジャカルタ(CNN) 乗組員53人を乗せたインドネシアの潜水艦が消息を断った。軍は艦内の酸素は24日に尽きる見通しだとしており、懸念が高まっている。 潜水艦は21日、軍事演習中に消息を絶った。海軍のユド・マルゴノ参謀総長は、艦内にはこの時点から計算して72時間分の酸素があるとの見方を示した。 潜水艦はドイツ製の「KRIナンガラ402」。当局によると、現地時間21日午前3時に潜航の許可を求めた後、交信が途絶えた。マルゴノ氏によれば、潜水艦はこの直前、バリ海峡での訓練の一環として実弾魚雷1発、訓練用の弾頭を積んだ魚雷1発を発射していたという。バリ海峡はジャワ島のバリ島の間の海域で、インド洋とバリ海をつないでいる。 演習参加前の潜水艦の状態を聞かれ