大手小町がオススメする極上旅。今回は、秋田県にかほ市の不思議な森を散策、異形のブナや妖精のような草花に出会います。自然や町歩きを楽しみ、体にいいものを食べて癒やされたい! 思い立ったら、週末旅に出かけましょう。
熊本地震の前震から14日で3カ月。熊本県内の避難者は最大時の18万人超から約4700人に減ったが、今も公園や自宅の庭先などで車中泊を余儀なくされている人たちがいる。車やテントで寝泊まりを続ける被災者を支援するボランティアグループ・こころをつなぐ「よか隊ネット」(熊本市)の夜間巡回に同行した。 7月上旬の夜9時前、同県益城町のグランメッセ熊本。2200台収容の駐車場は日中のうだるような暑さはないが、人けもなく、怖いほど静かだ。よか隊ネット副代表の高木聡史さん(48)とボランティアが3人一組で車やテントを回っていく。 「こんばんは」。高木さんが駐車場の植え込みに張られたテントに声を掛けた。「ああ、こんばんは」。同町惣領のパート女性(57)が顔を出した。「暑かったけど大丈夫でしたか」「お茶やカップ麺を持ってきましたよ」。真っ暗な中、携帯電話の明かりだけを頼りに世間話をしつつ、困り事がないか尋ねる
重い病気の子どもと家族を支える施設「子どものホスピス」が今月、大阪市鶴見区と東京都世田谷区で相次いで開所した。医療機関でもなく、既存の福祉施設とも異なる利用形態が特徴で、関係者の期待も大きい。ただ、新たな理念に基づく、国内に存在しなかった施設だけに、社会に定着するにはトラブルのない施設運営や団体の透明性の確保が求められる。【高野聡】 大阪市に完成した「TSURUMIこどもホスピス」は、一般社団法人「こどものホスピスプロジェクト(CHP)」が、日本財団とユニクロから計約7億円の寄付を得て建設した。花博記念公園緑地内の2000平方メートルの敷地に建てられた2階建て施設にはプレールームやキッチン、宿泊部屋が備わる。木目を生かした各部屋には「おおきな部屋」「どんぐりの部屋」などの柔らかな響きの名がつけられている。 この記事は有料記事です。 残り1548文字(全文1906文字)
頭を下げ、遺体安置所を出る遺族を見送るDMORTのメンバーら(17日、熊本市で)=日本DMORT研究会提供 熊本地震の被災地で16、17の両日、災害直後の遺族の心のケアに当たる国内唯一の専門家チーム「DMORT」(災害死亡者家族支援チーム)が初めて遺体安置所で活動した。 2005年4月のJR福知山線脱線事故を機に設立された「日本DMORT研究会」(神戸市)。メンバー2人が17組の遺族と対面した。京都第一赤十字病院(京都市)看護師長、河野智子さん(51)は、 嗚咽 ( おえつ ) する遺族の背中を何度もさすり、「自分を責める必要はないですよ」と声をかけた。悲嘆にうなずき、家庭の事情に耳を傾けた。「ありがとうございます」と頭を下げる遺族もいたという。河野さんは「別れを言う間もなく家族を失った人の悲しみは深かった」と振り返った。 現場で救命救急に当たるDMAT(災害派遣医療チーム)に対し、DMO
県は県性暴力被害者ワンストップ支援センターに相談した性暴力被害者が診察や処置が必要となった場合、警察への被害申告がなくても医療費を助成する方針を決めた。助成対象は診察費や緊急避妊処置費などを想定し、4月から始める。性暴力被害者の支援策が拡大することを歓迎したい。 さらに県はセンターを2017年度中に24時間体制の病院拠点型として県立中部病院に整備することにしており、16年度中にセンターの設計、機能や規模などの基本構想を策定するための1798万円を16年度予算に計上した。関係者が求めていた24時間体制の病院拠点型への移行にめどが立ったことも評価したい。 被害者の身体的・精神的な回復を早期に図ることは支援の重要な要素だ。公費支給が十分担保されなければ、被害者が経済的な負担を理由に医療機関での受診をためらうことにつながる。そうなれば緊急避妊、性感染症の予防的治療などの措置が手遅れとなり、被害者を
三菱京都病院(京都市西京区)が緩和ケア病棟を開設し6日、関係者を招いて内覧会を行った。緩和ケア内科の専門医と認定看護師のほか、非常勤の僧侶もチームに加わり、患者や家族の「心のケア」に当たることなどが特徴。京都市西部と乙訓地域、南丹地域を中心に、終末期医療の拠点となることが期待される。 緩和ケアは、がんなどの終末期患者と家族から、痛みや苦しみを和らげることを目的とする医療。三菱京都病院は平成23年に府がん診療推進病院に認定されており、今回の病棟開設によって、診断の初期から各種治療、みとりまで継続してケアできる体制が整う。 緩和ケア病棟は北館3階の東側を改修して設置。個室13室と特別室に加え、家族が利用できるキッチンや風呂などを設けた。ホテルのロビーのように明るい空間の談話室には、木製の家具を配置してぬくもりをもたせ、屋外のウッドデッキは患者がベッドのまま出られる構造にした。 内覧会には福知山
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