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円朝に関するschriftのブックマーク (6)

  • 矢野誠一『三遊亭圓朝の明治』 - 読メ日記

    三遊亭圓朝の明治 (文春新書) 作者: 矢野誠一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1999/07/19メディア: 新書購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (11件) を見る 三遊亭圓朝は、現代の日語を作った人である。 と、してしまうのは確かに行き過ぎかもしれないが、圓朝の速記録が言文一致体に及ぼした影響は計り知ることができない。 何しろ、当時現われ始めた、無学でありながら文盲ではない明治の大衆にとって、仮名垣魯文やら二葉亭四迷やら夏目漱石が机の前で筆にてしたためたものと、高座から聴衆に語りかけたものを記録した文章との違いなどありはしない。どちらも、新しく出現した活字によって、新しく出現した新聞などのメディアによってもたらされたのだ。活字にいたるまでの経緯や個体差を消滅させてしまうのが、新しいメディアの特徴でもあるのだ。 しかし、あらためて顧みるに、圓朝はわれわれに何を

    矢野誠一『三遊亭圓朝の明治』 - 読メ日記
    schrift
    schrift 2009/05/10
     矢野誠一『三遊亭圓朝の明治』。「三遊亭圓朝は、現代の日本語を作った人である。/と、してしまうのは確かに行き過ぎかもしれないが、圓朝の速記録が言文一致体に及ぼした影響は計り知ることができない」。
  • まるっきり「テープ起こし」方式だったらしい@参議院 速記。 - 雑記/えもじならべあそび on blog

    (過去:とりあえず「リアルタイム速記」する必要性はないので「スロー再生」に切り替えてみました@参議院 - 雑記/えもじならべあそび) (参考:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090103-OYT1T00713.htm) (参考:asahi.com : 教育・入試 : NIE) (参考:はてなブックマーク - 参議院式速記が無くなる: やまもも書斎記) (参考:http://www.mmjp.or.jp/taperewrite/ronsou.html) 参議院の議事録作成方法が、まるっきり「フットスイッチ制御によるテープ起こし」で運用する方向で運用に入るそうです。 ……ちなみに、市販品ではこんなのが該当します。 SONY BI-85T ディクテーター/トランスクライバー 出版社/メーカー: ソニーメディア: エレクトロニクス購入: 1人 ク

    まるっきり「テープ起こし」方式だったらしい@参議院 速記。 - 雑記/えもじならべあそび on blog
  • 参議院式速記が無くなる: やまもも書斎記

    2009/01/04 當山日出夫 この私のブログは、アサヒネットにつくっている。この会社が、昔、パソコン通信の会社だったころからの会員。その当時の人は覚えているだろう、「参議院式速記」のこと。(ちなみに、速記の方式は、参議院と衆議院とでは違う。) パソコン通信のとき、一つのフォーラムを主催していたのが、この参議院式速記に実際にかかわっている方であった。 ネット版の読売新聞の記事では、参議院で、速記にかわって、パソコン(ワープロ)での入力に移行するとのこと。特殊な技術(速記)は要求されないが、単なる「テープ起こし」と考えるならば、ある程度の専門用語を知っていれば、通常の職員でも可能。 また、親指シフトキーボード(懐かしい言葉である)を使って、ある程度の訓練をつめば、ほぼ、リアルタイムで、話すとおり(聞いているとおり)に、文字化することが可能(らしい。)しかし、今では、多少おそくても、誰でもが

  • ハイテク化の波ここにも…参院が議事録の手書き速記廃止へ : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    参院は通常国会から、会議や一部の委員会以外の議事録作成方式を速記者が特殊な記号を使って質疑を記録する「手書き速記」からパソコンで入力する新方式に変更する。 衆院も、2010年秋から独自の入力方式の実用化を目指しており、帝国議会開設以来、約120年の歴史を持つ手書き速記は、参院が先行する形で全面廃止に向け、第一歩を踏み出す。 参院は05年7月、人員削減のため、06年度からの速記者の新規採用中止と、手書き速記の段階的廃止の方針を決め、約4億円をかけて新たな議事録作成方式の開発を進めてきた。 新方式は、国会内で中継される審議の映像と音声をパソコンに取り込み、ヘッドホンで音声を聞きながらキーボードで文字入力する仕組みだ。聞き直す場合などは、パソコンに接続した足元のペダルで操作できるようにして、入力の迅速化を図ったのが特徴だ。 08年の通常国会と臨時国会で新方式と手書き速記を併用した結果、議事録作

    schrift
    schrift 2009/01/04
     「参院は通常国会から、本会議や一部の委員会以外の議事録作成方式を速記者が特殊な記号を使って質疑を記録する「手書き速記」からパソコンで入力する新方式に変更する。
  • 鏑木清方の見た三遊亭円朝 - 読書で日暮らし

    小島政二郎の『円朝』は下巻に入った。読書はゆっくりとしたものになっている。この間、他のを10冊は読んだろうか。このばかりは読み切るのが惜しくなり、一字一句を味わっている。その『円朝』、ぼちぼち明治維新が終わって、「塩原多助一代記」の創作にとりかかったころである。  三遊亭円朝は、創作にかかる前に、関係のある重要な場所に出向いての調査を欠かさなかったといわれる。むろん、「塩原多助一代記」も例外ではない。このことについては、鏑木清方の『こしかたの記』(中公文庫)に記載がある。まずは「塩原多助一代記」について語られた一節。  「塩原多助一代記」に就いて、上州沼田へ実地を踏みに行った折の、自筆による「道の記」を所蔵しているが、まだ鉄道の通じていなかった沼田へ、馬や籠を頼りに、いくつもの峠を越えて、不自由な旅をつづけている。その紀行で見ると、旅の目当ては、史実の詮索と云うよりは、自分の創作の上の

  • 今週の本棚:丸谷才一・評 『円朝…』/『長篇小説 芥川龍之介』=小島政二郎・著 - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇『円朝 上・下』 (河出文庫・各998円) ◇『長篇小説 芥川龍之介』 (講談社文芸文庫・1470円) ◇大正文学の余映を浴びて立つ作家 ロマン主義全盛の十九世紀ヨーロッパでは、画家たちのあいだで、美を創造する自分たち芸術家を神に見立てる気風が生じた。このころ、美術、音楽、文学、演劇、舞踊などと分ける境界の意識が薄れたせいで、この傾向は広まった。この気風は世紀末になるといよいよ昂(こう)じ、芸術のための芸術という主張さえなされた。 大正元年は一九一二年である。世紀末の風潮は日へと到来し、大正時代は芸術という概念によって支配された。谷崎潤一郎が小説家である自分を女の肌に刺青(いれずみ)をほどこす名人刺青師になぞらえたとき、永井荷風が絶讃して前人未踏の「芸術の一方面を開拓した成功者」とたたえたのも、広津和郎が小説を散文芸術と呼んだのも、島村抱月と松井須磨子の劇団が芸術座と名のったのも、その

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