交番の業務で知り合った女性の自宅を勤務時間中に訪れてわいせつな行為をしたとして、大阪府警は10日、寝屋川署地域課の巡査長(49)を停職1カ月の懲戒処分とした。巡査長は同日付で依願退職した。 監察室によると、巡査長は昨年10月~今年1月、勤務中に50代の女性の自宅を制服姿で訪れ、複数回わいせつな行為をした。「性欲を抑えられなかった」と話しているという。 女性は昨年5月下旬、巡査長が勤務する交番に「買い物をしたときにだまされたかもしれない」などと相談に訪れた。巡査長はその後も相談に乗るためとして、今年1月までに女性宅を二十数回訪れたという。同月中旬、女性側から署に相談が寄せられて発覚した。