今回打ち上げられた中国の新型ロケット長征5号は驚くような高度な技術が搭載されていて、しかもそれが最初の打ち上げで成功した事にどよめく宇宙クラスタと、彼らによる解説のまとめです。(取り敢えず速報版なので内容は後で編集される可能性があります)
最近(?)ニューラルネット(Neural Network)やらディープラーニング(Deep Learning; 深層学習)やらが流行ってきて、人工知能やらシンギュラリティやら言われるようになって、その中でよく言われるのが「ディープラーニングは人間の脳を模倣してる」とか「特徴量を選ばずに学習できる」とか、そんなことが言われるわけです。 けど、そういったキーワードが一人歩きして、「人工知能は危険だ」論とか、人工知能に対する過剰な期待論がはびこってしまっている気がする。そこで言いたいのが「ディープラーニングは人間の脳を模倣している」と言ってしまうのをやめましょう、という話。 ニューラルネットワークが「人間の脳を模倣」してる話 まず最初に、「ニューラルネットワークが人間の脳を模倣してる」論が、あながち間違ってないよ、ということを話しておきたい。あながち間違ってないんだけど、それでもやめたほうが良い
水に浮かべた特殊なフィルムに立体物を沈め、水圧の力で均一にデザインをプリントする「水圧転写」は、マグカップから車のホイールにまで印刷できる手法として知られていますが、凹凸の多い立体物だと正確に転写ができないこともありました。そこで、3Dモデルを使って図柄を作成、フィルムを出力し、コンピューターで印刷を制御することで、驚くほど緻密で正確な水圧転写を可能にしたのが「Computational Hydrographic Printing」です。 Computational Hydrographic Printing - hydrographics.pdf (PDFファイル) http://www.cs.columbia.edu/~cxz/publications/hydrographics.pdf 実際に水圧転写を行う様子は以下のムービーから確認可能となっています。 Computational
完成すれば究極の自動車用エンジンになるかも。 日本ソフトウエアアプローチは、次世代の自動車エンジンとなるかもしれない「円弧動エンジン」の共同開発者の募集を行っています。 この円弧動エンジンは、一般的で多くに搭載されているレシプロエンジン(往復ピストン運動型)と軽量コンパクトながら高出力を発生するロータリーエンジン(回転動機構型)のいいところを合わせたタイプになっております。機構としては、ドーナツ状のシリンダー内に内輪のようなヘッドがついており、圧縮や燃焼を円弧状に動くことでエンジンを回転させます。 まずは3Dモデルをご覧下さい。 特筆すべき特徴は、やはり軽量でコンパクトにも関わらず、高出力で低燃費なところです。現行の自動車用のエンジンは4回の工程を経て1サイクルとし、回転しております。つまり、エネルギーを発生させるにはこの4工程が必須なのです。多くのタイプであるレシプロエンジンは、エンジン
シリコンバレーで起業した「Yardarm」というスタートアップが、スマートフォンやPCで銃の使用データをリアルタイムで管理できるスマートガンを開発中であることが判明しました。Yardarmが開発中のスマートガンは、銃の発砲情報を瞬時に警察官の間で共有でき、音声によるコミニュケーションにも対応しています Yardarm http://www.yardarmtech.com/our-technology/ Yardarmが開発中のスマートガンがどういったものかは、下記のムービーから確認できます。 Yardarm Technologies on Vimeo http://vimeo.com/86941493 危険な犯人から市民や自分の身を守るために使用する拳銃は、アメリカの警察官には必須の装備です。 Yardarmは警察官の銃器使用による危険性をできるだけ低くし、警察官が安全に任務をこなせるよう
By Bill Dickinson オンラインストレージサービスBackblazeが、自社のサービスに使用してきた200種類、合計約3万5000台の運用データから算出した、「HDDの信頼性データ」の2014年9月最新版を発表しました。以前からメーカーやモデルによって壊れやすさの偏りは明らかでしたが、その傾向はあまり改善されていないようです。 Backblaze Blog » Hard Drive Reliability Update – Sep 2014 https://www.backblaze.com/blog/hard-drive-reliability-update-september-2014/ どこのメーカーのHDDが信頼性が高いのかが一発で分かるグラフがこれ。灰色の棒グラフは2013年通年での故障・エラー発生率、色の付いた棒グラフは2014年6月までに生じたエラー発生率を示し
■オバマ大統領を迎えるASIMO 18年ぶりの国賓として来日した米国のバラク・オバマ大統領は、日本科学未来館を訪問して、 ホンダの二足歩行型ロボットASIMOから歓迎の挨拶を受けたというニュースは、大統領の来日中の微笑ましいエピソードとして繰り返し報道されていた。ASIMOは愛嬌たっぷりに英語で挨拶し、走ったりとんだり、ボールを蹴ってみせた。ASIMOは、ロボット大国日本の大使として、従来から欧米をまわり、アメリカのディズニーランドでも人気があるという。米国大統領来日ともなれば、お迎えに登場するのも当然ということになるのだろう。 だが、正直なところ私は、このニュースを見て非常に複雑な気持ちが湧き上がるのを禁じ得なかった。もしかすると、何年か後に振り返った時、今回のASIMOのオバマ大統領への応接は、かつて世界にその名を轟かせた『ロボット大国日本』の最後の花道、最後の晴れ舞台であったと、時々
英ハイブリッド・エア・ビークルズ(Hybrid Air Vehicles)社が公開した、米ニュージャージー(New Jersey)州レイクハースト(Lakehurst)の上空を飛行する巨大な航空機「HAV304」を撮影した動画の静止画像(2012年8月7日撮影、2014年2月28日提供)。(c)AFP/HYBRID AIR VEHICLES LTD 【3月3日 AFP】全長約91メートル、「世界最大」とされる航空機「エアランダー(Airlander)」の試作機HAV304が先月28日、英中部カーディントン(Cardington)にある巨大な格納庫で公開された。 もともと米軍のために、英ハイブリッド・エア・ビークルズ(Hybrid Air Vehicles)社らが開発したHAV304は、飛行機と飛行船、ヘリコプターの能力を兼ね備えており、ヘリウムが詰められた巨体は最大で3週間にわたって飛行を
毎日約4千万もの写真が共有サイトにアップロードされている。何の気なしに撮った顔写真には、重大な秘密が隠されている場合がある。その写真に写っている人の眼を拡大してみると、撮影時にその人の目に映っていたものが大雑把にだが調べることができるのだ。 たった1枚の写真からこのようなことがわかってしまう。嘘をついても、その日その時、誰と一緒にいたかがわかってしまうのだ。ぼーっとまわりをみていた場合には、同時刻その場所に居合わせた見知らぬ人の情報も。この技術は犯罪捜査に役立つ可能性が高いという。
3月28日 農業は地球の環境悪化の緩和に重要な役割を果たす フランス農学・獣医学・林学研究院 アグリニウム会長 マリオン・ギュー 氏 3月8日 近未来SF漫画で描かれるテクノロジーの未来 漫画家 山田胡瓜さん 12月28日 「世界中の望遠鏡が協力して中性子星合体を観測 ―重力波と光の同時観測『マルチメッセンジャー天文学』の幕開けは、何を意味するのか?」 理化学研究所仁科加速器研究センター 玉川 徹 氏 4月2日 《JST主催》「トップサイエンスによる社会変革への挑戦」―JSTの第2回ACCELシンポジウム開催 サイエンスポータル編集部 3月22日 第84回「日本発のデザインバイオロジー確立に向けて」 科学技術振興機構 研究開発戦略センター ライフサイエンス・臨床医学ユニット 山本秀明 氏 3月9日 市民の感情に「科学的知見」を持つ科学者はどう向かい合うか―AAAS年次総会2018レポート
災害時など資源の少ないサバイバル状態でも、マッチや炭・着火剤などを使わず太陽の光だけで熱を生みだして調理を可能にし、CO2を排出せず環境に優しいグリルとしてバーベキューにも使えるのが「SolSource」です。簡単に組み立てられ、ガスグリルなどと違い調理方法を選ばないので、焼く・煮る・ゆでる・揚げるなど、さまざまな料理が可能になります。 One Earth Designs http://www.oneearthdesigns.com/ SolSource: Cook anything under the sun by One Earth Designs — Kickstarter http://www.kickstarter.com/projects/scotfrank/solsource-cook-anything-under-the-sun SolSourceは太陽の光を集めて熱に変え
まるで装甲車のようなこの車はトルネード・インターセプト・ビークル2 (TIV2) というもので、内部には気象監視レーダー装置などが取り付けられている。これは、竜巻の内側を観察する為に米ディスカバリーチャンネルのスタッフらが製作したものだ。もっとも破壊的な自然現象の一つとされる竜巻の内側がどうなっているのか?飽くなき人間の知識欲を満たすため、命がけで竜巻内に侵入して撮影した映像がこれだ。 撮影が行われたのは米カンザス州である。 Storm Chasers – Vehicle Tours: TIV2 走行中に追跡車両の部品がいくつか脱落し、どこかへ飛んで行ってしまったそうだが、竜巻追跡チームは、命を奪われることなく撮影に成功したようだ。TIV2はフォードF-450を元に改造したもので、9トンの重量を誇る。最高時速は130キロで、風速毎時280キロの竜巻に挑んだ。 この画像を大きなサイズで見る
映画「ジュラシック・パーク」では、科学者らが化石に含まれるDNAから恐竜のクローンを作ることに成功する。 The Telegraphによると、オーストラリアのマードック大学が、DNAは最長でも680万年で消滅するという研究結果を明らかにした。6500万年前にほぼ絶滅した恐竜を復元するのは不可能ということになる。 研究者の1人はSyney Morning Heraldに対し、化石に含まれるDNAから恐竜を復元できるといういわゆる「ジュラシック・パーク神話」に悩まされ続けてきたと言い、「科学者ですら、可能なのかと尋ねてくる」と語った。 この研究は、古くなって炭化した恐鳥(ニュージーランドに生息していた絶滅した鳥)の骨をベースに行われた。13.1℃の気温で521年経過すると、骨に含まれるDNAは半減し、マイナス5℃の場合は680万年でDNAが完全に消滅するという。
本郷の喫茶店でのんびり珈琲を飲んでいたら、後ろの席の話し声がぼそぼそと聞こえてきた。去年の春、まだ毎日の予震におびえていた時期のことだ。その喫茶店も半地下の穴蔵のようになっていて、もし大きな揺れがきたらどう逃げるべきかと思いながら、低い天井を見上げていたら、声が耳に入ったのだ。話し声は、口調からいって年配の学者らしい。それも、遠くから来てひさしぶりにまみえた旧友同士という感じだ。近くの大学で、複数学会をまたいだシンポジウムがあって、その帰りだったらしい。 その人たちは、原発事故の危機対応について話しているようだった。理工系の学者なのだろう。「リスク・コミュニケーション」という言葉も聞こえた。これは分かったようでわからない用語なので、わたし自身はあまり好きではない。ともあれ、不安におびえる住民大衆に向けて、どう冷静に事象を伝えて余計な心配を取り除くか、といった文脈が議論のようだった。放射線量
いつもの朝、慌ただしい朝の支度を終えて、ひとりの女子高生が家を出て学校に向かう。どこの国でもある日常だ。 パキスタンでも多くの女子高生がいるし、みんな学校に行ったり、友達と遊んだりして普通の日常を送っている。 しかし、パキスタンと先進国では違うことがある。それは何か。 2012年4月29日。ひとりの女子高生に向かって、いきなり殺人機械が飛んで来た。その殺人機械は、なぜか彼女を「テロリスト」と認識する。 そして、ミサイルを撃って、彼女を爆殺し、肉片として飛び散らせるのである。ミサイルは2発撃たれた。彼女は、即死だっただろう。 いきなり殺人機械が飛んできて、普通の女子高生が爆殺される。これは現実だ。 アメリカの攻撃用の軍機の30%近くは無人機に 女子高生を無慈悲に殺す殺人機械とは、いったい何だったのか。そして、それは誰の持ち物だったのか。 アメリカが飛ばしている無人機「プレデター」「リーパー」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く