高校野球の岩手県大会決勝でプロ注目の大船渡・佐々木朗希が登板を回避し、甲子園出場を逃したことが賛否を呼んでいる。佐々木は先発どころか1イニングも投げず、試合は2-12で大谷翔平の母校である花巻東に完敗した。試合後、国保陽平監督は、登板回避理由を「故障を防ぐため」と説明。佐々木もその判断を納得して受け入れたという。だが、決勝戦で「エース・4番」を使わず甲子園出場よりも、大物投手の将来を選択したという国保監督の前代未聞の決断にネット上では賛否両論が噴出している。 まさか……だった。準決勝で完封勝利した後、佐々木は、「次負けたら一回戦で負けたのと同じ」と連投となる決勝戦への意欲を口にしていた。だが、国保監督が先発に起用したのは、今大会初登板となる柴田貴広だった。3回までに4点を失ったが、佐々木はブルペンへも移動しない。6回に4点を失い1-9のワンサイドゲームになった時点で投手交代が告げられたが、