ごみ処理の際にリチウムイオン電池が原因の火災を防ごうと、東京・新宿区は家電量販店での回収に加え、今月から新たに家庭ごみとして収集を始めることになりました。 リチウムイオン電池はモバイルバッテリーなど充電する製品に幅広く使われていて、法律では製造や輸入を行う事業者が自主的に回収して再資源化することが義務づけられています。 しかし、家庭から出されるごみに混ざって捨てられる場合もあり、各地のごみ処理施設ではこの電池が原因とみられる火災も相次いでいます。 新宿区ではこれまで充電式の電池は収集していませんでしたが、今月から週に1回、「資源」として収集を行うことにしました。 区は収集に出す際の注意点として、製品から電池を取り出すほか、端子にテープを貼って絶縁し、中身が見えるポリ袋にほかのものと混ぜずに入れてほしいとしています。 東京23区では品川区が去年から同様に家庭で収集を行っていますが、いずれの自
9月16日、「FNNプライムオンライン」は、東京23区と東京都が家庭ごみの有料化を検討していると報じた。 東京23区の家庭から出る可燃ごみ、粗大ごみ、不燃ごみは、焼却や破砕などの中間処理がされた後、東京湾中央防波堤の外側にある最終処分場に埋め立て処分されている。しかし、最終処分場の拡張が難しいなか、約50年後には満杯となるため、家庭ごみの有料化を導入するという。すでに、東京・多摩地区では実施されており、ごみ排出量の削減効果があったという。 東京都環境局の担当者が、こう話す。 「東京都で家庭ごみを有料化していないのは、23区と桧原村と島嶼(とうしょ)部です。23区内から発生した、一般家庭から出る可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみを、それぞれに対応した清掃工場などにおいて、焼却や選別、破砕などを『東京二十三区清掃一部事務組合』がまとめて処理しています。最後は、報道にもありました最終埋め立て処分場に廃
緊急事態宣言が出た後、家庭から出るごみが増え始めています。使用済みのマスクなどでルールを守らない捨て方も増えていて、ごみ処理の作業員は感染のリスクにさらされています。 取材した東京・八王子市では袋からごみが飛び出し、作業員に掛かる事例が相次いでいます。袋がしっかり縛られていないことが原因です。 また、八王子市では可燃ごみ扱いのマスクがリサイクル用のプラスチックと一緒に捨てられたり、在宅医療で使われた注射針がリサイクル用のペットボトルに入れられたりしています。こうしたごみはすべて作業員が手で分別し直しています。 八王子市資源循環部ごみ総合相談センター・森田健司所長:「収集作業にあたっている作業員としては(感染の)リスクにおびえながらの作業に」 環境省によりますと、去年9月以降、全国で少なくとも4つの自治体のごみ処理の施設でクラスターが発生しています。
ゴミが持ち去られて気持ちが悪い… 福岡市にお住まいの方から頂きました 「不燃ゴミを指定袋に入れて、夜10時ごろ自宅前に出しましたが、1時間後すでに袋がありません。気持ち悪くて困っています」今回頂いた投稿です。福岡市では、家庭ごみの回収が夜間に行われていて、深夜にかけて収集車がやってくるんですが、回収前にゴミが持ち去られてしまうというんです・・・。 実は今、福岡市に、こうした相談が数多く寄せられているんです。 相談件数は、ここ3年で4倍以上に増加しています。 なぜ、ごみが持ち去られるのか? その背景をバリサーチしました。 密着! ゴミを巡る夜の攻防戦 今回、取材班は福岡市にある警備会社に密着しました。 パトロールの担当場所を確認する警備員 福岡市からの委託を受け、ごみの持ち去りを防ぐ夜間パトロールを行っています。 この日は12人が6台の車に分かれ、それぞれの担当エリアに向かいました。 福岡市
ある施設の管理に携わっている方から、 「うちの施設のゴミ箱に、外からゴミを持ち込む人がいて困る」 という話を伺いました。 そして、わざわざゴミを持ち込む人がいるのは、 「家庭ごみが有料化された為、自宅で捨てるとお金がかかる」 という理由らしいのです。 その後、 「家庭ごみの有料化は正しいのか?」 という議論をしたので、その時の内容を少しご紹介させて頂こうと思います。 ※家庭ごみの有料化には、「ゴミ袋を有料化する方式(指定袋制)」や「有料のシールを販売する方式(シール制)」などがあります。 外で買ったであろう飲み物のゴミなどを、その施設のゴミ箱に捨てる人を見る事は私もありました。 しかし、その施設で問題にしているのは、そのようなレベルの話ではないようでした。 なんと、「自宅で出たゴミを袋に詰めて、そのまま捨てる人がいる」との事。 要するに、「ごみ集積場所に出す袋を、そのまま持ち込む」という、
環境に優しい生活スタイルが求められる昨今、家庭ごみを減らす工夫に注目が集まっています。とはいえ、具体的にどうすればごみを減らせるのか、よく分からないのも事実です。 ごみを減らすために余計なエネルギーを使ってしまえば本末転倒ですし、面倒くさいと長続きしません。 そこで家庭ごみの種類別に、簡単で取り組みやすい方法を解説します。メリットだけでなくデメリットも合わせて解説するので、やりやすい方法を探してみてくださいね。 家庭ごみの現状 家庭のごみは一体どのくらい出ていて、どのように処理されているのでしょうか。ごみ減量の意識を高めるためにも、家庭ごみの現状をおさらいしてみましょう。 家庭ごみは増える一方? 家庭ごみの排出状況は、人口の減少に伴い少しずつ減っています。しかしコロナウィルスの影響で家庭で過ごす時間が長くなったこともあり、近年は急増に転じています。 一時はごみの回収が間に合わないと、社会問
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