並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 14 件 / 14件

新着順 人気順

量子テレポーテーションの検索結果1 - 14 件 / 14件

  • 2枚のコンピューターチップ間で初の量子テレポーテーションに成功。情報を瞬間転送(英・デンマーク共同研究)

    2枚のコンピューターチップ間で初の量子テレポーテーションに成功。情報を瞬間転送(英・デンマーク共同研究) 記事の本文にスキップ 英ブリストル大学とデンマーク工科大学の研究グループから、ふたつのコンピューターチップ間で量子テレポーテーションすることに史上初めて成功したと報告があった。 それによると、物理的にも電気的にも接続されていないというのに、チップからもう一方のチップへと瞬時に情報を転送することができたそうだ。 量子コンピューターや量子インターネットの可能性の扉を開くブレイクスルー(飛躍的な進歩)だという。 量子もつれの不気味な遠隔作用 このテレポーテーションは「量子もつれ」という現象を利用することで可能になる。 量子もつれの関係にあるふたつの粒子には不思議なつながりがあり、片方の状態が確定すると、そのペアがどれほど離れていようとも、もう片方の状態までが瞬時にして確定してしまう。 つまり

      2枚のコンピューターチップ間で初の量子テレポーテーションに成功。情報を瞬間転送(英・デンマーク共同研究)
    • 「ワームホール」と「量子テレポーテーション」が本質的に同等の現象と判明! - ナゾロジー

      同じ物体でも視点が違えば、全く異なる形にみえることがあります。 米国のハーバード大学で行われた研究によれば、これまで別物だと考えられていた「通過可能なワームホール」と「量子テレポーテーション」が、実は同じ現象に対して異なる解釈をしていたに過ぎないことが実験的に示されました。 現在物理学者たちの大きな悩みのタネの1つが、非常に小な世界を説明するための量子理論と、星が発する重力など非常に大きな世界を説明する一般相対性理論に、全く互換性がないということです。 しかし新たに行われた研究では量子プロセッサーに通過可能なワームホールの特性を疑似的に組み込むことで、量子力学と相対性理論の結び付けに成功します。 さらに「量子もつれ」の状態にある量子をワームホールの端と端に配置することで、量子の情報がワームホールの内部を一瞬で通過する「ワームホールを用いた量子テレポーテーション」つまり「ワームホールテレポー

        「ワームホール」と「量子テレポーテーション」が本質的に同等の現象と判明! - ナゾロジー
      • 直接接続されていないノード間の量子テレポーテーションに世界で初めて成功! - ナゾロジー

        勘違いされがちな量子テレポーテーション技術量子テレポーテーションはあちこちで解説されているため、耳にしたことがある人は多いでしょう。 そうした解説を聞いた際、テレポーテーションといいつつ、瞬時に情報が伝わる技術ではないよ、という説明をされて困惑した人も多いかもしれません。 そのため、まずは量子テレポーテーションという通信方法が何をするものなのか、イメージをきちんと作ってから今回の研究の解説に入りましょう。 量子テレポーテーションという用語は、アインシュタインがボーアを批判する目的で作ったEPR思考実験の中から登場した理論です。 EPR思考実験がどういうものなのか、という点についてはここでは割愛します。 飛ばすなよ、という人は下の記事で解説しているので参照してみてください。 歴史で学ぶ量子力学【改訂版・4(最終章)】「量子力学を理解しているものは、一人もいないと言ってよい」 量子テレポーテー

          直接接続されていないノード間の量子テレポーテーションに世界で初めて成功! - ナゾロジー
        • 量子テレポーテーション、米大学が長距離で初成功 - 日本経済新聞

          盗聴の恐れが全くない安全なインターネットの実用化が見えてきた。米カリフォルニア工科大学などの研究チームが「量子テレポーテーション」という次世代通信につながる技術で長距離の転送実験に成功した。高速で安全な通信網は国の安全保障や産業育成の基盤となり、世界各国の開発競争が激しくなっている。遠くにいる相手との情報のやり取りは、いつの時代でも重要な関心事だ。江戸時代には飛脚が手紙を運び、現在はメールやS

            量子テレポーテーション、米大学が長距離で初成功 - 日本経済新聞
          • 史上初となるコンピューターチップ間での量子テレポーテーションに成功 | VAIENCE

              史上初となるコンピューターチップ間での量子テレポーテーションに成功 | VAIENCE
            • 3量子ビットを用いた量子テレポーテーションに成功

              理化学研究所(理研)らによる国際共同研究グループは、3つの電子スピン量子ビットを用いて、「量子テレポーテーション」と呼ばれるアルゴリズムを実行し、入力ビットの状態を出力ビットへ転写することに成功した。大規模な半導体量子コンピュータの開発に弾みをつける。 量子もつれ検出でエラーの主要因も解明 理化学研究所(理研)とシドニー大学、ルール大学ボーフム校による国際共同研究グループは2021年5月、3つの電子スピン量子ビットを用いて、「量子テレポーテーション」と呼ばれるアルゴリズムを実行し、入力ビットの状態を出力ビットへ転写することに成功したと発表した。大規模な半導体量子コンピュータの開発に弾みをつける。 共同研究グループは今回、GaAsとAlGaAsを用いた半導体基板上に金属電極を設け、3重量子ドット配列構造の電子スピン量子ビットデバイスを作製した。ゲート電極に電圧を印加することで量子ドットを形成

                3量子ビットを用いた量子テレポーテーションに成功
              • NASAの研究者らが初めて長距離の「量子テレポーテーション」の転送に成功

                より速く、より安全で、より大容量。NASAのジェット推進研究所やアメリカ・カリフォルニア工科大学をはじめとする研究グループは既存のネットワークを使用することにより、44キロ離れた地点へ量子ビットを転送することに成功したという。 長距離量子テレポーテーションは、不可思議な量子のメカニズムを利用した量子インターネットの扉を開くかもしれない。 量子ビットと量子ネットワーク 既存のコンピューターはオンとオフ(すなわち1と0)で表される「ビット」によって膨大な計算を行っている。 一方、量子粒子には「重ね合わせ」という状態があり、1か0かだけでなく、その両方の状態を表すことができる。これが「量子ビット」という情報単位で、昨今巷を賑わせている量子コンピューターもこれを利用している。 この情報単位をやり取りする「量子ネットワーク」を実現するには、今私たちが日常的に使っているインターネットが動作しているのと

                  NASAの研究者らが初めて長距離の「量子テレポーテーション」の転送に成功
                • 量子テレポーテーションが電子スピンによる量子ビットで実現可能であると実証される

                  量子コンピュータにおける情報伝達手段の1つである量子テレポーテーションが、電子スピンによって構成される量子ビットで実証されたことが、ロチェスター大学とパーデュー大学の研究チームによる研究で報告されています。 Conditional teleportation of quantum-dot spin states | Nature Communications https://www.nature.com/articles/s41467-020-16745-0 Is teleportation possible? Yes, in the quantum world https://phys.org/news/2020-06-teleportation-quantum-world.html 量子テレポーテーションは「テレポーテーション」という名前ですが、粒子が離れた場所に瞬間移動するという技術

                    量子テレポーテーションが電子スピンによる量子ビットで実現可能であると実証される
                  • 「量子テレポーテーション」を44kmもの長距離で達成! 量子インターネット実現に近づく - ナゾロジー

                    量子テレポーテーションの技術が大幅に進歩しました。 12月4日に『PRX Quantum』に掲載された論文によれば、44kmもの距離の間で量子情報をテレポートさせることに成功したとのこと。 量子テレポーテーションの可能な距離が伸びれば、既存のインターネットを量子インターネットへとバージョンアップさせることが可能です。 しかし量子テレポーテーションとは実際のところ、どんな技術なのでしょうか? >参照元はこちら(英文)

                      「量子テレポーテーション」を44kmもの長距離で達成! 量子インターネット実現に近づく - ナゾロジー
                    • Masahiro Hotta on Twitter: "量子テレポーテーションについて、カナダ在住の哲学に興味がある一般の方から質問を受けたことがあります。転送される人体は装置によってバラバラの素粒子に分解され、到着地にあった別な素粒子を使って再構成されるわけですが、そのときに現れる人間は本当に出発した人間と同じ人物なのかという質問。"

                      量子テレポーテーションについて、カナダ在住の哲学に興味がある一般の方から質問を受けたことがあります。転送される人体は装置によってバラバラの素粒子に分解され、到着地にあった別な素粒子を使って再構成されるわけですが、そのときに現れる人間は本当に出発した人間と同じ人物なのかという質問。

                        Masahiro Hotta on Twitter: "量子テレポーテーションについて、カナダ在住の哲学に興味がある一般の方から質問を受けたことがあります。転送される人体は装置によってバラバラの素粒子に分解され、到着地にあった別な素粒子を使って再構成されるわけですが、そのときに現れる人間は本当に出発した人間と同じ人物なのかという質問。"
                      • Qiskitで量子テレポーテーション! - Qiita

                        はじめに IBMのQiskitを使った量子テレポーテーションの実験をしてみたいと思います。 理論的な説明は難しいので、今回は実際に回路を作ってシミュレータで動かすことを目標にします。 「理解するより、まず先にやってみよう」ということですね。 それでは、始めていきましょう。 Qiskitとは IBM社の量子コンピュータである「IBM Q」を実際に動かすことができるPythonのOSSです。 シミュレータ機能も含まれているため、量子プログラミングを実践できます。 IBM Q Experience上で、誰でもすぐに使えます。 Qiskit Community 紹介 Qiskitの学習を行う場合、QiskitのCommunityに参加するとよいです。 https://qiskit.org/ https://github.com/qiskit-community 中でもSlackのコミュニティではさ

                          Qiskitで量子テレポーテーション! - Qiita
                        • 量子テレポーテーションの実現にはさらに技術開発が必要 量子インターネットの仕組みと技術者が取り組むべき研究開発

                          クラウドサービスプロバイダ(IaaS/PaaS/SaaS)、システムインテグレータ、ソリューションベンダーの多くが参加し、クラウド業界の “未来” について知見を深めるイベント、「JAIPA Cloud Conference2021」。ここで株式会社メルカリの永山氏が登壇。ここからは、量子コンピューターと量子インターネットの仕組み、インターネット技術者が取り組むべき研究開発について紹介します。前回はこちらから。 量子コンピューターの仕組み 永山翔太氏:仕組みについて。最初に量子コンピューターについて話します。(スライドを指して)ここに量子コンピューター、3量子ビットあります。3量子ビットあるので、解のパターン候補は8パターンあります。最初は8個全部、1/8の確率が割り振られていますが、なにかしらの操作を行っていくと、問題の解の部分の確率が集まり、「最後、解はなんだろう」と測定してみると、実

                            量子テレポーテーションの実現にはさらに技術開発が必要 量子インターネットの仕組みと技術者が取り組むべき研究開発
                          • NASAの科学者は、27マイルを超える長距離の「量子テレポーテーション」を初めて達成しました - ブログ | 知的好奇心ラウンジ

                            NASAの科学者は、27マイルを超える長距離の「量子テレポーテーション」を初めて達成しました - 光速よりも速くデータを転送する、ハッキングできないネットワークへの道を開きます (図 人工知能 Pixabay) 科学者達は、米国で27マイルの長さのプロトタイプ量子インターネットを構築しました 量子もつれを使用して信号を即座にテレポートすることに成功しました この現象では、コンピュータービットに相当する量子ビットであるキュービットがペアになり、即座に応答します 科学者達は、長距離の「量子テレポーテーション」- キュービット(qubits)ととして知られる量子情報の単位の即時転送 - を初めて実証しました。 キュービットは、27マイルの距離を光速よりも速く転送され、いつの日かコンピューティングに革命を起こす可能性のある、量子インターネット・サービスの基礎を築きました。 量子通信システムは、通常

                              NASAの科学者は、27マイルを超える長距離の「量子テレポーテーション」を初めて達成しました - ブログ | 知的好奇心ラウンジ
                            • 量子テレポーテーションは、送信者から見たらモノの本当の瞬間移動である|Masahiro Hotta

                              この『入門現代の量子力学』(講談社サイエンティフィク)では、量子力学はなんらかの実在論ではなく、情報理論つまり認識論的な理論であるということを強調をいたしました。物理量の確率分布の集合に収納された量子情報を扱う理論であるという意味です。これは実に意味深長な内容を含んでいます。 物理学とは、「物(モノ)」の「理(コトワリ)」の学問ですが、情報理論としての量子力学では、この「モノ」も観測者にとって情報に過ぎないのです。例えば様々な個性をもつ猫や人間や、ブラックホールに落ちるコーヒーカップも素粒子の集まりですが、それらを構成しているその1つ1つの素粒子自体には個性が全くなく、どこでどのように作られたのかという記憶も各粒子は持ち合わせません。「モノ」を区別できるその個性や特徴は、素粒子の集合の量子状態に収められている量子情報が生成をしているのです。その意味で個性を持った「モノ」の正体は、量子情報と

                                量子テレポーテーションは、送信者から見たらモノの本当の瞬間移動である|Masahiro Hotta
                              1